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August 25, 2006

ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭の思い出

「ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭(途中から「冒険」が抜けますが)」
来年は中止というのが発表されました。
 いつかは来ると思っていましたが、本当にこの日が来るとは・・・・・。
兄貴分の「東京国際ファンタスティック映画祭」と同時にいうWパンチで
ほんと寂しいです。
 実は「いずみさのドリーム映画祭」とう大阪でのファンタ系映画祭もあったのですが
続かなかった。そこではゆうばりが手本となっていたのですが、手本自身がやばい
状況を知っていたのでなくなったときは、やっぱりと思っていたのですが・・・。
 ゆうばりの人たちに言わせると、映画祭で人口と同じ数の人がやってくると
そこで商売が潤うという状況だったらしい。だからやめることが出来ない。
でも、高齢化がすすんでいる状況でかなり厳しいというのは街に行ってみれば
わかる。スキー場も空いていて結構穴場だったりするが、札幌からバスで2時間という
距離はそれほど多くの人を集めなかったようだ。立派なホテルがあり雪質もいいらしい
のだが・・・・一度もスキーをしなかったし、詳しくないので。

 さてそのゆうばり映画祭に数年通った思い出を語っていきますので
 よろしくお付き合いください。

92年参加時に鑑賞した作品
ネバダミステリー 静けさは危険な香り
ザ・アップルゲイツ
ミュンジャ・明子・ソーニャ
チャイニーズゴーストストーリー3
ゴジラVS水戸黄門
かっぱ
ラッキーストライクの冒険
トーキョー・リュミエール
くそとり天女
Bubble
ダイヤモンドの月
CR製薬株式会社
椰子
はるか、ノスタルジィー
フォー・ザ・ボーイズ
鉄男IIBODY HAMMER
(作品タイトルは上映時のもの、公開時には変更になっている可能性があります)


 当時札幌にいる弟に手配してもらい初めて参加。雰囲気がよくわからないままに
映画を見ていました。大林監督の「はるかノシタルジィー」がみたくて行きました。
石田ひかりのサインもらいました。 「映画雑談」という個人誌を発刊するきっかけ
となり、以降映画についての雑談の原稿を50号発行しました。それがインターネットの
時代にHPへ、メルマガ、ブログへと変化して今日至っています。 それほど自分に
とってこの映画祭への参加は大きな意味がありました。




93年参加時に鑑賞した作品
ブレインデッド
INTO THE WEST
タイムトラックス
レザボア・ドッグス
クロオビキッズ
シティハンター
WINDS OF GOD
僕らはみんな生きている
フールズファイア
フォートレス未来要塞からの脱出
クローゼットランド
トイズ
小鳥たちのいない楽園
力士
ワンダホーモーニング
きゅりにラブレター
吉貝博士の冒険
僕が僕であるために
トラッシュ
男たち
わたしのあしながおじさん
夢の電波

(作品タイトルは上映時のもの、公開時には変更になっている可能性があります)

 今は「ロードオブザリング」や「キングコング」で有名なピーター・ジャクソン
監督を「ブレインデッド」で最初に評価したのがこのときです。
タランティーノが「レザボア・ドッグス」で来日、ゆうばりを満喫、
私は一緒に映画をみてサインをもらいました。
「キル・ビル」のゴーゴー夕張の原点です。タランティーノが
蕎麦屋でてんぷらを注文しているのを見ました。

94年
デモリションマン
ネクロノミカン
カルネ
コーンヘッズ
エル・マリアッチ
ボディスナッチャーズ
トカレフ
バッドルーテナント刑事とドラッグとキリスト
危険な友情マックス&ジュレミー
青空に一番近い場所
キリングゾーイ
トラウマ
千年のアリラン(公開時「風の丘を越えて~西便制」)
愛が微笑む時
ぼくのスカイライン

 ゆうばり映画祭の応援団「ゆうばりファンタランド」に参加、なんとメロンを
もらってファンタランド国王に就任、開催全期間中滞在しました。
 私が設立(提案)したゆうばりファンタランド国王賞は「トラウマ」、
これは私が独断で決めたものです。長いものトロフィが贈られました。
この映画の原作本の帯には「ファンタランド国王賞受賞」の文字が入っています。
トロフィーはダリオ・アルジェント監督のもとへ届けられたと聞いています。
 「デモリションマン」は一般公開後オープニング上映という珍事が発生!
アメリカ版オリジナルは映画祭だけと言ってたがどこが違うのかわからなかった。
 後に大きく化ける「エル・マリアッチ」が登場しています。
 勝新太郎、デニス・ホッパーの危ない抱擁が見れるというとんでもない映画祭
でした。


95年
ガメラ大怪獣空中決戦
ゴッドギャンブラー完結編
パリ空港の人々
エコエコアザラク
クミホ
嵐の季節
北斗の拳
 
仕事の都合で滞在が短かった。2年目の国王として「ガメラ大怪獣空中決戦」を
国王賞に。コレが「ガメラ」の公式記録となっています。といってもいまではどうか
わかりませんが、ガメラが紹介されるプレスシートに載っていることがあるのです。
 また、素人・一般人の私がホテルのロビーで歓談されている映画人(高嶋政宏さん
佐藤嗣麻子さん、高橋玄さん、葛井克亮さん、小松沢陽一プロデユーサー他)
の方々に混ぜていただき朝の4時までいろんなお話を聞かせていただいたのは
貴重な体験でした。
この人たち、次の朝10時の「プロジェクトS」の上映には来てるのだから
タフです。そういや、ミシェール・キングがゲスト来ていました。当時からきれいな
お姉さんでした。藤谷文子さんにサインもらいました。
そういやこのとき小松沢プロデューサーに飲み代おごってもらいました。
この年の1月17日に阪神大震災があり、その1ヶ月の映画祭。チャリティコン
サートなどもありました。

96年参加時に鑑賞した作品
男たちの書いた絵
アキュムレータ1
トキワ荘の青春
西遊記I
西遊記II
クリーン・シェーブン
オルガン
おとぼけオーギュスタン
トイ・ストーリー
シークレットワルツ
愛は惜しみなく奪う

 松梨監督にお会いしました。「愛は惜しみなく奪う」は仲間内でも大評判の映画
となりました。そのことを伝えると後日ビデオを送っていただきました。
松梨監督主演の代表作「きままちゃんはあんたたちじゃないからのぼるのぼる」
(監督は金井康史)が納められているそのビデオは今でも私の宝物です。
 また、「オルガン」のパフォーマンス付き上映、幻のTVドラマ「警視K」の
特別上映もあり、川谷拓三さんの息子、仁科貴さんのお父さんへの思い出話を
聞かせていただきました。


97年参加時に鑑賞した作品
マイケル
スクリーム
CLOSENG TIME
キラータン
ミラクルマスクマン
マーズアタック
破壊王
 
私の映画仲間が作った映画「ラブレターと拳銃」を上映したいと申し出ると
非公式上映ということで「みんなの家」での1回限りの上映が決まり、
監督を連れてゆうばりへ。上映会はまあまあ、見てくれた数人の人たちに感謝!
 「スクリーム」の監督ウェス・クレイブンと雪合戦をしました。この映画が
面白いのは皆さんご存知のこと。ゆうばりでの上映会ではかなりの盛り上がりようで
こんな雰囲気が楽しめるのはココだけです。

99年参加時に鑑賞した作品
バグズライフ
バレットバレエ
ザ・ソウル・ガーディアンズ
ペルディータ
チャイルドプレイ・チャッキーの花嫁
月光の囁き
バリスティックキス
あの夏の日(途中まで)

 コレが自分にとって最後の参加になるとは思っていませんでした。
98年は仕事の都合で不参加で一年あけて参加した99年。
塩田監督の「月光の囁き」の素晴らしいこと。ゆうばりで見なければ塩田監督の
ことを知らなかったかも。谷崎の世界です。こんな悪魔的なおはなしがこんなに
素敵に見ることが出来るとは。最近作の「カナリア」もオススメです。
 「チャイルドプレイ~」のバカバカしさも素敵。シリーズどこまで続くのか?
このときチャッキーの帽子をもらいました。

早々に帰ることになり、「あの夏の日~とんでろじいちゃん」の途中で抜けることに。
この映画の続きはこの年の夏、尾道で見ることになりそれはそれでよかったのですが・・・・。
 ちゃんと別れを言っていないお別れのようなきがしていやだな。

 何を思ったか2000年の結婚してしまい、その後はいけなくなった。
お金が無い、時間がないで、友人からパンフを送ってもらったり、
ネットで様子をチェックしていた。しかしあの雰囲気は現地に行かないと味わえない。
 中田市長が亡くなったときにやばいと思っていたが、案の定である。

 映画の帰り、宿泊施設の「黄色いりぼん」へ帰るとき猛吹雪にあい、前が見えなく
なってしまった。都会育ちではあんな経験はできない。かと思えば墨絵のような
美しい雪景色を見ることも出来た。
 
 ストーブパーティもよかったな。沸騰した熱燗、凍った地ビール。長いもすり大会。
クイズ大会のクイズ製作と司会もやらせてもらったし、ファンタランド受賞式の
MCも少しだがやらせてもらったのは貴重な経験でした。

夕張市破綻のニュースはNHKで特集として取り上げられ、朝日新聞でも連載
されている。知れば知るほど根が深く、日本の縮図のように思えてならない。

食堂のおばちゃんが映画を「見てあんな映画よくわからない」といっていても
別のおばちゃんは盆や正月より人が集まるからやめられないという。
 おばちゃん一人でやってた飲み屋が次の年にいくとつぶれていた。

高齢者は増えている。地元の人が楽しまなくては意味がないと、
まずは無声映画、活弁澤登翠さんを呼んできたり、子どもたちに見せるために
ディズニーの新作映画を日本語版で上映したりした。
 地元の祭り、「貫太郎まつり」も期間を合わせて開催され、相乗効果?を
狙っていた。どうしてこんなまつりにドミク・サンダがくるんだ! って。
 

 やはり復活してほしい。いろんな映画祭へ出かけたがやはりゆうばりが
一番居心地がよく思い出が深い。

 なにか復活のお手伝いできないだろうか? 

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