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September 09, 2006

トランスアメリカ

女装趣味の男が女として生きる道を選んだ映画、としてみるのが正解か?
いや性同一性障害の男が女となる映画、として見るのかで少々違ってくる。
まあ、手術までしてナニをとってしまう決心をしているのだから、女として
生きていく覚悟は出来ているのだ。
 なのにあのポスターは少々違和感を覚えた。二つの道が示されているポスター
である。彼女(彼?)の覚悟は決まっているのだからあれは解釈が違うと思う。

 決心は固いのだが、男時代に結婚していた女性が子どもを生んでいて、
その子どもを引き取ることになり、アメリカ大陸横断の旅をすることになる。

 最初は自分が父親であることを隠していたが、あるきっかけで男であることが
ばれて・・・・。

 息子とこれから女になろうという父親との妙なロードムービーはそれなりに
面白いが、少々類型的ではないか。

 しかしこの映画を支えているのはフェリシティ・ハフマン。「デスパレートの
妻たち」でたくさんの子どもを育てている典型的な主婦役を熱演している彼女が、
女の服を着た男の役をやっており、その微妙な役どころが非常にうまい。
声の出し方、髪の毛のセットなど、極めつけは放尿シーン、なんか男みたいな
女という雰囲気が出ている。

 最後のオチのつけたかたは、二人は自分たちの希望する生活、生き方を始める
ところで終わるのだが、はたしてこの終わり方・・・・・・? って感じ。
まあ答えはないって言うことか。

 題材、設定がキワモノになりそうだが、そうはならずに、人としての
あるひとつの生き方を見せてくれる、そういう映画だ。


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