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April 2007

April 30, 2007

サンシャイン2057


 「クライシス2050」のリメイク! かと思ったのですが違ってました。
(「クライシス2050」って知ってる?)
でも基本的なストーリー、設定は同じだったと思うのですが・・・覚えていません。
 真田広之が主演、キャプテン役と聞いていたがまともに宣伝された様子がなく
それである程度あたりをつけて見に行ったら大当たりでGWまでの中継ぎ上映が
納得できる作品でした(継続上映中も一部あるみたいです)。

 太陽が衰えるのを阻止しに行く映画なんですが、重い、ヘビー、暗いの三拍子
揃っていて、真田は途中退場しちゃうし、ミシェール・ヨーもいつものカッコイイ
お姉さんじゃなくて殺されちゃうし、最後のほうはゾンビ、怪物映画のようになって、
それで何がいいたかったの? って感じで地球に光がもどってくるという映画でした。

宇宙を舞台に哲学を語るような映画、又は宇宙で神の存在を問うような映画は
そのこと自身が無意味に思えてくる。その先があるはずで「2001年宇宙の旅」は
そこまで行ったと思うが、大抵の映画は物語が破綻して終わっている。
これもそのうちの1本。
もしかしたら「惑星ソラリス」や「サイレントランニング」になれたかもしれない
要素はあったのですが・・・・。


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April 29, 2007

大帝の剣

面白くないとうわさの「大帝の剣」を見てきました。
 素直に面白かった。といっておくが、ダメな人にはダメの映画であることには
違いない。

 時代劇なのに宇宙船が出てきて、宇宙から来た金属オリハルコンをめぐっての
大冒険活劇。

 妙に強い男と妖術を使うニンジャ軍団、宇宙人、歴史上の人物が入り乱れ
コレが面白くないわけ無いじゃない。

 でもなんか足りないのだ。多分こういう作品を見せるときのアク、毒のような
物がないのだ。
 どこか個性を8分目で抑えているような気がする。だからこの映画は三池崇史から
毒を抜いたような映画といえる。監督は最近三池崇史化している堤幸彦監督。
意識しているかどうかはしらないがそんな気がしてならない。
 でもまあ「どろろ」よりはまともに時代劇として江戸時代を舞台にしているぶん
そんなことは無いだろうと突っ込みながら楽しめる。
 コメディの要素がどっちつかずで、カッコイイ部分とのバランスとがあまり
良くなかった。
 あとひとつ、最近珍しく、必要以上にしゃべるナレーション。コレが本当によく
しゃべる。画面に映っている人物の演技、感情の内容まで語ってくれるのだ。
うるさいぐらいに説明してくれるこのナレーション、後で気づいたがコレは弁士
なのだ。多分冒険活劇としていることから昔ながらの活動写真の雰囲気を出すための
演出だったのだと思う。まあ頭の悪い客にはわかりやすかったと思うんですが。

そんなに説明せなあかん映画ではないんですが・・・・。

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April 28, 2007

ナイト・ミュージアム

春休み最大のヒット作のようですが、観たのがつい最近でした。
まあ、まあの出来。というかこんなんでヒットしていたとは・・・・・。

 博物館の展示物が動き出すというアイディアはOK。これはかなり面白い。
だけれどそこで終わっている。出てくるキャラの際立っていない。まじめにやるだけで
面白くなるはずがどうも空回りでそこがつまらん。
 歴史上の人物のそれぞれのキャラクターが誇張されて描かれるぐらいがちょうど
いいのにそこまで個性的でない。良くあるタイムスリップもので出てくる
歴史上の人物のイメージのようなもの。それぞれのキャラの融合、葛藤が見たかった。

 多分、博物館へ行こうと子どもに呼びかけているのだろう。そういう点では
成功かも知れない。アメリカ人なら歴史を学ぶ、興味をもつきっかけにはなるかな。

 舞台となったのがニューヨークの「アメリカ自然史博物館」。
卒業旅行で行ったことがある。もう20年前の話だ。
 映画には一瞬しか出てこないクジラだが、この博物館の中で一番見ごたえのある
展示物として記憶にある。ロン・ハワードの「スプラッシュ」でもこの展示スペースが
研究施設として出てくる。ここでロケされていた。

 さて、博物館は世界にたくさんある。あの石版がいろんな博物館へ行ったら
それはそれで面白いのではないか。
 
 パート2候補としては「大英博物館」かな。イギリスっぽいおかしい映画になる
と思うのだが。蝋人形館もいいかもしれない。でもそれって別の映画か。
 フランスの「ルーブル美術館」で絵が動き出すというのもいいかも。
 ロシアのサンクトペテルブルグの「エルミタージュ美術館」もモザイク画が
動き出したりしたら見ものかな。 サンクトぺテルブルグにも「自然史博物館(?)」
もあるがここはゲテモノ標本が多く、コレが動くというのもありか。「戦争博物館」の
兵器が動き出すとちょと観たいな。

 さてわが国で面白いと思うのは福井県立「恐竜博物館」。ココは日本最大の
恐竜の化石が展示されていて、コレが全て動き出すと圧巻だろうな。
恐竜の骨どうしの戦いって「ジュラシックパーク」以上に面白い?かも。
「ナイト・ミュージアム」ではTレックス1体だけでちょっと寂しかった。

まあココにあげたのは私が行ったことのある博物館で、別に本当のパート2候補では
ありませんのであしからず。

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April 22, 2007

プロジェクトBB

ジャッキー・チェンは香港に戻ると、一定の水準の映画を作り続けているのが
凄い! ハリウッド作品は好きじゃないが、こちらは時代が逆行したかのような
それでいて、僕たちが好きだった時代の香港映画を彼は作りつづけているのだ。
全く新しくなく、むしろ古すぎて誰にも支持されないのではと心配になるような
な内容の作品だ。でも昔の東宝東和ならコレで充分10億、20億はいけた作品だ。
UIPにはまあ無理だが、しかし今の東宝東和にも無理かな。
 と昔のことを言っても仕方が無いのだが、これは凄い、夢の競演映画なのだ。
だって、ジャッキーとユン・ピョウが出てて、マイケル・ホイも出てるんだよ。
当時は彼らがひとつのフレームに納まることは無かったし、ジャッキー、
ユン・ピョウもそうたびたび競演はなかった。ココにサモハンも出てほしかった
なあと思うのは贅沢か。

泥棒三人組が赤ん坊の世話でてんてこ舞いするたわいのも無いお話で、ギャグは
べたべたでもアクションは一流。オデッサの階段の10000倍は凄いアクションを
見せてくるのは圧巻!

でも2時間6分はちょっと長かったよね。
さて、ジャッキーはこの後なんとジェットリーと競演とか!ケイン・コスギと
三つ巴の戦いが見られるって・・・・・本当かな?

またたま、「ラッシュ・アワー」シリーズに真田広之が悪役?で登場との情報も
あり、こんな夢のコラボレーション、生きてて良かったといえる映画になって
見せてほしいな。

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April 21, 2007

パプリカ


こちらは今年の正月映画。近くの劇場に落ちてきたのをみた。
筒井康隆原作のアニメ、今敏監督作品のパワー全快(全開)の作品。
単に面白い。映像の洪水、イマジネーションの洪水が楽しい。
話はわかりづらいし、説明できないが、コレは見て感じる映画。
夢と現実が入り混じった感覚がアニメで本当にうまく表現できている。
押井作品のように暗く、陰にこもることが無いのが素晴らしい。

実は筒井作品で映像化できないだろうなと思っているのが
「エディプスの恋人」。七瀬シリーズ第三弾で最後の近親相姦シーンを
映像化できないとおもっていたが、もしかしたら今監督ならやるかもね。

あと三池崇史監督に「村井長庵」を映画化してほしいな。

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テニスの王子様

春休み期間は子ども相手で映画にいけなかったので、たまったビデオばかり
見ていました。

 「テニスの王子様」
 最後の「まだまだだね」がとってもクールで面白かった。
 魔球がじゃんじゃんでてきてありえないテニスの試合が延々と続く。
 妙にへんなドラマがつなぐようなことはしないで、CGいっぱいの試合シーンが
 楽しめたのがよかった。 まあ、「少林サッカー」に近いものがあるかな。
 ビデオでみて損をしない1本だと重います。

 なお私は原作は知らんし、テレビアニメも見ていないからそのファンに
 どこまで受け入れらた作品かは図れない。昨年劇場公開規模が小さく、
 大ヒットにはならなかった。そんな公開のされ方した映画って・・・・
誰に向けて作っているのだろうかと思う。

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April 15, 2007

マイボディガード

「マイボディガード」
 暗い。この映画ホント暗い。
子どもの誘拐を防ぐために雇われた黒人。過去がありそうなのだが明かされない。
というかストーリーに生きてこない。守るべき少女との交流を描き、後半は誘拐
された少女のために戦う。なんか面白そうな感じがするが、その映像表現が凝り
過ぎていて見ていてつらかった。道理でヒットしないわけだ。

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タイフーン

「タイフーン」
 北朝鮮から逃げてきた男が韓国に裏切られて海賊になり、南北朝鮮に復讐する
お話で、007タイプの展開が期待できるが・・・・・。
なんかね、面白くないの。アクションはそれなりに見れたが、浪花節的な心に
訴えるものがないのね。「シュリ」のときは韓国が描く北朝鮮の姿が非常に興味
深かったが、「タイフーン」にはかなり類型化された脱北者が描かれていて、
面白味がまったく無かった。また台風を利用して朝鮮半島を放射能汚染にする
というテロを行おうと準備を始めるが、台風来なかったらどうしていたのだろう。
スケールの大きさだけが空回りしてしまった作品です。

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レディ・ウォーカー

「レディ・ウォーカー」
 グリコ・森永事件のモデルにしたサスペンス。
しかし、犯人側の動機が弱い。なぜ彼はこの犯行に至ったかが見えてこなかった。
つながりのない複数の犯人が、それぞれで動いており、警察内部にも協力者がいた
ことによりこの犯罪は可能だったというあるひとつの説が描かれていて興味深いが
それだけである。

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県庁の星

公開当時に見ていなかった映画をビデオで見ました。
短く感想を・・・・。

 「県庁の星」
 県庁から民間のノウハウを吸収、交流もふくめてやってくる。そのギャップを
笑おうとしているのだが、ストーリーが平坦で盛り上がりがない。
民間の代表としてスパーマーケットが選ばれるが、流通業に身をおいている私と
しては面白く見れはしたが、しかしお役所のほうが問題あるんじゃないと思って
しまう。「スーパーの女」はあまりにエンタテイメントに走りすぎていて、
少々やりすぎとは思ったが映画として楽しめる。

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April 10, 2007

アンフェア THE MOVIE

小説「推理小説」を原作にしたテレビドラマ「アンフェア」が放送されたのは
昨年の1~3月。ドラマの後半からオリジナルストーリーになり、
かなり驚きの展開で毎回楽しませてくれ、私もはまった一人だった。
最後の「安藤」登場シーンはなんとも感慨深かった。
やっぱりと思いながらも、まだ裏があるのでは?と思わせるつくりが
スペシャルを呼んだ。秋に放送されたスペシャルは誰もが疑問に思っていた
回答をやってしまった。残る疑問は雪平の父親の死の真相だけになった。

それが映画で明かされた。

だか、コレは蛇足だった。「アンフェア」という作品では蛇足となってしまった。

描く必要はなかった。見なくてもいい内容だった。

なぜなら毎週謎が謎を呼ぶテレビドラマだったからこそ面白かったのだ。

それが映画にしたときにアクションや大掛かりな設定が必要となったことが
裏目に出た。「アンフェア」の世界には合わない。ゆるい、甘い絵になって
しまった。それなりに努力はしているがつめが甘い。

「踊る大走査線」がうまくいったのはテレビドラマのキャラクターの
キャラを生かし映画ならではの展開を見せながらもテレビドラマのテイストを
保ち続けたことにある(だからあの映画、映画である必要ないと思った)。

アクションが出来ない役者で製作コストも抑えているからか?まったくさえない
銃撃戦など見ていられない。

でも確かに「アンフェア」なのだ。あのドラマの延長戦上にあるのだ。

だからファンとしては見てしまう。でもこの変わり果てた姿は見たくなかった。

「インファナルアフェア3」もまた大いなる蛇足だったが、こちらは
テイストが充分残っておりその分愛おしい作品となっているだけ許せるのだが・・・。

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April 06, 2007

映画ドラえもんのび太の新魔界大冒険7人の魔法使い

リニューアルしたドラえもん映画の第2弾となります。
子どもと見に行くのにはちょうど良い作品で、私も楽しめました。

 結構SFとしての設定、出来が良いのですが、実は前作のほうがよかった
との声も聞こえてきてそれを確かめねばと思っています。

 もしもBOXを使って平行世界の魔法の世界を作り出したのび太。そこには
悪い魔法使いが地球侵略を狙っていた。例によって仲間と協力してそれを阻止
するのですが、その平行世界の考え方、タイムパラドックスの考え方など
ちゃんとSFしているなと思う設定がうれしい。

美夜子というキャラクターもお母さん死に分かれた設定がちゃんと生かされたいる
のがドラマとして面白く見せてくれていた。

ドラえもんの道具の使い方もかなりたくさん出してきて、うまく活用されているのが
面白く見れた。

 だが、気なるのは、魔法と科学の関係。実は魔法と科学は紙一重のような考え方が
あって科学が発展したのが現代とすると、魔法が発展したのがこの平行世界となり
その差の面白さがもっと出てもいいのではと思った。
 
 昔あったドラえもんの映画にはかなり痛切なメッセージが感じられた。
私の大好きな「のび太と雲の王国」は環境破壊に対するメッセージがこれでもかと
いうぐらい込められており、戦争批判、復讐の連鎖への警鐘がなされている。

 そういった厳しい視点がない。たかが子ども映画ではあるが、確実に子どもに
伝えたいものをドラえもんの映画は持っていた。それが今は感じられないのが
少々さみしい(まあ、親子愛もいいけどね)。

 あと一言、子どもの映画で1時間52分は長い! 20分程度はつまんでテンポよく
すべきだ。

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