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September 2006

September 28, 2006

ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟

ウルトラシリーズの映画版でいい出来の作品は無い、と思っていました。
時々テレビシリーズにあわせて製作される作品も、まあまあの出来ではありましたが
かってはいませんでした。

 しかし、今回の「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」は傑作です。
今年のベストテンに入るいい出来の映画となりました。

 月面上から地球大気圏でのウルトラ兄弟とU-キラーザウルスとの戦い。
神戸上空での決戦から神戸沖にU-キラーザウルスを沈め、封印することに
なります。それを見守るためにウルトラマンたちは神戸の町に住み着いていました。
そこへ宇宙人連合がやってきてU-キラーザウルスを復活させようとするのですが、
その計画にはまだ裏があったのです。

何がいいって我々の世代のウルトラマンが揃って活躍するのがいい!
私は帰ってきたウルトラマンがリアルタイムで、A、タロウ、とはまってました。
だから、郷と北斗の出演はうれしかった。東光太郎にも出てほしかった。

そのウルトラ兄弟たちが我々の時には見せなかった動きで怪獣と戦う姿には
圧倒される。まあ、ちょっと違う!と思いながらも、今の子どもたちにアピール
するにはコレぐらい必要なのだろう。
そう、子どもたちが飽きないこの映画の作りもうまい!
最初の月面から地球へ移っての戦い。冒頭15分程度だと思うが、つかみOK!
ミライが神戸にやってきて、少年との出会い、ウルトラ戦士との出会いがある。
宇宙人連合を小出しにして、メビウスとの戦いや、回想シーンでの怪獣の登場など
飽きるところが無い。 ニセメビウスとメビウス、次々に出てくる宇宙人、そして
ウルトラ兄弟の復活。しかし、ピンチが!!!! と連続して展開する。そう完全に
ウルトラマンたちの話になっているのだ。 
 過去の作品は人間のドラマがメインで、ラストにウルトラマンが出てきて締める
パターンが普通だった。しかし、今回は違う。ウルトラマンメビスウスという
ルーキーと先輩ヒーローたちの交流、メビウスの成長物語になっており、
そこへ子どもや、犬が絡んで涙を誘う。 
 「ウルトラマンは神ではない、救えない命もある」とはハヤタ=ウルトラマンとして
非常に重みを感じる。
 「最後まであきらめないことが大切」という言葉が子どもに届くことを本当に
願ってしまうのだ。少なくともうちの子には届いていた。映画で言ってたことを
理解していたようだ。

 ウルトラマンたちのお約束、スペシュウム光線をはじめとする、腕や手から
放たれる光線を出すときのフォーム、コレはウルトラマンたちによって違うのだが
それがきっちり再現されていた。 特にAは振りかぶるので、他のウルトラマンたち
よりフリが大きくなるのが目立った。
 同様に、変身シーン。みなアイテムを何か持っているのだが、郷だけが無い!
帰ってきたウルトラマンは手を上げるだけで変身できた。これは他と比べると
ちょっと寂しい。

さて、今回の映画で少々妙に思った点を上げる。
なぜかチームGUYSが活躍しない。コレはウルトラマンの話になっているから
とはいえ、テレビシリーズがあるのでストーリーに絡ませたいところ。
そうしないとおもちゃが売れない。なのに大英断! ほとんど出てこないのだ。
神戸空港がオープンしていない。 何故? 
 ケルビムという怪獣がテレビと同様に登場している。コレがメビウスの第4話で
 少年がトラウマとなってしまう。
 
このあたりから考えて、どうもこの映画公開が遅れたと思われる。
 
公開予定時期は多分ゴールデンウィークだったのではないか?
であればケルビムの登場と神戸空港の開港前ということで時期が合ってくる。
実は昨年末の雑誌「テレビくん」ではウルトラマンの記事に
来年の春に何かが起きる風のコメントがあった。

おもちゃの商戦は年末だから春であれば、兵器やアイテムのおもちゃを積極的に
売るためのストーリー構成は必要ないと判断されて製作できたのではないか。

しかし、何の影響か? ハリポタ、ナルニアの影響? 又は前作でウルトラマンの
信用をなくしていた ために公開がのびて、逆に年末の商戦のスタート時期に
公開となってしまい、急遽映画の始まる前におもちゃのCMが入ることになって
しまったのではないだろうか?

劇中ほとんど登場しないGUYSの戦闘機や秘密アイテムのおもちゃのCMが
映画の始まる前に出てくるのはちょっと変だった。
ふたを開ければこの時期子どもの映画が無かったためか大ヒットとなっている様子。
よかった、よかった。

考えてみればウルトラ兄弟が揃う映画は「ウルトラ6兄弟対怪獣軍団」(タイ映画)
ぐらいで、残念ながら未見! 他に思い当たらない。Aやタロウにはよく兄弟が
出ていた記憶はある。
そう考えるとこの映画、夢の組み合わせ!
子どものころの興奮が思い出されて本当によかった。

困ったな、今年のベストテンは上位に怪獣映画ばかりだ。
「小さき勇者たち ガメラ」「グエムル」「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」

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September 13, 2006

46億年の恋

さっぱりわからなかった。
時々三池崇史監督はこんなことをする。
ある一定の理解者に向けての映像を発信するのだ。
それが、理解できないときは苦痛以外のなにものでもない。
近年の作品で言えば「IZO」がそう。
なんかファンとしては悔しい。周期的にくるこの手の作品にあたると
見たくて仕方がない状態になるが、いざ見ると理解できない苦しみに
陥るのだ。

刑務所で出会った二人の男。まだ少年という年齢の二人はひかれあうのだが
それが悲しい事件に発展する。

ただそれだけの話なのに、時間を超越したような場所、ピラミッドと刑務所と
ロケットと発射台がそばにあるという関係。

宇宙から見た地球が写しだされるかと思えば、砂漠のような大地、
しかしそれは現実の世界とどうも地続きらしい。

その中での少年たちの恋がどうして「46億年の恋」というタイトルで
映画化されたのか不明。

一種の舞台のような演出で刑務所内は表現されるし。

まあ、三池版「カポネ大いに泣く」かな(わかる?)。

いろんな方向に発信する監督ならではの映画である。
好きな監督だけに、その意味するところが理解できないのはつらいな。

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September 12, 2006

グエムル 漢江(ハンガン)の怪物

傑作です。
 素晴らしい。
 映画を見ている間ここまで幸福感を味わえるなんて。
 韓国映画界の奇跡です。
 悔しいが、ホント面白かった。
 こんな怪獣映画、まず日本では作られないよね。

 というわけで最後までばっちり、ネタばれありでいきますのでよろしく。

 見ていない人は早く行かないと上映終わっちゃうよ。

 日本では全くヒットしてないから上映回数減ってるし、変な時間で
 一日2回ぐらいしかか上映していないところもあるみたいなのでご注意を!
 韓国映画に少々飽きてきて、もう見なくていいやと思っていたのですが、
この映画だけは別でした。監督のポン・ジュノが日本に来たときに、次の作品の
ことを話していたのを友人が教えてくれた。2年ほど前のこと。「殺人の追憶」の
キャンペーンかなにかだったと思う。「ロードオブザリング」の特撮スタッフに
依頼して怪獣映画を撮るらしい。川から襲ってくる怪獣らしいと友人は教えてくれた。
 韓国の怪獣映画といえば「怪獣大決戦ヤンガリー」が思い出される。北朝鮮の
「プルガサリ」なんてのもあって韓国と怪獣の組み合わせはあまりいい印象はない。
だから期待しなかった。
 しかし、「殺人の追憶」をみて・・・・・どうなるのかと期待が高まった。

 で、見た!

 最初の20分が凄いとは聞いていたが凄すぎます!

 静と動の使い分け、エイリアンのようでそうではない、キャラクターになっていない
正体不明の不気味さとその動きの予測できない怖さ。コレはすごいです。

 橋にぶら下がっていた黒い物体が川に落ち、水中を泳いでくる。人々は物を投げた
たりしてその物体を探ろうとする。どこかの川の人気者のアザラシのようだ。
しかし、そこではやつは姿を現さない。
次の瞬間、遠くの岸に上がった怪物がこちらへ走ってくる。
その早いこと! 逃げ惑う人々。走り回る怪物。怪獣の大きさは全長10メートル程度。
それほど大きくないが、ひとりは大きい巨体で突進してくる。
大騒ぎの中で一瞬音が途切れ、次の瞬間その怪物にとらわれる女性。 
そして少女がさらわれる。

 このオープニング、つかみ最高! 通常なら怪物の正体、姿は中盤か最後のほうまで
とっておくのが普通だが、最初から、白昼堂々のお出ましとは恐れ入った。

 少女をさらわれた父親、その父親、つまり少女のおじいちゃん、あと
少女の父親の兄弟、弟と妹が少女を救出するために立ち上がる。
隔離されていた病院を抜け出し、武器と地図を手に入れ封鎖された漢江へ潜入する。
 と書けばかっこいいが一般人なのでなんか少々頼りない。でも家族パワーで
何とかなるというオーラが出ている。

 さて政府は問題の川を封鎖をするが、怪物退治は一向にしない。どうも米軍の圧力が
あるようで詳しくは描かれないがこのあたりを面白いという人たちがいたが、
あくまで市民対怪獣に絞っているのでコレでいいのだろう。

 必死の家族の追跡もあってくクライマックスを迎える。

 人々が集まる中に再度登場した怪物、その飲み込まれた口の中から少女を
引っ張り出すシーンは圧巻! なのにその次の展開がまたすごい!
 意味ありげなホームレスが怪物にガソリンをかけて、学生運動経験者の弟は火炎瓶を
投げつける。次々にビンが割れ、燃え広がる炎。最後のビンでとどめ!と
おもったら、手からすべり落ちるビン。

ずっこけました。

しかしココで妹が登場! なんとアーチェリーの選手なのにずっとタイミングを
逃していいとこなしでここまで引っ張っていた。弓に先に火の玉をつけてとどめの
弓を引く。カッコイイ。ほんとカッコイイ女性は素敵だ。

 しかし、コレでもまだ終わらなかった。やはりおお取りはお父さん。

最初に道路標識で戦っていたが、重すぎて武器になっていなかった。
しかし今度は重しを取り除き標識部分を取り除いて鉄の棒をぐさりと突き刺す。
巨体で押されるがそれに耐えやがて怪物は力尽きる。

こう表現すると動物パニック物のラストみたいですね。怪物がゴジラのように
大きくないために出来る対決シーンだ。

実はラストだけが少々不満。いや、コレがこの監督の味だといわれればそうかも
しれない。少女と一緒に助けられた少年と食事をする父親。食卓に少女の姿が
ない。そう彼女は助からなかったのだ。ココだけは頼むから編集しなおして、
少女が生きていたことにして3人での食卓風景で終わってほしかった。

実は映画の中盤で食卓シーンが出てくる。少女を探すのに疲れきった家族が
腹ごしらえをするシーン。トレーラーの中で4人がカップめんなどを食べ始めると
なぜかそこに少女がいてみなと食事をする。皆は彼女の口に食べ物を入れてあげる。
少々お行儀悪くも感じるが彼女かどんなに家族に愛されているかが、よくわかる
シーンでとても素敵だった。

 最近の韓国映画で出てくる人々は少々こぎれいで、どこか私のイメージとは
違っていた。豊かな国の印象があり変わったんだと思っていたが、今回の家族の
姿は今までのイメージに近く、非常に好感が持てた。だからこそ応援したくなる
そういう雰囲気があった。

 まあとにかく面白かった。今年の外国映画ベスト1です。日本映画のベスト1が
「小さき勇者たち ガメラ」だから両方とも怪獣映画になっちゃうな。

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September 11, 2006

ユナイテッド93

9.11のときに私の友人がまるでパニック映画、無いのはあの飛行機の中の
シーンだけ。ココだけ撮影したら映画が出来る。 といっていたのを思い出した。

 国会議事堂を目指した(?)9.11テロの4機目の飛行機、ユナイテッド93の
状況をあくまでフィクションとして描いている。しかし、この映画は9.11の
発生した経緯すべてを網羅しており、非常に興味深くみた。

 言葉が見つからないのでこう表現するが、面白かった。

 目的がテロに巻き込まれた一般の人たちが立ち上がったあの状況は
多分ほぼそのとおりだろうと思われる。

 電話で地上にいる人々とやり取りをして、その言葉から想像される彼らの行動は
勇気あるアメリカの行動、人としての正しい選択のように見える。

 自殺行為のようにも見え危険一面もあり、あくまでアメリカは被害者という
プロパガンダ映画になる危うい一面もあるが、ここはそういう見方は正しくない。
やはり勇気ある行動をとった彼らに敬意を示すべきだろう。

「I LOVE YOU」と人々が別れを告げ、テロリストに突進していくなんとも
悲しいことよ。本当は愛を囁く言葉なのにコレが別れの言葉なんだよ。

 5年がたちますがまだ心の傷が消えていない人は多いと思います。
そういう中でこのような映画が作られることは大きな反発があったと思う。
出演者の中にas himself が多かったのも驚かされ、どのような気持ちだっただろう。

あらためて何があったのか理解し、再発しない世の中を作っていく気持ちを
持つよいきっかけになればと思う。


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September 09, 2006

トランスアメリカ

女装趣味の男が女として生きる道を選んだ映画、としてみるのが正解か?
いや性同一性障害の男が女となる映画、として見るのかで少々違ってくる。
まあ、手術までしてナニをとってしまう決心をしているのだから、女として
生きていく覚悟は出来ているのだ。
 なのにあのポスターは少々違和感を覚えた。二つの道が示されているポスター
である。彼女(彼?)の覚悟は決まっているのだからあれは解釈が違うと思う。

 決心は固いのだが、男時代に結婚していた女性が子どもを生んでいて、
その子どもを引き取ることになり、アメリカ大陸横断の旅をすることになる。

 最初は自分が父親であることを隠していたが、あるきっかけで男であることが
ばれて・・・・。

 息子とこれから女になろうという父親との妙なロードムービーはそれなりに
面白いが、少々類型的ではないか。

 しかしこの映画を支えているのはフェリシティ・ハフマン。「デスパレートの
妻たち」でたくさんの子どもを育てている典型的な主婦役を熱演している彼女が、
女の服を着た男の役をやっており、その微妙な役どころが非常にうまい。
声の出し方、髪の毛のセットなど、極めつけは放尿シーン、なんか男みたいな
女という雰囲気が出ている。

 最後のオチのつけたかたは、二人は自分たちの希望する生活、生き方を始める
ところで終わるのだが、はたしてこの終わり方・・・・・・? って感じ。
まあ答えはないって言うことか。

 題材、設定がキワモノになりそうだが、そうはならずに、人としての
あるひとつの生き方を見せてくれる、そういう映画だ。


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September 08, 2006

下北サンデーズ

「下北サンデーズ」本日終了! とっても悲しいです。この面白さがどうして
理解できないのか! まあ理解しなくていいからちゃんと放送してほしかった。
1話打ち切りで最終回は2話分をまとめて急展開! それはそれでかなりに密度の
濃い内容でお腹いっぱい。笑えて感動できてホント素晴らしい。演劇ブームが来る
予感はあったのですが、無いみたい。
 テレビ朝日の番組がフジテレビのお膝元でロケして、レインボーブリッジを
踊りながら封鎖する北村さん。某超有名刑事ドラマのパロディのようで、ありながら
絵は今村昌平「ええじゃないか」を思い出してしまった。
 先週、今週も劇中劇が出てくるがその一部しか見ることが出来ない。
仕方がないとは言え実はとても見たいと思わせる内容。特に「進化しなかったサル」は
わかりやすい「2001年宇宙の旅」のパロディで始まるが、後半は非常に泣かせる
内容の様子。教育テレビの劇場中継としてみたい。もちろん劇場でやってくれるなら
見に行きたい。
 昔、劇団第七病棟、劇団青い鳥、加藤健一事務所、第三舞台、劇団新感線 などを
好んで見に行ったのを懐かしく思い出した。最近は足が遠のいているが、是非また
行ってみたい。

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September 06, 2006

ジャンプ・ボーイズ

台湾の記録映画「ジャンプ・ボーイズ」は体育教室にかよう少年たちを
追ったドキュメンタリーで、監督の兄がこの教室のコーチということから
監督は彼らと行動を共にして、器械体操の練習風景をカメラに収めながら
少年ひとりひとりを丁寧に追っていく。
 
 お金のある映画ならステディカムなど使ってブレルことなく彼らの姿を
カメラに収めただろうが、手持ちのビデオカメラで撮影だからその手作り
感が優先して個人的な記録映画に近い印象がある。時々はさまれるアニメ
にしても非常にチープな感じがするのだが、監督自身が彼らに入れ込んで
いることにより成立している作品なので、コレでいいのだ。
実はもっとすごい体操の技を見せてくれるのかと期待していたのだが、そこまでは
いかなかった。しかし、子どもたちのひとりひとりの表情がいい。いい瞬間を
捕らえているなと思った。

 私は感動にまで至らなかったが、監督はいい仕事をしているなとは思った。


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September 05, 2006

スーパーマンリターンズ

夏休みの後半に出たなかで一番の期待作だったのですが、
非常に苦しい戦いとなった。私が中学生のときに映画となったスーパーマンは
ネコも杓子もみな見に行ってたように思うが、今は強敵が多すぎるから
子どもたちがスーパーマンを見ないのではないか。小学校高学年ぐらいからが
対象だろうが、多分見ないな。

 今回は78年映画版1作目の続編別の世界を展開させている。コレが非常にわかりにくい。
つまりはゴジラの1作目を受けてその後の世界を展開させたあの方式。
よくわかっているものにとってはいいが、もう少し観客に親切な説明があっても
よかったかもしれない。

 5年間の空白を経てスーパーマンが地球に帰ってくる。そこではルーサーの
地球支配のための陰謀が進み、ロイスは結婚して子どもまで生まれていた。

 長い、2時間35分は長いぞ! 実際どうでもいいようなシーンが多い。
ほとんどストーカー状態のスーパーマン、ロイスとの恋愛話はあんまり見たい
とは思わない。もっとアクション中心に2時間程度にまとめられなかったか?
ルーサーとの絡みも最後の殴り合いまでほぼ無し。もしかすると別に撮影して
二人は顔を合わせていないかも。
 最初の飛行機を救うシーンはお見事、で非常に面白いシーンになっているが
ココまで30分、見せ場が無いのだ。映画としてのつかみにココまで時間を
かけているのは失敗。皆、スーパーマンの活躍が見たいのだから、そんなに
出し惜しみしてどうするのよ。

 私は今回初めてスーパーマンの映画をスクリーンで見た・・・・と思う。
前作のシリーズのときには劇場で見ずにすべてテレビでみた。「~最強の敵」は
見ていない。嫌いではないのだが付いていけなった。選択でいくと見たい映画に
なっていなかったのだ。

 しかし今回はやはりあのテーマ曲を聴くとわくわくする。ジョン・ウィリアムス
が「スター・ウォーズ」の後に作ったから似たところがあるのだが、
ほんといいよね。名曲です。

 まあ、今後の展開でロイスとの恋愛、父子ものとしてどれだけ
面白く見せてくれるかというところだが、それよりは映画としてのテンポよく
アクションが楽しめるものにしてほしい。
「Xマン」「スパイダーマン」とドラマが面白いのだが、同時にアクションとの
組み合わせが非常にうまいのが成功の要因になっている。
今後の「スーパーマン」がそういう作品になってくることを期待する。

【2006年7月発売予定】スーパーマン リターンズ スーパーマン等身大フィギュア (組立式)【MUCKL...
【2006年7月発売予定】スーパーマン リターンズ スーパーマン等身大フィギュア (組立式)【MUCKL...


【2006年10月入荷予定】スーパーマン 1/4 ミュージアム クオリティー スタチュー スーパーマン(...
【2006年10月入荷予定】スーパーマン 1/4 ミュージアム クオリティー スタチュー スーパーマン(...

【2006年7月入荷予定】スーパーマン リターンズ/マケット スーパーマン【DCダイレクト】
【2006年7月入荷予定】スーパーマン リターンズ/マケット スーパーマン【DCダイレクト】


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September 02, 2006

王と鳥

夏休みにはほんとガキんちょ映画が横行して、ロングに占領されるから
なかなか一般映画が見れない状況が続きます。
 まあ個人的にガキんちょ映画嫌いではないのですがちょっと飽きてきました。
 でもいましか見れないと時間を作って見に行ったのがポール・グリモー監督の
「王と鳥」。宮崎・高畑の原点で、何度か機会を逃していたので今回はうれしかった。
で、傑作ですね。
何度か手を入れられ手いるから少々ストーリに変更があったと思うところも
あるのですが、全体としてほんとうによく出来ているアニメです。「ゲド戦記」なんか
上映中止してこちらに差し替えるほうがよほど子どもが喜ぶのではないかと思った。
なんとも不幸なことに劇場も限られ、公開期間、上映回数も少ない。まあ日本語版も
ないので仕方がないか。
 かなり以前に16ミリの上映会で「やぶにらみの暴君」(王様と鳥)のタイトルで上映、
そのお手伝いをしたことがある。このときは正直見てなかった。それはそれで
残念なことをしたと後悔している(大阪の府立文化情報センターで)。

 暴君、わがままな王様が自分の自画像に殺され、とって変わった絵の王様が
美しい羊飼いの娘を追うお話。
 このお城の設定デザインが素敵だ。超高層ビルがまだ少なかったであろう時代に
それを模したデザイン。コレは「カリオストロの城」へきつがれ、羊飼いと煙突
掃除人がお城の屋根を逃げる様もろルパンそのものだ。
 「未来少年コナン」のフライングマシンのようなエレベーター。
 地下都市の設定もどうもここから来ているのではないか。
 巨大ロボットは「ナウシカ」の巨神兵に似ているが、動きは「コナン」の
ロボノイドに。ロボノイドの操縦は単純で結構繊細な動きをする。コレが原点か。
「カリオストロの城」のクライマックスの結婚式のシーン、レポーターが中継している
シーンまでそっくりこの映画からいただいているとは恐れ入った。
 機械、歯車の動きの細かい動きも出てきて、内部の動きを見せることによる
リアリティも出している。
 「カリオストロ」に出てくる秘密警察、執事、なども原点はここで、王様の
秘密警察が結構活躍する。そしてこの王様は「コナン」のレプカや「カリオストロ」の
カリオストロ伯爵のモデルとなっている。
 王様がいたるところに落とし穴を作って落とすシーンも、宮崎アニメではよく見られる
おなじみのシーン。

 とまあこういう目でしか見ることが出来なかったのだが、そういう楽しみかたが
出来た映画でした。
 是非とも日本語版を作って(フランス語版も悪くは無いが)子どもたちの反応を
見てみたいものだ。
 でも今の子どもたちの見ているアニメに比べるとスピードが少々ゆるくて
テンポ合わないかな・・・・・・。でもコレぐらいでいいと思うのですが。

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