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January 23, 2005

ベルヴィル・ランデブー

フレンチアニメの傑作、「ベルヴィル・ランデブー」はもしかすると手塚治虫に
捧げられた映画ではなかったか? 映画を見終えてそんな印象が残った。
 
 お話は、おばあちゃんと孫の二人暮らし。どうやらこの孫(男の子なのだが)の
両親は死んだらしい。彼を元気付ける為に必死になるおばあちゃん。
ある日彼が自転車に興味を持っていることを知り、自転車を与える。
そして時が経ち、彼はおばあちゃんの特訓のおかげでツール・ド・フランスに
出るまでに育つ。しかし競技中、彼はマフィアに誘拐され、おばあちゃんの大追跡が
始まる。海を越え、ベルヴィルと言う町(アメリカ?)まで
追っかけてきたおばあちゃん。おばあちゃん三人の姉妹に出会い、彼を救出に向かう。

 まず映像が素晴らしい! 超デフォルメされたキャラクター、細部にこだわった背景、
メカ、どれも奇妙に見えるが、これぞアニメと行った表現。
 フランス人にとってのアメリカは太った人間と摩天楼とハンバーガーらしい。
 スーパーおばあちゃんは「ハウルの動く城」のソフィよりも凄い!この行動力には
まいった!
 で、マフィアのボスが手塚治虫にそっくり、そういえば、摩天楼は「メトロポリス」
ではなかったか。三姉妹の若い頃はベティちゃんに似てると思ったが、もしかすると
スカンク草井のほうが近かった。
 少なからず影響は受けていると言える。
 このおはなし、おばあちゃんの孫への思い、愛情を描いたものとして見ていたが、
ラストの孫の「終わったよ、おばあちゃん」という台詞から、孫のおばあちゃんの記憶、
想いでだった事が分かる。
 つまりは、世代交代のお話だったのだ。それは手塚治虫への敬意を表し、自分の
持てる力を表現し、「終わったよ」はだから自分たちが受けついだよという意味が
込められている気がした。
 日本のアニメが全世界を席巻しているといわれるが、このような作品は今の日本からは
生まれない気がするのが何とも残念。


http://www.klockworx.com/belleville/


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