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January 13, 2007

THE有頂天ホテルTV編集版

これはひどい。ひどすぎます。2006年の大ヒット映画がこれか・・・。

 劇場で見るべきだったのだが、見れなかった。行く気にならなかったのも
あるが(時間が長いと都合がつかない)、気にはなっていた。
 
 年末にTVで放送と聞いて12月30日にオンエアをビデオで撮り、製作者の
意図を汲んで31日に見た。映画が大晦日を描いているから当然そのほうが
雰囲気がでるはずとふんでいた。まあ見たい番組も他に無かったので。

 で、あの放送は何? CMに入る前に次のシーンの説明がいちいち入る
くだらん、うっとしい演出と編集。馬鹿じゃないの。

 映画はさらにひどい、時間を無視している。空間を無視している。言葉では
大晦日といってるがその雰囲気がまるで出ていない。あのホテルは一体どういう
構造になっているのか考えてないだろ。それがなんとも見ていられない。
普通はどんなホテルか、何階建てのどういった設備のあるホテルかを明確に
してその閉ざされた空間での人と人との出会いとわかれとぶつかりあいを
描くはずなのにイメージとして横に広いだらりとした緊張感のない舞台設定に
なってしまっている。お芝居と間違えているね、これは。

 役者はこれでもか!というぐらい個性のある連中を集めているがこれが相乗効果を
生んでいない。まるでばらばらに動いて絡んでこない。絡ませているはずが
ゆるゆるなのだ。だからぜんぜん面白みが生まれてこないのだ。はっきり言って
パーティを成功させるためだけに支配人が右往左往するだけで面白いはずなのに
詰め込みすぎのエピソードがボケてしまっている。

 だいたい時間、カウントダウンパーティをやろうとしているのに時間が全く
描かれていない。正月前らしい雰囲気もないし、あれは日本の大晦日なのか?

 三谷作品は嫌いではない。しかし彼のなにか誤解したような演出が時に無性に
おかしく付いていけなくなることがある。彼の作家性、個性といえばそうかも
しれないが、今回はだめだ。これは受け入れることができない。

テレビドラマ「HR」はよかった。ひとつの舞台でのひとの出入りがおかしく
限定空間を最大限に活かしていたと思う。まあテレビでやる必要はないと思ったが。
同様の手法で「THE有頂天ホテル」をやれば見れるかも知れないが・・・・。 
もっと外へ出て展開する映画を学んでほしいと思う。

 三谷作品で好きなのは「やっぱり猫が好き」「新撰組」。
「やっぱり猫が好き」のなんともいえない微妙な間を持たせた会話の雰囲気が
とても気に入っていた。コレはあの主役3人功績かな。
「新撰組」は大河ドラマでありながら三谷テイストを活かすことに成功していた
のがよかった。大河らしくない批判はあるかもしれないが。
「古畑任三郎」は見たくなかった。あれはダメ。うまくいえないがあの雰囲気は
見たい気にさせなかった。だからシリーズは未見。イチローのときだけ見て
彼の演技がうまいというより上手にこなしていると感じただけに終わった。

 まあそれなりに気になる人なのでこれからも機会が得れば見ますが
このままでは期待できないな。

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