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February 02, 2007

あるいは裏切りという名の犬

 今年は猪年なのに前回から「犬」つながりです。

 フランスの警察を舞台にした男と男の戦いを描いた映画で、女の出る幕はない、
といった感じで展開する。
 かつてはひとりの女性を奪い合った男たちが、地位を獲得するために争い始める。

 フイルム・ノワールの1作品といえそうな内容にものすごくわくわくするのだが
私は今いち乗れなかった。確かにいい内容だ。ストーリー展開もいい。しかし何か
足りない。

 見終わって最初に感じたのが香港だったらもっと泣ける映画になったはず、という
こと。そうこの手の十八番は香港と相場は決まっているのだ。

 元はフィルム・ノワールを香港映画に取り入れたのが大ヒットとなったのだが、
私の中では香港ノワールは他に負けない心の底からグッとくるものをもって制作
され、それが大好きなのだ。「男たちの挽歌」「インファナル・アフェア」などコレを
越える映画はそうない。フイルム・ノワールが進化した形がコレなのだ。

だからいまさらフランスで作られてもコレを越えるものは無理でしょう。

「あるいは裏切りという名の犬」はハリウッドリメイクが決まっているようだが、
あまり期待はしない。むしろ版権無視でも香港で作られるほうがきっと男泣きが
出来る作品になるだろう。

誰か作ってくれないかな・・・・・・・・もしかしたらもうあるかも知れないけど。

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