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September 26, 2005

乱れる

BS2では他にも放送していたが、とりあえず見ることが出来るものから
続けてみた。得意でないといいつつも何かつかめるかと思い再びの挑戦です。

今回も見た3本の中で「乱れる」が一番面白かった。今ならピンク映画のタイトル
のようだが、公開当時はこれでOKだったのだろう。
嫁に来て戦争未亡人になりそのまま家業の酒屋を切り盛りする礼子。義理の弟幸司は
大学を出ても家業をつごうとはしない。近くにスーパーマーケットが出来、酒屋を続ける
ことが難しくなってきたときに、酒屋をスーパーに代える話が持ち上がり、礼子の立場が
孤立するようになる。そのとき義理の弟は礼子に思いを打ち明ける。
 どうです、なんか少々Hな感じのするお話でしょ。でもそこは文芸映画、とても
落ち着いたメロドラマで見せてくれます。
 礼子はずっと子どものころから面倒を見てきた義理の弟だが、告白されると少々心が
動いてしまう。他に姑、小姑がわずらわしく感じていて家を出る決心をするのだが、
義理の弟がついてきてしまう。
 このあたりが微妙、長い長い列車での旅の途中で二人は温泉宿へと下車してしまう。
そこで二人は結ばれるのか・・・・と思ったらそうは問屋がおろさない。
 やはり心の底で越えられないものがあるのだ。義理の弟は宿を出て居酒屋で深酔いを
してしまい、崖から転落死する。朝、その連絡を受けた礼子は運ばれる義理の弟を
追いかけるが途中でやめてしまう。去ってゆく、運ばれていく弟の遺体。そのときの
彼女の表情! ここは見てください。私は唖然とした。そして悩んだ。だが、それは
彼女のやっと一人になれたという幸福感が出ていたように思えた。
 説明しないで終わる。その表情だけである。これが映画の演出だよね、と思った。

前回はのりが悪かったから、あんな書き方になったが、今回は面白かった。
正直、あのラストを見るまではそれほどでもなかったが、あの高峰秀子の表情は本当に
いいです。

乱れる
乱れる


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