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March 01, 2006

最終兵器彼女

東映アニメショーンのロゴマークが出て、ああそうかと思った。
「デビルマン」と同じだ。
東映にはこの映画をヒットさせる力が無いのだ。映画の出来はそこそこ。
決していい出来ではないが、ココまでひどいことにはならないはず。

ターゲットであるはずの中学高校生、大学生も含めれば試験の季節にこんな
映画を上映しても来るはず無い。でもきっと春休みやGWを押さえることが
出来ないのだ。冬休みも「男たちの大和」に全力投球しているから。
そういう点では不幸な映画だ。

この映画は東京ファンタでも上映された。しかしいいうわさが聞こえて
こなかったのも納得。 だから余計に不幸な結果に終わったといえよう。

でも私は好きです。この映画というより「最終兵器彼女」、略して「サイカノ」は
高校時代を思い出させてくれる、なんともいとおしくなるお話です。

テレビシリーズではじめって知って、映画を見て、今原作を読んでいます。
このルートは通常とは少し違っているとは思いますが、仕方ありません。
こういう「サイカノ」とはそういう接し方をしてきたのですから。

 ちせとシュウは付き合い始めたばかりの高校生。ある日札幌が何者かに
空襲される。現場に居合わせたシュウ。そこには兵器となったちせがいた。
ちせは日本の国土防衛の最終兵器として開発、改造されていた。それでも
ふたりは普通の高校生のように付き合おうとする。

 どうですいいお話でしょ。   どこがやねん! と言われそうですが
原作かテレビシリーズを見てもらえばわかります。あのなんともかわいらしい
ちせの少々間のぬけたところと二人の付き合い方。後半シュウはかなりHな
ことを求めるようになっていきますが、若い二人にとっては仕方のない
ことでしょう。

それと最終兵器であることの妙なアンバランスさ、そして最後にはちせの意識までも
無くなっていくところはすごいです。

映画の失敗はそこが描けていなかったこと。若い二人の付き合っていこうと
すること。恋をしていく姿。その葛藤みたいなもの。普通に自分の彼女が兵器
だったらいやだなって気持ちがもっと出ていてもいい。

それと戦闘シーンがもっと残酷にかつ美しく描けていたらよかった。
こんな少女がこんな残酷なことをするというのが。

CGで描く戦争のシーンはかなりがんばっているが、細かいカットが積み重ね
られてい無いので少々不満がのこる。かっこいいちせの戦闘シーンが
見ることが出来れば、場合によっては怒り狂うシーンもあってよかった。
そのメリハリが出ていればと思った。

札幌空襲シーンはつかみとしてはまあOKだが、そのシーンまで時間がかかるし
煙のなかから現れたちせを笑っていいのかどうか困ってしまった。
戦闘フォームが似合っていないのよね。役者がわるかった?と言ってしまえば
そこまで。でももっとやりようがあったと思う。だから惜しい。

コトブキヤ 「最終兵器彼女」 1/8 ちせ (PVC完成品)
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メイキング・オブ『最終兵器彼女』
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