July 08, 2009

Happyダーツ

「Happyダーツ」
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○監督:松梨智子
○出演:辺見えみり、佐藤仁美

私の敬愛する松梨監督の最新作「Happyダーツ」をやっとみました。
昨年劇場公開時には変な時間でしか上映されず、涙をのんであきらめました。
やっとDVDで見ることが出来ました。

 まあ、普通の映画でした。

 インディーズの女王と呼ばれている松梨監督のメジャーデビュー作品だったの
ですがまともな路線で勝負していました。

ですがだからといって面白くないわけではありません。
軽~く見ることが出来る1本ということで気に入ってしまいました。

ダーツに対する表現もなかなか面白く描かれており、見た後ちょっとやって
見たくなりますよ。

 時間通りに帰宅する派遣OLの美奈子。特になにか目的もがあるわけでもない、
彼氏もいない彼女がダーツに出会い、恋をするお話。
ダーツにはまった彼女はアマチュアで大会に出るところまで上達するところは
「ロッキー」のようなスポ根作品を思い出すが、実は監督がインディーズ時代に撮った
名作「愛は惜しみなく奪う」のリメイクに見えてしまうからファンの心理は恐ろしい。
まああのようなハチャメチャなお話ではありませんが、何かに打ち込んではまり込んで
極めていく姿は「カレーにかけろ」(これもインディーズ時代の作品)のようなところも
あり松梨監督のテーマなのかもしれません。

結構マンガのような表現もあり、またうまくはずして笑わせる、そうはうまく行かないよ
って展開が素敵です。無責任シリーズのようには行かないのです。

ラスト、前向きな女性になって今度は世界大会を目指そうとするあたりも
冗談のように聞こえるかも知れないが彼女の成長振りが感じられるいい終わり方で
私は夢をもって追い続ける人が好きです。


とことで、「映画監督になる方法」のようなディープでブラックな笑いのある作品
もメジャーでやって欲しいのですがどうでしょうか。次回作に期待しています。

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July 07, 2009

真夏のオリオン

「真夏のオリオン」
―――――――――――――――――――――――――――2009.7.6―◇◆◆
○監督: 篠原哲雄
○出演:玉木宏、北川景子

監修・脚色 が福井晴敏で、こいつがみんな悪い。
こうすれば面白いと思い込んでいるのが判るが全てが空回りで眠いだけの
映画になってしまっている。なんの面白みもない戦争映画を始めてみた。

海軍さんが命をかけているはずなのにみな長髪とは・・・・。それでいいのか。
戦争映画として成り立つのか。

あんな軽い、ゆるい、でも決めるときは決めるというキャラの艦長がいても
いいとは思うがしかし・・・さまにならないよね。

大体、女性が敬礼するシーン、あの時代あれを女の人がやるには相当な意味
重みがあったはずそれを映画が始まっていきなり見せて、その後の二人の関係を
全く描いていない。こういうシーンみたいでしょ的な押し付けが感じられ、
行間をよむことを観客にゆだねているというとんでもない奴だ。
パトレイバーやガメラで「ご無事で」という台詞が出てくる。このシーン女から男へ
の言葉になっているが、戦場へ向かう男の無事を願う気持ちと告白が重なっており
とても重みがありいいシーンになっている。多分これに近いシーンをイメージしている
と思われるが前後の演出が出来ていない、ドラマができていないから陳腐になっているのだ。

監督ももっと作りなおす余地あったと思うよ。

なんか誤解していないか? 福井敏晴ってたいしたことない、ただの無能なオタクだよ。

もうこいつがかかわった映画なんか見たくない。みんな駄目になっていく。

「ローレライ」は許してやってもいいが、それでもたいがい無理あった。
「戦国自衛隊1954」「某国のイージス」と本当にどうしようにもない映画に成り下がっていた。
特に「某国のイージス」なんて最低最悪の観客を馬鹿にしている映画で、金を返してもらっても
許せん映画だった。

こいつがかかわっていればもう見ないことにしようかと思う。


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July 06, 2009

ターミネーター4

「ターミネーター4」
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○監督: マックG
○出演:クリスチャン・ベイル 、サム・ワーシントン

この映画を面白くは見ることが出来ない。
悪い出来ではないと思うけど、ここまで来ると「ターミネーター」ではないと
思います。完全にシリーズから外れているし、テーマがなくなってしまって
いるのが見ていて辛い。話のつじつまをあわそうと作っているだけの作品に
なってしまっている。

 「ターミネーター」の面白さは追いつ追われつするのが基本。現代で未来から
やってきたとてつもなく強いサイボーグが主人公を殺しに来る。現代の武器
では太刀打ちできないのだ。

パート2ではそこへ家族の再生と兵器は使いようによって良くも悪くもなる
というアメリカの銃社会を反映した内容になっており、それなりに深いお話
だった。

それが今回はT-800の開発と人間に近いタイプのターミネーターの登場で
感情が芽生える話になっている。
つじつま合わせの話が妙な方向に言っており面白みがない。
各種のターミネーターがトランスフォーマーぽく、また人間を集めて回る
巨大マシーンは「宇宙戦争」のウォーマシーンの様。凶暴なお魚ロボット
は「ピラニア」のオマージュか?ここまでオリジナリティが無くなってくる
と少々悲しいものがある。

さてターミネーターはどこへ行くのでしょうか? まだまだ監督同じで
続くとの情報アリ。とりあえずはみますが・・・・。


ところで工場内のデザインですが人間がいない、全てが機械が支配している
はずなのに人間が入るスペース、通路のようなものがあるのはおかしいのでは?

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トランスフォーマー リベンジ

「トランスフォーマー リベンジ」
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○監督: マイケル・ベイ
○出演:シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス

落ち着きのない、常に画面が動いている絵を2時間半見せられると疲れて
しまう。こいつは多動児かと思わせる絵の連続。迫力のある画面、インパクトを
持たせるということを全く取り違っている。理解していない。

映画は映像を見せてナンボの世界。まじまじと観客が見てこれは凄い!と感じる
その時間を与えなくてはならない。

最初の「スター・ウォーズ」、エピソード4のオープニング。スターデストロイヤー
が1隻戦艦を捕獲するところから始まるあのシーン。物語もここから始まるが
なんといってもあのシーンのインパクト、特撮の素晴らしさが堪能できる。

「エイリアン2」でもアレだけ激しい動きがある戦闘シーンがあるが、それは兵士の
混乱の様子を伝える演技、演出でラストの戦いは各者の動き、配置、役割が理解できる
絵作りがちゃんと出来ていた。

いつもいう「緊張と緩和」がちゃんと組まれることにより感動へ導かれるのだ。

「トランスフォーマー」にはそれがない。単なるヒステリックな絵のオンパレードな
だけである。

普通に会話しているシーンですらカメラが動き続けているし、戦闘シーンともなれば
敵味方の区別がつかない戦い方をするから最後にボスをやっつけたのか判らなかった。

あとロボットものとして不満は今回2箇所重要な合体シーンが出てくるのだがそれが
なんともかっこよくない。
オプティマスがステルス戦闘機の先輩と合体、そして飛ぶシーン、日本人としては、
昭和の男の子としては興奮するシーンだが、なんのこっちゃわからんシーンになっている。
はっきり言ってスクラップ同士が団子になっているようにしか見られない。
「マジンガーZ」を見て勉強しなさい。「ゴジラVSメカゴジラ」のメカゴジラ
とガルーダの合体とか、その他飛行ユニットを装着するシーンは映画として見せ場の
はず。あんな絵でOKだすなんて情けない。

同様に敵の巨大なやつ。こいつも合体して大きくなるのだがコレもスクラップの塊で
まったくかっこよくないし、なんか壊れながら動いている感じがして・・・。
よく言えば「ナウシカ」の巨神兵だと思うがそんないいもんじゃない。

歌舞伎の見得を切るというのがありますが、あれがないのです。キャラのかっこよさ
自信のあるところを印象付けるために見得を切るのですが、これがないのです。
ゴジラもウルトラマンも仮面ライダーもその他ヒーローは昔から、そうチャンバラ
時代劇の時代からやってることなのですが、その文化がアメリカにはなく、
またそれに気付いていない。それが非常に残念だ。今からでも遅くないので
マイケル・ベイを下ろして金子修介か田崎竜太、または手塚昌明にでも撮らせたら
もっと面白くなるはず。

箕面までIMAX仕様を体験にいったが、これがまた幻滅。2000円の価値なし。
OS劇場を知るものにとってあれは通常のシネスコと変わりません。確かに映像は
きれいがそれだけ、スクリーンの大きさは感じられない。品川で「チャーリーと
チョコレート工場」を見たときのラージフォーマットのほうがよかった。
なんか騙された感じがします。大阪ならサントリーIMAXシアターなら品川の大きさが
出ると思うのですが・・・。サントリーは以前「ハリーポッター」「マトリックス」を
上映した実績があるので是非お願いしたい。

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June 30, 2009

つみきのいえ

「つみきのいえ」
―――――――――――――――――――――――――――2009.6.29―◇◆◆
○監督・アニメーション : 加藤久仁生

 本年のアカデミー賞の短編アニメーション受賞作品の「つみきのいえ」を
やっと見ました。

東京では「おくりびと」と同時上映されていたようですが、地方ではDVD
を待つしかなく、レンタルされていたのを見つけてみました。

多くを語らないこのアニメが評価されたことは本当にうれしく思います。
他のアカデミー賞受賞は全く期待の出来ない、信頼できない選定で幻滅
することが多いのですが、しかし、ここにアカデミーの良心を見たと思いました。

水没した町。つみきのように積み上げた家に住む老人が過去を振り返る
お話です。だんだん若い頃の思い出へさかのぼっていく様は死を前にした
人生の振り返りのように見えるのですが、そうではなく忘れていたものを
思い出し判でついたような暮らしからまた一歩踏み出したようなラストシーンが
素敵でした。

この作品は見る価値があります。

ジャパニメーションはキャラクターで世界を席巻してこんなものと思われている
ところがあります。
でも本当のアニメーションはキャラだけではない。世界のアニメを見たときに
そのレベルの高さと、イマジネーションの豊かさに驚かされます。

フレデリック・バック、ユーリー・ノルシュテインがいい例です。

あれもアニメの世界であり力なのです。

今回の受賞はその方向でも認められたということ。

以前の「頭山」は残念でしたが、こんどはほんとよかったと思いました。

さて、DVDの本編版はフランス語タイトル版でナレーションなしで
コレが一番いいのですが、日本語ナレーション版もあります。語りは長澤まさみで
一瞬迷いましたが見ました。しかしこれはこれで台詞が邪魔しないいい感じで
仕上がっていました。

とにかくオススメの短編アニメです。

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