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April 2006

April 30, 2006

クラッシュ

アカデミー賞を獲る前に見ていました。たまたま時間が会ってみた映画だった
のですが、非常に得した気分で映画館を出ることが出来ました。

 すごく素敵な映画です。しかしすごく悲しい映画でもあり、これがアメリカの
現実なんだと感じました。

 かなり多くの人種が一緒に暮らして言葉が通じない場合もあり、小さなすれ違い
が差別を生んでいる。差別するつもりがなくても肌の色が違っているだけで
偏見をもってしまって、誰もを疑いながら毎日暮らしている。そんななかで
些細な事件が積み重なっていくお話をかなり緻密に丁寧に作られている。

 こういった群像劇って誰が誰か見落とすとついていけなくなってしまう
ことがあるのだが、多種の人種が出てきて、かなりわかりやすいつくりに
なっている。

 監督・脚本のポール・ハギスはテレビの人で私のお気に入りのテレビドラマ
「騎馬警官」をやっていた。だから各エピソードがテレビの短編を組み合わせた
「ER」のような現像劇テレビドラマをギュっと圧縮したような味わいを感じた
のも無理は無いのだ。

 よく9.11以降のアメリカの姿が描かれているというようなことを聞く。
この作品のように隣人が信用できないような社会、それはいまアメリカだけの
話ではない。この日本もどこかそういった風な社会になってきていように
感じた。

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April 27, 2006

第三番惑星の奇跡もうひとつのエンディング

ウルトラマンマックス第三番惑星の奇跡もうひとつのエンディング
DVDだけの特別編集版ですが・・・・・・すごいことになっています。
詳しくはいえません見てください。オリジナル版をみてから
特別編集版を見てください。

ほんとうに言葉をなくします。
どうしてくれくれるんだ!!
この気持ち!!!
思わず叫びたくなるエンディングです。

三池監督やってくれました。
ただでは終わらないと思っていましたが
やっぱりただ者ではありません。

子どもには見せないでください。
理解できないでしょうし、ショックが大きいかも知れません。

こっそり夜中に大人だけで見ましょう。
18歳未満は見てはいけません。
だからといって別に血のりが多かったり残酷シーンが
あるわけではありません。ただ、あんなウルトラマンを
描くことが出来るのは世界広しといえども
三池監督だけでしょう。

尊敬します。

●“ウルトラマンマックス 5”DVD(2006/4/26)
●“ウルトラマンマックス 5”DVD(2006/4/26)

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April 23, 2006

ブローバック・マウンテン


 アカデミー賞作品賞を獲り損ねたことで有名になった作品としてみなの記憶に
残りそうですね。「クラッシュ」が受賞したときにはうれしい半分、どうして
やっぱ同性愛ってだめかと思ったのですが、作品を見てだめな理由わかりました。
ダメです。この映画、こんな映画、アカデミー受賞しては。

 何がダメか、露骨過ぎます。カウボーイ二人が最初体を許しあうシーンが
唐突に出てきます。こんなの見たくないです。

 もっと精神的なお話かと思っていたのですが、そうではありませんでした。
「冒険者たち」のような、「ベニスに死す」のようなそんな世界でとめておいて
ほしいのです。

 過去に同性愛の映画を見ていますが、こんな表に出てきた作品はありません。
出てくるなとは言いません、そういう世界があるのは認めるが、しかしここまで
こんな明るいところに出てきてほしくない。

 風絵がよかったり、その後の二人の生活がだんだん壊れていく姿、そして
ラストの愛情の深さを表すシャツのシーンなど、いいところも多いのですが、
唐突な二人の愛の始まりは理解が出来ず、これがなければ話が進まないかのように
いきなりでその露骨さが私には受け入れることが出来ませんでした。


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April 17, 2006

クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!

こどもの映画続きますがお許しを。だって大人の映画が面白くないなんだもの
(とはえいえ後日お伝えしますが)。

今回のしんちゃんはわが息子と見に行ったが途中で帰ると言い出した。
まあ怖いシーンは前から苦手だったが、今回のしんちゃん確かにそれわかる
気がした。そしてなんとも面白みに欠ける展開、テーマ性のなさがなんとも
見て面白かったといえないところが非常に不満。

 都市伝説、春日部の人たちが入れ替わっているかも知れないという。
先生、親、友達の様子がおかしい。そこには巨大な陰謀があり・・・。
 
 子ども本気で怖がらせてどないすんねん。ラストのアクションシーンの
空虚なこと。サンバと春日部音頭対決などは無理がありすぎて理解不能。

 クレヨンしんちゃんだから少々お下品なのは許すからファミリーで
見ることを考えて映画ならではのくさいぐらいのテーマを訴える映画に
してほしい。
 名作といわれた「おとな帝国」「戦国大合戦」などはそう簡単に出てこない
のはわかっているが、それ以外の作品でも結構いいのがありました。

家族愛、友情、本当に愛と冒険の物語になっていたのに。

前作「3分ポッキリ」「アミーゴ」とも幻滅です。子どもが見に
行きたがらなかったらもう行かないかも。

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April 16, 2006

本日(4月16日)のテレビ欄

テレビ朝日とTBSの番組欄が面白い!

午後9時から「いま、あいに行きます」を放送のTBS
その裏のテレビ朝日はS・セガールの「電撃」を放送。

その番組説明の
サブタイトルが「いま、殴りに行きます!」、最高だぜ!!

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April 14, 2006

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!

大好きなシリーズだが、最初に彼らに出会ったときの衝撃に比べれば
物足りない気がした。

 1994年の国際アニメーションフェスティバル広島大会で上映された
「ザ・ロング・トラウザーズ」を見たときの衝撃は本当に凄かった。
この作品当時は「間違ったズボン」と訳されていたが後に「ペンギンに
気をつけろ」の邦題が与えら得た。
 クレイアニメーションでありながらのあのスピード感、クライマックスの
大列車強盗のシーンは圧巻である。列車に乗りながらの線路を作り狭いはず
の部屋の中のを荒野を走るがごとく駆け巡るシーンは本当に素晴らしい。
 29分の中で緊張と緩和をうまく組み合わせた前半の展開も見事なものだ。
当時まったくの字幕なしで見たがなんの問題も無かった。上映終了後惜しみない
拍手を贈ったのを覚えている。

さて、長編化した今回の作品はアカデミー賞をとるまでに至ったが、
他の作品と比べればまあ順当なところ。
 でも私には物足りないのである。正直この話で1時間以上はつらい。
なぜか、キャラを増やして町の風景や人物を描いていかなければならない
部分が全体に希薄になっている気がした。
 
 今までと同様に古典ホラーのパロディを基本にして、かわいいウサギを
悪者にしているところがユニークで面白い。サンダーバードのパロディも
ファンとしてはうれしい。しかしクライマックスの追いかけっこは今までに
比べるとスケールが小さい気がした。

大ヒットしたから次があるかも知れないが、出来れば今までとおりに
30分程度の濃い内容の短編を見せてくれるほうがいいと思った。
そのほうがウォレスとグルミットの世界観に合っている。


Img1


ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!

8月11日DVD発売!








WALLACE & GROMIT/ BEAN PLUSH: WERERABBIT
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マクファーレンウォレスとグルミット野菜畑で大ピンチ!プラッシュドール ハッチ
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WALLACE & GROMIT/ BEAN PLUSH: 5種セット
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05 サイドブレーキカバーウォレス&グルミット カーアクセサリー
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April 09, 2006

ウルトラマンメビウス

4月8日放送開始のウルトラマンメビウス。
ウルトラの父のいきなりの登場、
地球人と合体するのではなく、
地球人の姿にかえて潜入、
なぞの女性?
GUYSの壊滅とそのNEWメンバーの登場。
メビウスだけがルーキーではなく
GUYSのメンバーすべてがルーキーであること。
そして戦い方で人間に怒られるウルトラマンも
珍しい。
ウルトラ五つの誓い
一つ、腹ペコのまま学校に行かぬ事。
一つ、天気のいい日に布団を干す事。
一つ、道を歩く時には車に気を付ける事。
一つ、他人の力を頼りにしない事。
一つ、土の上を裸足で走り回って遊ぶ事。
もなつかしい。
これはもしかして「帰ってきたウルトラマン」の
世界と地続きなのではないでしょうか?

ちょっと期待できます。

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April 05, 2006

ウルトラマンマックス 最終回

「ウルトラマンマックス」とうとう最終回。終わっちゃいました。
全39話というのは少ないのですが、ココまで濃い内容のウルトラシリーズは無かった
のではないでしょうか。
といっても少々懐古趣味に走りすぎたかも知れませんが
まあいいでしょう。土曜日の朝が本当に待ちどおしかったのですから。

最後の総集編の完全生命体イフと少女の対峙は
そこだけのシーンでも泣きそうでした。

ところがです、4月26日に発売されるDVDでは
このイフの登場する「第3番惑星の奇跡」が収録されて
いるのですが、なんと特別編集がなされているとか。
唖然!とする内容、これはテレビでは放送されない、
とのこと。 一体何が起きているのでしょう?
三池監督さすがです。
とっても早くみたいです。

「ウルトラマンマックス」の後にこの4月に登場する円谷作品、
「ウルトラマンメビウス」。ウルトラの父や母も登場となるようで妙な掘り起こしは
しないほうがいいのではと心配。スタッフの情報が不明。

またNHKの
「生物彗星WOO」もスタート。こちらはハイビジョンでしか見られない。
私はまだ見られないのよ。早くBSや地上派で放送して!!!

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ドラえもんのび太の恐竜2006

前作の「~のび太の恐竜」(‘80)もリアルタイムで見にいった。
当時はゴジラが永い眠りについており、リバイバルの「モスラ対ゴジラ」が
併映となっていた。ドラえもんのテレビシリーズはかなり長く放送されていた様に
記憶しているが、映画になったのはこれがはじめてで、折からのアニメブームに
乗っかった様な感じだった。
当時私は高校受験を終えた中学3年、受験後の当日午後から劇場で「地獄の黙示録」を
見に行った記憶があるそういう時代だった。ドラえもんは小学生の弟と見に行った、
映画が始まると「ドラえもん」の歌の大合唱が始まり何とも恥ずかしいが、
けれどもほほえましい姿が見ることが出来たのを覚えている。

さて新作は前作とお話は殆ど変わりない。ひねりも少なく冒険談として上手くまとめ
最後に見せるのび太達の顔の素晴らしいこと。渾身の一作である事はものすごくよく
伝わってくる。

今回は自分の息子と一緒に見に行ったが、彼もいろんな恐竜が見ることが出来て
満足した様子だった。子どもが満足しているのだからそれで良いのだが、やはり気に
なる点はある。

声優の違和感が無くなっていたのは1年もたってこなれたからだと思うが
(実は声優変更の第1話はダメだった、あれは私の知っているドラえもんではない
と思った)、
絵がかなりシーンによって違う。アニメの表現としての線の強調などはわかるが
雑にしか見えないシーンもあった。CGの効果的な多様は許すが、オープニングの
CGは無くなり、クレヨンしんちゃんのオープニングのようなほのぼの感がいいのか
悪いのか。
「ジュラシックパーク」の影響で皆あのタイプの恐竜に書き換えられており、何だかなあ。
ティラノサウルス登場シーンもパクってな。
フタバススキリュウのピー助はかなり可愛らしく描かれており、擬人化されていた。
声優さんは「ピー」だけで感情表現しなくてはならないのが大変だったのでは。
ホロ君(神木隆之介)がばったね。  

原作ののび太の恐竜を読みたくなって本屋へ出かけた。展開は同じだが恐竜を白亜紀に
帰すところで終わっている。映画であれば起承転結の「起」の部分だけ。
後は「サウンド・オブ・サンダー」のような恐竜ハンターが出てきたり、タイム
パトロールを出したりと「子鹿物語」や「E.T.」のお話になるようにどんどん付け足した
ようだ。藤子・F・不二雄の他の作品からもかなりのSFファンらしいから、結構
ブラッド・ベリの作品からぱくったのかも。しかし、「サウンド・オブ・サンダー」の
状況を見るとドラえもんたちが白亜紀でやったことはかなり未来に悪影響をあたえる
と思うのだが・・・・。

のび太の設定は昭和39年8月7日生まれと私と1ヵ月程の年齢差、つまり同い年で
今年42歳。本当に育ってきた年代が一致するのだが、いつの間にか彼を置いてきぼりに
して自分はココまで年を取ってしまった。
42歳の彼を創造することは出来ないが、ウチの息子もまた彼を追い抜く時が来る
かと思うと感慨深いものがある。のび太はそういう永遠の少年の夢を託せる対象だ。

ドラえもん映画は余り積極的に見に行かなかったが、ある日「ペンタの空」と2本立てで
「ドラビアンナイト」を見たときにそのSF的設定に心引かれ、感心した。
そして「のび太と雲の王国」で抑止力としての兵器をポケットから出し、
悪者とより強力な兵器の出し合いをするようになるドラえもんの姿がスクリーンに
映し出され最後はその力で身を滅ぼすことになることを訴え、ドラえもんは自分の
身を投げ出して戦いをとめるというストーリーに腰を抜かす程驚いた。
そのストーリーのレベルの高さが素晴らしかった。
しかし、これは子ども達に受けたとは言えずその後ドル箱とは言われながら低迷する。
そしてリニューアルに至った。1年休んで出した答えが「のび太の恐竜」とは
最初は少々情けない気はしたが、完成した作品を見て納得した。しかし今後は
安易なリメイクは避けてほしいと思う。

「おとなのための真夜中のドラえもんまつり」(確かこんなタイトル、正確ではない)
と題したオールナイト上映も催された。
大人が夜中にドラえもん映画をまとめ見るという妙な企画。声優さん達が舞台挨拶に
来られたが、参加した本人がいうのも何だが、ちょっと異様な雰囲気だった。

そんな楽しい思い出が多いドラえもん作品、これからも永遠に続くのだろうな。

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