« May 2007 | Main | July 2007 »

June 2007

June 26, 2007

由美香

命日は6月26日ということでDVDでみた「由美香」について少しかきます。

 「由美香」は林由美香の名前が最初に世に広まったきっかけとなった映画と
認識しています。とうのも私が彼女の名前を認識したのがこのときだったはず。
でも映画を見ようとはしなかった。まあタイミングが合えばいつかとおもいつつ
映画のうわさだけが記憶に残っていた。

 そして次に彼女の名前を意識したのは彼女が亡くなってからだ。
確かに「たまのも」は見ていたがココまで入れ込んでいなかった。亡くなったのも
知らずに1ヵ月後に知った。そしてPGの特集で本当にみなに愛された女優さんだった
ことを知った。それが同時に彼女に惚れるきっかけとなった。

 だから「由美香」は見たかった。

 DVDを買った。

 ブックレットがついており撮影日誌が細かくつづられていた。そこで私は始めて
食糞のことを知った。
 
うーん(しゃれではない)・・・・・コレ見れるかなと不安になった。
私はこの手の映像作品は見たくない。人間の尊厳を損ねるような映像はごめんだ。

 だからずっと見なかった。 しかし見たい気持ちもあり、悩んだ末に見た。

約2ヶ月は過ぎていた。

 そのシーンそのものはたいしたことはなかった。

 映画はドキュメントロードムービーで新婚旅行の成田離婚ってこんな感じで
起きるのかなと思わせる二人のやり取りが面白い。
 由美香は仕事8割で自転車で東京から北海道に行こうとするが、監督は仕事は2割
というそのずれが男ってどうしようもないスケベな気持ちが見える。
女というのはその点シビアだ。特に由美香さんはそういう人だったのだろう。
なんかむちゃくちゃやなと思いながらそれでも、監督の告白を
ドラマのとしてクライマックスとして盛り上げていく。
影の声がとても印象的だ。こんな風にも映画は作れるという新たな発見がある。

 ピンク映画の由美香さんが好きだ。 この映画は少々違う。 しかし由美香ファン
ならば必ず遭遇する作品。その価値は高い。

 いまだにピンク映画では由美香さん出演の作品が公開されている。
 まあタイトルを変えてのリバイバルなのだが、タイミングが合わなくて
 見ることが出来ていないのは残念。

 7月には日本映画専門チャンネルで「日曜日は終わらない」が放送予定。
NHKのドラマで、カンヌで上映された作品だ。由美香さんの一般映画への進出の
第一歩となったドラマ。非常に楽しみである。


由美香 コレクターズ・エディション(DVD) ◆20%OFF!


女優林由美香


林由美香のお仕事



ブログマイル:究極のお友だち紹介制度誕生

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 25, 2007

監督・ばんざい!

カンヌ映画祭の日本にとってのもうひとつの話題が北野武監督作品の
「監督・ばんざい!」だった。
 この映画がまたひどい。「大日本人」とはまた別の意味でひどい。

 知人の言葉をかりると

 松本人志は映画を壊している。
 
 北野武は映画を壊そうとしている。
 
 鈴木清順は壊れている。

 なかなか当たっている。

(誤解のないように言っておくが、鈴木清順はほめ言葉だよ)


つまりはインテリの北野武はしきりに映画を壊そうとして、今までに無いぐらい
ひどい映画を自分で作ろうとしたのだ。
 確かに苦痛を覚えた。この映画を見るのは本当に苦痛だ。
面白くなく、興味が持てるところもない。ストーリーもなく、登場人物の背景も
なにもかもが繋がらないドタバタで終わっている。

 この人は何か撮りたいテーマがあったのだろうか? 無理に作らなくていい。
そう思った。なぜか祭りあげられてしまって悲しい運命にあるような気がする。

 「HANABI」と「あの夏、いちばん静かな海」以外は暴力的でちっとも面白くない。
撮りたくないならとらなくていい。

 フェリーニの「8 1/2」の真似のようだが、それなら森崎東「ロケーション」という
傑作がある。それに比べるとクズだ。「みんな、やってるかい」のほうがまだ見ることが
できた。

 同時上映の「素晴らしき休日」もカンヌでのみ公開された60周年記念の短編という
ことで非常に興味があったのだが、全くオチのないつまらない作品。彼はコメディの
才能までなくしてしまったのか。

 面白くも無い、テーマもない、見るべきところがひとつもなく、無駄に時間が過ぎる
そんな映画は作ってほしくないし、映画自体不幸だ。

 もう映画撮らなくていいよ。誰かが北野武にそういうべきだ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 19, 2007

大日本人

カンヌだ!松本人志だ!とそんな話題ばかりが先行してちっとも映画の内容に
ついて語られない。そういう映画は面白くない。コレは鉄則です。

 それで実際面白くなかった。何故ここまで映画の内容について語られないか、
簡単に「怪獣映画」「巨大スーパーヒーロー映画」または「特撮、CG映画」と一言で
片付けられ、客を逃すのが怖かったからだろう。まあ映画の宣伝としては常套手段
だが、内容に自身がないとしかいいようがない。

 先に言う、この映画は面白くない。怒ることは無いが面白くない。

 自分でダメにしている。もしくは途中で投げた。安易な方向へ逃げた。

 もしかするとそれは計算だったかもしれないが、それならそれでずるいし
決してお金をとってみせる映画にすべきではない。

 大日本人と呼ばれる巨人ヒーローが政府からの命令で首都を守っている。
怪獣ではなく「獣」が首都を襲うとき大日本人に変身して町を救うのだが、
周りを破壊する彼を町の人々はこころよく思っていない。
この歴史は古く、戦前からあったようで、それが代々引き継がれている。
クライマックスは得たいの知れない某国の獣との戦い。ボケてしまった先々代の
大日本人も参加しての大混戦となる!?そこへ助っ人のヒーローファミリーが登場。

 この「獣」のデザインが結構いい。漫画ちっくでこの世界でしか見れない
デザインだ。エヴァンゲリオンの使徒に通じるものがある。
 説明がなされるが設定がいまいちわからない。何故、どうして獣は出現するのか?
きっと理由は無いのだろう。

 大日本人、普段はフツーの中年のオッサン。妻には逃げられ、娘とはあえない生活。
それをドキュメンタリータッチで描いているのは面白いが、2時間はきつい。
松本はボケ担当で、ひとりでボケて2時間やっているのを見せられるとしんどいし
こちらが突っ込みたくても突っ込めるボケではないのでこの手法は今回限りに
してほしい。

 ラストの戦いが始まり急にバラエティになった。一体の怪獣をみんなでいじめる
ヒロー家族がなぜか登場して安もんのセットで見せ付けるまったくつまらない
絵が延々と続く。 

あーあ台無しだ!

話の決着のつけようが無くてココで壊したか。 馬鹿じゃないの。 
こんなの見せられたら普通は怒るよ。
エンディングタイトルでも延々と続くとてもくだらない会話が
本当に映画を台無しにした。

自分で最後は壊している。

それなら作るな!

客に映画を見せるな!

公開するな!

本当に気分の悪いつくりだ!

(怒らないと書いたが怒ってしまった)

実は独特の世界観で怪獣映画を作っていることを評価し始めていたのだ。
ラストの視聴率稼ぎの陰謀がクライマックスの入り口となっており、
酔っているヒーローがどう戦うかが見所として期待したのだ。

怪獣映画のフォーマットは決まってしまっており、その呪縛からゴジラは抜けられず
またガメラも探りながら両方ともシリーズが打ち切られている。ウルトラマンも
フォーマットはくりかえされ、仮面ライダーも味付けは変わっても基本はうち破れず
どこか皆似通ったものばかりが生産されている。
それを打ち破ったのが「グエムル」だった。
そしてこの「大日本人」もまた松本人志という作家性からひとつの新しい怪獣映画が
生まれたのではと期待した。だから最後はどんな決着がちゃんとみせてほしかった。

彼自身が人気者になったときの経験がベースにアメリカ、北朝鮮、高齢化社会などが
盛り込まれていることはOKだが最後があれではなんにもならない。
中途半端にテーマを入れるな。入れたなら最後までやれ。

 「4時ですよーだ」のときはダウンタウンのファンだったが、
東京へ行ってからは見なくなった。
なんか面白くないのだ。どこか大阪の笑いの魂を失ったようで全く見なくなった。
 日経エンタテイメントで松本人志が映画について書いているのを読むと
全く映画に対して愛情が無いのがわかる。
それなら見なくていいのにと腹が立って読まなくなった。

松本人志には
もう映画を作ってほしくないし、映画についても語ってほしくない。



| | Comments (0) | TrackBack (1)

June 18, 2007

電脳コイル

NHK教育テレビアニメ「電脳コイル」が面白い。
16日のアンコール放送で1話から見たが本当に素晴らしい。
まだ世界観がつかめていないが、ある町全体がバーチャルで補完されていて
バグを許さない。子どもたちはめがねをかけてネットと繋がっており、
いろんな情報を得ながら日々冒険をしている。
いろんなアニメで見てきた術、魔法、武器、お札、結界などなどがデジタルの
設定で小学生たちの冒険を助けている。駄菓子やまでも登場しデジタルな
武器を売ってくれる。どこか懐かしい風景だ。
とにかくはまるはまるこのアニメ。全26話で役者揃いつつある6話まで放送済み
だが途中参加でも見る価値はあると思う。

以前、「未来少年コナン」を「ハイハーバー」の回だけ見てやめたことがあったが
再放送で途中からみてかなり残念な想いをしたことがあった。
長らく私は第一話を見ていなかったのだ。

「ニルスの不思議な旅」もそうだ。
途中参加で見始めてとりこになった。

途中からでも面白いと思ったものは面白い。
その作品が良くできている証拠。

大黒町に転校してきた二人小学生のユウコ。
一方はやさしく、一方は勇ましい。
この町は電脳特区で細かいバグから許さない
サッチーと呼ばれる修復マシンが街の中を
巡回しており、子どもたちのアクセスで得たバクも
修復する。

うーんストーリーの表現が難しいな。
メタバグなんてお金もあり、
いいバグもあるなんて設定が楽しい。

NHK教育土曜日18時30~ 放送中。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 17, 2007

夕張メロンのキットカット


ネスレ キットカット リトル 夕張メロン



Nestle KitKat ネスレ キットカット 夕張メロン 2袋 6月4日新発売



ネスレ キットカット リトル 夕張メロン



北海道限定発売夕張を応援しよう!!新パッケージ夕張メロンキットカット【4箱入り】


夕張メロンのキットカット(きっと勝!)を買うと10円夕張に寄付されます。

食べてみましたが、ウーッわ夕張メロン!って感じのキットカットでした。

通販ではまとめて買うとお得ですが、高いです。

お近くのコンビニなどで見かけたら

ひとつ買ってやってください。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

June 12, 2007

電脳コイル

NHK教育テレビアニメ「電脳コイル」が面白そう。
あるメルマガで知って途中のからでもと第5話を見たがコレが面白い。
詳細はわからないがその世界観、小学生が主人公というところがいい。
とてもなぞめいているし・・・・。なんかはまってしまいました。

特区に転校してきた女の子二人の話で
ココではみんなめがねをかけている。
それがこの世界を補完している?様子。
クズバグと呼ばれる砂金のようなものを
集めて対立する子どもたち。
どこまでも懐かしい遊び感覚がこの世界に
残っている。

途中からはイヤという人に朗報! 16日(土)15時から1~5話を再放送!
是非この機会にどうぞ。  
下記プロモーション映像も面白いよ。
http://www.tokuma.co.jp/coil/movie.html

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ブラック・ブック

見たくて見られなかった今年の春の話題作。
 こういう映画こそ見ると誰かに伝えたくなる映画。
 そういう映画でした。  面白かった。

 第二次世界大戦中のオランダ、ドイツの侵攻で隠れ家に住みユダヤ人エリス。
爆撃で隠れ家を失い、国外逃亡しようとしてナチに待ち伏せにあう。そこで
再会した家族を失ってレジスタンスに身を寄せることになる。数ヵ月後、スパイとして
ナチに潜入するもそこでであった将校と恋に落ちる。そこにはナチの中での
陰謀があり・・・・・。
 「ブラック・ブック」というのは彼女か巻き込まれた事件のことが書かれた手帳の
ことで実在したとされるものだが、真偽は不明で失われているらしい。

 それをポール・バーホーベン監督がハリウッドから古巣に戻って映画化した。
その女性の描き方が見事で、かなり芯の強い女性を描いている。
ストーリーの切れも良くて2時間半、どのシーンも見逃せないほど。
小道具の使い方もうまく、上手に複線が張られている。

 少々ネタバレになるが、ラストの棺おけの中身、財宝が詰まっており、彼女の
復讐、恨みもまた詰まっている。それを破壊するのではなく閉じこめることで
終わらせようとするが、ふと静かになったとき、静寂がもどったとき、
「このようなことがずっと続くのかと思った」とはく台詞から彼女の戦いが
終わったことを感じる素敵なシーンだ。だから封印することで終わらせるのではなく
オープンにすることによって彼女の戦いを終わらせたのだ。

 ポール・バーホーベン監督のいつもながらの気性の激しい女性を描いている
ところも面白い。ハリウッドへ来る前にオランダで撮った「危険な愛」「女王陛下の戦士」
のうわさは前から聞いているが未見。見たくなった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 07, 2007

スケパン刑事 バージンネーム=諸見栄サキ

映画ではなくAVに近いオリジナルビデオです。
ビデオ屋さんではアダルトコーナーに並んでいるのですが、今回はWOWOWで
見ました。

 実は「スケパン刑事」というピンク映画が昔ありました。
「スケパン刑事 可愛い名器」(ビデオタイトル)
(「ねらわれた学園 制服を襲う(劇場公開タイトル) 1986年/日本/59分
監督 渡辺元嗣)

私の記憶では関西では「スケパン刑事」のタイトルで劇場公開されたと思います。
当時のTVの「スケバン刑事2少女鉄化面伝説(傑作!)」のパロディだったとか。
ピンク映画としては評判悪く見る機会はなかったのですが・・・見たかった。

 なので今回の「スケパン刑事」はパート2となるところですが関係ありません。
ご存知のようにあのリメイク映画「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」に
あやかって制作されたものです。

で、これが本家リメイク版より面白く、その精神に至っては本家をよく理解した
うえでストーリーが作られているので感心した。きっと面白くないだろと斜めに
見ていたのだが、細かい台詞や設定が本家を理解していないとできないような内容
だった。はっきりいってうまい。 まあギャグは滑って、エッチ度は少々低く
なってしまっているのですが、正直面白く拝見した。ちゃんと版権を得ても
言いぐらいです。とは言いすぎかな。

 母親が薬中で警察に捕まり、母の釈放の代償として桜の代紋入りのすけたパンティを
はかされて売春組織を探るために高校へ潜入させられるサキ。
(このスケパンはトップの趣味、とあっさり流される!)
孤独に生きる彼女に仲間が出来、恋人までも。しかしそこには罠が・・・・。
そして仲間の復讐のためにサキは立ち上がる。

基本はスケバン刑事のオリジナルのストーリーを基本、だから斉藤由貴版をベースに
しているといえるかな。

 あのヨーヨーはそのままで特撮がチャちいが、結構面白いので気ならない。
台詞が笑えるが、劇中本人はまじめで、その細かいパロディ精神があっぱれ。
スケバン刑事ファンなら笑えます。

 まあ万人にはオススメできませんが、機会があればどうぞ。

ところで、
この春、和歌山へ旅行に行ったときにお土産ものやさんでみたおもちゃのコンパクトが
スケバン刑事のヨーヨーだった。きっと売れ残ったおもちゃを再パッケージしたんだと
思います。でも売れないよね

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 02, 2007

レオニー

友人からの情報で松井久子監督が新作映画「レオニー」の賛助募金を求めている
とのこと。「ユキエ」「折り梅」と話題作を発表。筆者は未見ですが、
評判はいいので新作にも期待!
彫刻家イサム・ノグチのお母さんのお話で、日米合作。主演はハリウッド女優が内定!

個人的に募金される方、興味のある方は下記アドレスからどうぞ。
http://www.myleonie.com/index.html

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ストリングス 愛と絆の旅路

もっと面白いかなと思っていたのですが期待しすぎました。

 TOHOシネマズだけで上映された操り人形映画「ストリングス」。
(その後拡大されて他のシネコンでも上映しています)
日本語版のみ上映で、そのボイスキャストが話題になっていました。
ただの操り人形映画ならそこまでして公開されないので、よほど面白いのだろう
とおもって期待したのですが・・・・。

 確かにあの世界観、見るべき価値はあります。自分たちには紐があり
それがきられるとことは死ぬことであると設定されており、最初の王の死と
話の中盤で子どもが誕生するシーンは見事。
この紐は或ることにより牢屋繋がれる、閉じ込められるシーンがとても
面白い。みな自分たちがつながれている紐のことをどう思っているんだろう。

 だけどストーリーとしてそれが充分に活かされたとはいえないし、
アクションシーンももうひとつ苦しい。水中シーンは面白かったが。

 ある国の世継ぎ問題で、あまちゃん王子が成長するお話と至って簡単。

多くのシーンで雨が降っていたのは撮影大変だったろうな。

 スーパーマリオネーションの「サンダーバード」や「チームアメリカ」とは
また違った北欧の伝統技らしいのでそれだけでもやっぱり見る価値あるかな。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« May 2007 | Main | July 2007 »