February 16, 2017

#君の名は。 ~今更ですが感想を。でもここまでヒットするなね? #映画

◆お題:君の名は。
◆監督:新海誠
◆声の出演:神木隆之介、上白石萌音

 公開当時に見ていながら感想が書けずにいました。
新海誠の存在を強く意識したのが前作「言の葉の庭」。
これまでこの監督のことをほとんど知らずにいてごめんなさいという気持ちになった。
素晴らしい絵の表現、物語の切なさが心にしみる作品だった。
「秒速5センチメートル」のDVDを買ってその前の作品についても確認をした。
雪の中を彼女に会いに行く主人公、その行動なんとも言えない不安と期待の入り混じった
心の内があの絵から感じ取れるようで好きになった。

なので「君の名は。」は期待した。期待したけど東宝の夏休みのアニメという期待に
どうこたえるのか、心配にもなった。
で、この出来、この結果。
世間はというか世界は新海誠を認識することになった。
でもこの出来は過去の作品からより力を引き出された感じはあるが、
あまりにきらびやかで、物語が派手で、確かに新海誠映画ではあるが・・・、
という印象が残った。
絵の美しさはいままで通りだが、隕石が落ちてくるような派手な展開はちょっとねえ。
体、心の入れ替わりも何度も起きていたらそれぞれで疑問に思うことや
それに対する対策が出てきてしかりだと思うが。
ファンタジックで切なさが漂うのはよくわかる。でもラストはもっとしっとりと見せてほし
かったなあ。
音楽がいいといわれるが、あまり気持ちよく聞こえなかったし、物語に合わせている
歌詞というのも心に響かなった。

だからなぜこんなにヒットしたのかわからない。
初日の映画館は中学高校生レベルが見に来ていたのでそこまでの作品と
思っていたのに。SNSの力とはいえ・・・、まあ認めないといけないのかなあ。

再見しようとは思っているが劇場に足を運んでいない。
いつでも見れる気がするし、あのお話にもう一度お金を払う価値あるかなと考えてしまう。

さて今年は同時期に「打ち上げ花火 下から見るか? 横から見るか?」が公開される。
スタッフは違うが東宝としては夏のアニメ、ジブリの後継者探し、そして2番煎じを狙った
のは明確でこれがどうなるかなあ。
総監督は新房昭之が東宝に毒されないようにと期待したい。





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February 07, 2017

#この世界の片隅に ~大ヒットおめでとう!どこまで続く快進撃?めざせアカデミー賞

◆お題:この世界の片隅に
◆監督:片渕須直
◆声の出演:のん

「おらを見つけてくれてありがとう」この一言につきる。
昨年の公開当時に見ているが、あれよあれよいう間に評価がたかまり
劇場数が拡大して大ヒットとなった。
前評判がいいのは知っていたがまさかここまでとは思っていなかった。
それで、キネマ旬報のベスト10で1位。
信じられない快挙です。

映画を見るとずずさんの声を担当したのんの功績が大きい。
なのにあまり取り上げられない。
これは元事務所の圧力でNHK以外は彼女露出ができなくなって
いるらしい。
しかしながらそんなことは関係なくヒットしているのはうれしい
限りです。

でもこの映画私はものすごく怖く、ひどく悲しい印象を持っており
2回目の鑑賞はしていない。
広島の話だから原爆を描くことは避けられないのだけれど、原爆の
怖さより、自分の身近にある爆弾のほうが怖い。あの時限式の爆弾
って初めて知ったけど、あれほど卑劣で恐ろしいものはない。
そして最後にやはり原爆のシーンが描かれるが、その中を生き残った
少女を引き取り一緒に住むことになり幸せな日々が戻ってきたかのように
見えるが、この後原爆症で苦しめられるであろうことは予想がつく。
そこまで描かれないがその怖さを感じた。

中盤の幼馴染が戦地へ向かう前にすずに会いにくる。すずの夫は
その幼馴染と一晩過ごすように仕向ける。このあたりの描写、
新藤兼人が映画にしたらもっと人間の描写がねっとり暑苦しい
ものになっただろうな。それをさらりとやってのけているアニメ演出が
うまい。ドキッとさせられるシーンもホンワカ優しい気持ちになれる。
こういったシーンも多く自分の中で反芻される映画となった。
だからもう一度見たい思いもあるが・・・。

とりあえずはどこまでヒットするか見届けたいし、
できれば海外での上映、賞狙いに、そうアカデミー賞なんかに出せないかな。




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January 30, 2017

#ローグ・ワン スター・ウォーズストーリー ~勝手に邦題:独立愚連隊/星屑1号作戦 #映画

◆お題:ローグ・ワン スター・ウォーズストーリー
◆監督:ギャレス・エドワーズ
◆出演:フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、ドニー・イェン

正直に言うと困ってしまった。
これどうなのって。
のりが悪かったのよね。個人的には。
初日に見ました。THXで。音は問題ない。
でもあのオープニングタイトルと音楽が見れないのはさみしい。
と思いながらもギャレスの新しい挑戦だからと言い聞かせてみていた。
今一盛り上がらない展開でクライマックスに突入。最後の戦闘シーンはいいし、
エピソード4の10分前までと呼ばれるダースベイダーの追跡とレイアの逃亡は
興奮した。そしてあのお決まりのエンディング。あれ?今までとは違ったものに
するんじゃなかったの?
涙が流れるほど感動したラストだが、しかし複雑な思いがした。
それで後日IMAX3Dで再見する。
立体感は申し分ないが、フルサイズの画面ではないのが不満。
やはりあのキャラが立っていないストーリーでは弱い。
ただ流されれてラストにたどり着いたようにしか見えない。
コードネームを「ローグワン」を告げるあたりで皆の心が一つになり、
普通なら男泣きできるシーンのはずが・・・・。
で、一人を守るために男たちが次々と死んでいく。ある使命を果たすために
皆が倒れていくのは本当は泣けるところではないか。
でもここまでの道のりで思い入れが今一弱かったのよね。
なので「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」の焼き直しにしか見えなかった。

普通の戦争映画になっていた。
キャラが立っていないし、脱出方法を用意していない作戦なんてありえない。
死を覚悟するのは最後の最後でいい。
これじゃただの特攻で。
悪く言えば行き当たりばったりじゃないか。
知派単学園じゃあるまいし。

そんな印象しか残らなかった。

さてこの映画、ギャレス抜きで4分の1ほど取り直しさせられているらしい。
ディズニーからのクレームでこれではエピソード4につながるには
トーンが違いすぎるとのことで助監督?が再撮をして修正されたという。
もうそのギャレス版デレクターズカットは見れないのだろうか。
めちゃめちゃ気になります。
もしかしたらそのバージョンのほうが面白かったのではないか。
そう思えてならない。

昨年末にキャリーフィッシャーが亡くなった。エピソード8は撮影済で大丈夫だが
エピソード9には重要なところがあったという。
どんな変更が加えられるのか?
もうわからないことだけど気になるなあ。

今年の年末に公開ということでもう一年ない。いい時代になったものです。
タイトルは「ザ・ラスト・ジェダイ」。
「ラストサムライ」みたいなものかな。

まあこのあともスピンオフは続くので死ぬまで楽しませてもらいます。

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January 29, 2017

#ジャック・リーチャーNEVER GO BACK ~また帰ってくるのかな? #映画

◆お題:ジャック・リーチャーNEVER GO BACK
◆監督:エドワード・ズウィック
◆出演:トム・クルーズ

前作「アウトロー」の続編とい売り方をしていないのが不思議だったのだが
全く独立した作りになっており前作を見ていなくてもOK。
退役軍人の探偵ジャック・リーチャーが軍の中にある不正を暴いていくという、
限定的な世界観、条件の中で展開する物語が結構面白く見ることができた。
依頼人が軍の内部の不正に巻き込まれて拘束されたのを救い出し
真相に迫るというもの。今回は娘かもしれない少女も絡み、孤独な身のはずの
ジャックが父親らしい体験もすることになる。
肉体アクションではあるがスーパーマン的なものではないところがいい。
あくまでもリアルな動きで戦うのがいいのだ。
でも、トム君の顔太ってきたのではないか?もう年齢的にはきついでしょ。
そのマスク大丈夫?時々小林稔侍に見える時があったんだけど。

でもこの後のトム君の新作は「ザ・マミー」。ミイラ男のお話であの「ハムナプトラ」とは
別ものだけどまだまだアクションやってます。今年中には見れるはず。

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January 26, 2017

#聖(さとし)の青春 ~棋士の世界は過酷やね。 #映画

◆お題:聖(さとし)の青春
◆監督:森義隆
◆出演:松山ケンイチ、東出昌大、染谷翔太

「三月のライオン」の二海堂君のモデルになった実在の棋士、
村山聖の短い生涯の物語。
松山ケンイチが本人に合わせて体重をコントロールして増やし
演技に挑む。それに対してライバル羽生名人を東出昌大がまたそっくりな
演技で対決。これが面白い。
あまり棋士世界の説明がなくあくまで一人の青年の生きざまを描いている。
体が弱かったことがきっかけで入院中に将棋を知り、その世界に身を置く
ようになるが、そののめりこみがさらに体を蝕んでいく。
膀胱がんで手術をした後に排尿のための袋(ストマー)を腹部につけている
シーンがある。小腸を利用して排尿できるようにするらしく、真っ赤な腸の
一部が見えていた。人口肛門と同じ仕組み。あのつらい状況を知っているもの
としてはそこから復活して対戦するのだから相当な精神力があったと思った。
孤独で過酷な戦いをひしひしと感じる。

将棋の世界を描いたマンガのアニメ化→実写映画化の「3月のライオン」が
2部作で今年の春に公開される。アニメ版はまずまずの出来で毎週楽しみに
しているが、果たして実写版はどうなんだろう。

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#続深夜食堂 ~ #深夜食堂 #映画

◆お題:続深夜食堂
◆監督:松岡錠司
◆出演:小林薫、佐藤浩市、池松壮亮、キムラ緑子
 
いつの間にか作っていた続編。
あの雰囲気がそもまま。
店の外のセットが広くなった気はしたが
特に大きく物語を変えることはなく世界観を壊していない。
安心してみることができた。
今回も普通の生活の中にドラマがあるのを丁寧に描いている。
そこがいい。
少々コミカルな、よくあるような展開で、奇を衒うようなことが無い
のがいい。
現代版寅さんに近いものがある。
年に1度作ってくれたらうれしいな。

でも常連客がどんどん増えているなあ。

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December 13, 2016

#湯を沸かすほどの熱い愛 ~奇をてらった話に思えて  #映画

◆お題:湯を沸かすほどの熱い愛
◆監督:中野量太、
◆出演:宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョー

見ている間は面白かったけど、このお話しすべが主人公が死を意識したところから
始まるのがちょっと気になった。死が迫っていないとあの行動に出なかったのだろうか。
死を意識しなければ何も解決しなかった、解決しようとしなかったのではないかと
思ってしまった。
映画として物語に発端としては突然の余命宣言はありかもしれないが、
あまりにも安易なスタートに思えた。
それでも行方不明の旦那を見つけて、娘のいじめを解決、娘の本当の母親との引き合わせ
失踪旦那のおまけの子どもを引き取り、家族再生を目指す物語は面白い。
途中のバックパッカーとの出会いは意味あったのかと思うが、探偵も含めてキャラが
立っているので主人公の死に皆が立ち会うのがわかる気がした。

しかしあのラストはどうなんだろう。

<ネタバレです>

一部の人は気づかなったようだけど、最後主人公の火葬を自分家のお風呂屋さんでやって
みんなでお風呂に入っているなんて。
それが肝心の描写があいまいなのでわからない。
やるなら骨を拾うところまで見せればよかったのに。
中途半端にするから印象があいまい。
彼らの選択したしたことを見せればよかったのにと思った。

もしくは余命いくばくもないという設定をはずして
みんな湯につかっているラストでもいいんじゃないかな。
主人公が行動にでた理由なんてほんのささいなことでいいと思うのだけれど。





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December 10, 2016

#ミュージアム ~恐怖のカエル男猟奇殺人館 #映画

◆お題:ミュージアム
◆監督: 大友啓史
◆出演:小栗旬、尾野真千子、妻夫木聡

猟奇的な連続殺人、そのもの殺人現場が作品であり、それを展示とみなして
ミュージアムというタイトルがついた。
それぞれの被害者に共通点が無いので無差別殺人かと思ったら
やがてそれが線で結ばれ主人公の身内までに関係してくる。
予備知識なしに見たからか結構この展開が面白かった。
暗い映像でも見づらいことなく、残酷描写であっても直接的な表現は避けており、
物語としての中だるみはあっても面白く最後まで見ることができた。
(ここは三池崇史風にもっとしてもよかったかも)
ホラー的な要素がもう少しあってもいいかなとは思った。
まあラストのアレルギー症状はちょっとイヤーな気分にさせるので、それぐらいか。
(これが黒沢清になるともっとゾッとするのだろう)

小栗旬の手探り感ある演技がなんとも言えず、というもの嫁さん子どもひとりがいる
刑事という雰囲気があまりない。しかも少々汚れた、心に傷のある風な感じがしない。
もっと適任者いると思うが思いつかないなあ。そうすればもう少し面白かったかも。




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December 09, 2016

#NINJA THE MONSTER ~うーん、これで五代ロスを補えたのか? #映画

◆お題:NINJA THE MONSTER
◆監督: 落合賢
◆出演:ディーン・フジオカ、森川葵

江戸時代、天明期、自分の藩を救うために人質として江戸へ向かうお姫様。
その護衛に当たる忍者ひとり。道中で奇怪な怪物に遭。道中一人、また一人と
姫を護衛するものたちが怪物の餌食となっていく。果たして姫は無事に江戸に
つくことができるのか。
多くの人々が死んだこの事件をのちに天明の大飢饉として処理されることになる。

といういかにも面白そうな話。
主演が今を時めくイケメン俳優ディーン・フジオカ。お姫様が「プリンセスメゾン」の
沼ちゃんこと森川葵。 
監督は「太秦ライムライト」の落合賢、脚本が「超高速!参勤交代」の土橋章宏。

松竹が海外マーケケット用に製作したものを日本で公開。公開時に劇場で
見れなかったのが早くもWOWOWに登場した。

で、スゲー つまらない映画。約90分、家でTVの前にいるのが苦痛だった。
水のような実態のないエイリアンがよくわからない。何がどうなのか?
目的もなにもかも。ただそれっぽい動きだけで絵が作られていて演出がない。
もっと見せる映画にしてほしかった。アクションも中途半端。
設定が面白いだけで残念。松竹が京都?で作ったので衣装も役者も半端な
感じはしないのに。
チープでももっとエイリアンの襲撃、バトルシーンを派手に見せてくれた
笑って許せたのに・・・。



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#スター・トレック BEYOND ~私の好きな「スター・トレック」とは似て非なるもの。#映画


◆お題:スター・トレック BEYOND
◆監督:ジャスティン・リン
◆出演:クリス・パイン、ザッカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ

私の好きな「スター・トレック」とは似て非なるもの。
リブートと呼ばれたが実は平行世界の話で、スポックはその懸け橋となり
それは結構いけてると思った。
しかし3作目になるとオリジナルの味わいが銀河のかなたに消え去り
アクションと軽いSFものに成り下がってしまった。
まあ本当のレナード・ニモイも死んでしまったから仕方がない。
オリジナルメンバーの写真を出してきてもやっぱり違うよってイメージが
強調されるばかり。
キャラの描き分けができておらず、アクションが強調されすぎで、
スタトレ本来の視点というかユニークさが感じられないのがいやなのだ。
スタトレはアメリカのフロンティアスピリッツに基づいた冒険SF映画で、
今のアメリカという国かかえる問題を宇宙に置き換えて見せてくれる。
そう思って、そこが好きで見ていたのに。
誰か、今ならまだ修正ができる。救いの手を!

その中でも面白かった点はビジュアル。宇宙戦艦がドックに入ってきて
それが中に住んでいる空間から見ることができるという絵。

また今回の基本は宇宙艦隊が創設されたころのエピソードを利用している点。
ちょっぴりレアな味わいがあったことだけは認めよう。

新シリーズが来年放送予定とか。そこに従来の味わいを、修正を
期待していいのか?


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