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September 2007

September 27, 2007

スキヤキウエスタン ジャンゴ 追加

蛇足ですが、私は40年前にはご飯にマヨネーズを塗って食べる奴の気が
知れなかったし知りたくも無かった。
 しかし今、サラダ巻きが寿司の中で地位を確立しているし、わたしも食べる。
あの日本古来の伝統の料理にマヨネーズなんて誰が考えたのか?
 
 カレーにソースは当たり前だが、カレーに醤油も普通になっている。
うまいものはうまいのだ。

 カレーに納豆は今だ普及しないがコレもいける。

 ステーキに醤油もありだし、これにバターもいけるのだ。

カレーうどんなんてのも和洋折衷でもっとも早くに地位を確立した食べ物ではないか。

もしかするとハヤシライスもそんな気がしてきた。

 イーストミーツウエスト ウエストミーツイーストは食べ物、料理の世界では
昔から行われており、それぞれに最初はけったいな食べ物とされたがどんどん進化
変化して今の地位を気づいている。

 マカロニウエスタンに続いてスキヤキウエスタンが焼きなおしかのように、
そして毛嫌いされたような感じで語られることがあるが、映画の世界でも
昔からあること。

 西部劇の焼き直し、パクリは
 無国籍シリーズもだが、タイ映画でもある聞いたし、「天山回廊シルクロード」
「ワイルドイースト」「双旗鎮刀客」もみな亜流、自己流の、我流の西部劇の血を
受け継ぐもの。だから「スキヤキウエスタン ジャンゴ」だけが特別なのではない。
 
 いま現れてその珍妙さ奇怪さに目を奪われ、それが妙な批判に流れている
だけだと思う。 

 そう初めてサラダ巻きを食べたときのように。
次があるかどうかは知らないが、私は時として現れるこのような作品を冷静に
見守っていきたいと思う。

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September 26, 2007

スキヤキウエスタン ジャンゴ

ちょっと真剣に遊びすぎでそれが重くなってしまったかな。

すべてをサムライに置き換えて成立する話を無理から
西部劇にしているのがなんともお茶目なのだが、
そこが裏目に出た。展開とかわかりきっているのだから、
適当にキャラ紹介を混ぜてストーリーをすすめればいいのに
丁寧にキャラを説明していくのがだれる。

多分後半の大激流のような展開とのメリハリだとは思うが
そこまでがつらいし、もっと突っ込みどころ満載で
チープに見せたらいいのにゴージャスにするから・・・・・。

大体内容からして全国公開するような映画ではない。

それこそグラインドハウスの1本として観られるようなものに
してほしかった。笑い飛ばしながらスキットした作品にしてもらうほうが
よかったと思う。

とにかくかっこよさのオンパレードで特に桃井かおりの弁天のお姉さんは
かっこよかった。素晴らしい。今年の演技賞もの。本人はこんな演技で
ほしくないかも知れないが。

タランティーと香取慎吾の競演はサプライズだけど、
タランティーの出演シーンで面白かったシーンが多く、
乗っている車椅子に「ラバーダック」(「デス・プルーフ」のアヒルの飾り)が
付いていたのには笑った。
息子の名前が「アキラ」で黒澤と誰もが思うところで「アニメオタクだ」と
いう、そっちの「アキラ」かいと画面に突っ込んでしまった。

西部劇といえば岩、砂、乾燥した大地というイメージがあるが、
スキヤキウエスタンは雨、泥、雪とじめじめした中で銃撃戦が繰り広げられ
コレがひとつの見所になっている。それはそれで面白いのだが・・・・。

んなぁあほな!と連続で突っ込みどころ満載の映画になっていることに
期待したのですがそうではなく、ラストのアクションが妙にカッコイイ、
でもそれだけでもいいかと思う映画でした。

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September 24, 2007

夕凪の街 桜の国

原作の漫画は読んでいないが夕凪の街の川の土手を皆実が裸足で歩く絵は
とても美しく、このシーンが実写でどうなるか非常に楽しみにしていた。
仕上がった映像はとても美しいものになっていた。

お話しとしてはいいがストーリーを追うだけで演出がない。
キャラクターも描けていないのが残念だ。 過去の話と現代の話の融合が出来ていない。
特に現代の話は父親の家出や娘の追跡に納得のいく説明がないのだ。
まず生活が描けていないし、そのまま東京から広島まで追いかけていく
のが強引で普通そんなことするか?って感じ。
たとえ途中で友人と出会ってもそれもまた変なんです。なんかここの流れ
付いていけない。広島についてからの行動も友人はひとり平和公園へいって
しまうし、気分が悪くなってふたりでラブホへはいるのも、何?
お父さんの追跡はどうなった? というシーンが連続する。
だから過去の出来事を目撃する七波のシーンも唐突で心に伝わってこない。
やはり現代から過去を尋ねるのが本来のつくりではないか。その時空を越えた目撃には
何らかの意思が働き、導きが必要だ。語り部も無くどうしてその目撃者になりえるのか?
非常に疑問だ。

 「いきていてくれてありがとう」
 「13年もたってまた一人やっつけることができたと思うてくれとる」

という二つの言葉が痛烈に胸に突き刺さってくるはずの映画なのだが、
そこにまで至らない。
(この台詞の意味は自分で映画をみてお確かめください)
それが残念だ。

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September 19, 2007

ラッシュアワー3

いろんな意味で情けない映画でした。

1) 東宝東和配給でジャッキー・チェンが売れない。
2) 真田広之が悪役でているのにあれは無いだろ。
3) ジャッキーのアクションも全くさえない。
4) クリスタッカーはうるさい。
5) なんと工藤夕貴が出ているのに知らなかった。

昔の東宝東和ならジャッキーのどんなつまらない映画でもめちゃめちゃ派手な
宣伝で大ヒットさせていた。その点ではこの「ラッシュアワー3」は水準の出来。
でもコレを売る力がもう今の東宝東和には無いのだ。それが悲しい。
実は学生時代に東宝東和の学生モニターをやっていた。試写会の誘導などのお手伝い
をしてバイト料は出ないが映画は見れるというもので、時々タイトルの決まって
いない映画のタイトル案を出すなどのお手伝いをしていたのだ。
そのときの熱の入れようは凄かった。
 だからジャッキーと真田広之が対決する映画だったら、それこそこの夏の話題を
かっさらうぐらいのパワーを持って宣伝していたはず。まずポスターからして違って
いたと思うし、チョイ役の工藤夕貴ですら表に出していたはず。
そしてこれは凄いことが起きている!そんな映画として売っていたはずだ。

 映画としては本当にええ加減なお話の映画でもう作らなくていい。
 ジャッキーもお金儲けだけならもうやめたら。
 もっと他に仕事あるでしょ。

 そういう映画でした。

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September 14, 2007

ヱヴァンゲリヲン 新劇場版 序

ヱヴァンゲリヲン新劇場版をみた。水曜日の朝一番だったが立ち見で、
久しぶりに映画館の床に座ってみた。人気は健在というのが確認できた。
でも、そんなの予想出来る事でもっと大きな劇場を多く用意できなかったのか。
大阪で3館とは少ない!(梅田、箕面、岸和田だけなんてひどい)。
でもまあなんか懐かしい経験をさせてもらった。昔はアニメを見に行くとうのはこういうものでした。
「銀河鉄道999」に朝早くに行って並んでました。

さてお話しはというとヤシマ作戦までそのまんまでした。特に第1話は絵の表現こそ違っても
ほぼそのままだった。少し編集の違っているところもあったが。先週からテレビシリーズを見直し
ておいてよかった。 大きな違いといえば使徒のデザイン。特に立方体の使徒は非常に美しく
変化していた。
という訳でアスカの出番無しで残念。人気の渚カオル君は意味不明、謎の言葉残しサービスカット
の為にのみ出演。

全体の印象としては変わらないがセリフの端々から大人になったなぁっていう感じがした。
イジケた暗いだけの印象で、それがこの作品であり、監督のイメージだった。特に前作のラスト
観客にカメラ向けたシーンは成長できないオタクとのキャッチボールで外へ向かっておらず
「キモチ悪い」といいはなっていた。
それが今回は他人との距離を置くことや人への接し方についての理解あるような台詞が
みられたのが成長したように感じられた。

最後には予告のサービスもあり楽しませてくれる。今回は「序」編となっていたが次は「破」編
らしい。ということはその次は「急」かな。かなり話が変わりそうで楽しみです。

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September 12, 2007

「プラネット・テラー」&「デス・プルーフ」 IN グラインドハウスUSA版

 1週間限定公開のグラインドハウスUSAバージョンに行ってきました。
東京と大阪だけの公開ということでその後この2本立ては1本立てで順次公開されるとの
こと。でもこの上映はやはり2本の映画をまとめてみることに意義があると重いました。
アメリカのグラインドハウス上映の感じがなんかつかめて、それがなんともなつかしい
昔の映画と映画館を思い出させてくれました。

 要はB級C級の映画館を2本立てで休憩なく見せてくれ、内容は結構つまらないものに
なっていて、傷や音声がひどくて・・・・・というのを再現している。わざとらしいと最初は
思ったが、その徹底ぶりには感動できる。やっぱりタランティーノとロドリゲスは凄い。

さて本編が始まる前にお決まりの予告編。
これがやらせなのだ。

メキシコ人の復讐するスナイパーのお話「マチューテ」。

 (多分「マチューテ」だけがこのあと本当に制作が始まったらしい。ちなみに「スパイ・キッズ」の
おじさんのお話で、かなりハードな内容になりそうです)

 さて肝心の本編だが、

「プラネット・テラー」
ゾンビ映画に愛を込めてというべき作品で、なんとも怪しい雰囲気で
始まる。ゴーゴーダンサーのチェリーが自分の夢を求めて仕事をやめるところから
話は始まるのだが、その近くの軍事基地である事件が起きていた。
ゾンビガス(?)を巡っての争い起きており、ガスが漏れだしてしまう。
そして町はパニックに・・・・・・。
いわくありげなキャラ出し過ぎで少々過剰な演出と展開がグラインドハウス映画
のエッセンスを凝縮させておりコレ1本でおなかがいっぱいになる。
少々時間が長いと感じるが、コレでも「1巻紛失」となっているから
完全版はどうなってるんだ! 
私の見たUSA版はこの1巻紛失が演出となって(ちゃんと画面に「1巻紛失」と出るのだ)
いるが、一般に公開されるバージョンではちゃんとあるとか。
お色気シーンが途中で切れたり(というかフィルムが燃えていた)、
傷いっぱいで雨が降っている演出は懐かしくシネコンで見るべきでは雰囲気で
ないなとは思った。でもよくやるよ。日本の字幕スーパーも手書きの細い文字にして
70年代の洋画の雰囲気にして欲しかった(近い文字にはなっていましたが)。


休憩なしで始まるのはまたまたやらせの予告編。
この上映のために作られたもの。

作品は

「ドント」は「悪魔の棲む家」タイプのお話。
「感謝祭」は町に殺人鬼が現れる「ハロウイン」風の映画。
「ナチ親衛隊の女狼」はナチもの映画でニコラス・ケイジがゲスト出演。

全てがフェイク予告編でなんとももったいない。
本編が観てみたくなる映画ばかりだ。

ちなにみわけの判らないCMもあってどうやら近くのレストランの
CMらしい。
そういえば十三や梅田の東映系の映画館でづっと近隣店舗の
CM流れてました。ラブホのCMなんてのもありましたね。
懐かしいです。

「デス・プルーフ」
どんな映画かほとんど知らずに見た。車の殺人鬼の映画だ。
なのに延々と続く女の子たちのおしゃべり。はっきり言って寝てしまった。
しかし、コレがグラインドハウス映画の正しい見方だ。
はっきり言ってあの会話はつまらない、意味がない、字幕を読むのがしんどい。
そんなのにつきあわされてやってくる恐怖。今でいうストーカーのような男が
女の子を車に乗せてその女の子の友達の車に体当たり。自分だけ生き残る。
彼の車はそういう仕様(デスプルーフ)なのだ。

次に全く関係ない女の子たちが出てくる。またまた始まる延々と続くおしゃべり。
彼女たちは休暇を利用して中古車を買いに来た。その車の試乗中に例の殺人鬼に
狙われる。追われる彼女たち、ここからの車同士の追跡シーンは見事だ。
CGなしの限界に挑戦したカーアクション(死語)映画になっている。
そして形勢逆転、彼女たちが殺人鬼に復讐することになる。この展開が素晴らしい。
どこまでも、どこまでも追い、追い、追いまくり、追いつめていく。
なんと最後には殺人鬼が「ごめんなさい!」ってあやまってしまうのだ。
この殺人鬼がスネークことカートラッセル。なんとも情けない姿が笑っちゃいます。
「END」と出たあとにもなんと彼女たちの復讐は終わらない!

音が凄くいい。あのエンジン音最高です! でもグラインドハウス映画であの音は
ないと思う。そういえば画面の傷も後半無くなってましたね。「1巻紛失」はあったけど
あのつまらない会話が省略されたのはOK。完全版でこちらも復活しているらしいけど
別にいらないのじゃない。でも編集も違うとの情報もあり見に行こうかな。

ちなみに、指摘しておきたいのは画面の傷。実は映画の1巻1巻の最初と終わりに
傷やほこりがつきやすく、巻の中央はそれほど傷はない。その傷の多くついている
タイミングは画面のパンチ穴がある前後でココが
傷を入れていたのならそれはそれでリアルだったのだか、そこまで注意して見ていなかった。
シーン紛失や、フイルム焼けはよくあるはなしで、映写技師をやっているときに
何回かやってしまった。黙って返せばそれまでで問われることはないのだ。
美空ひばりの映画でラストの台詞が無くなったのは私がやりました。

予告編を挟んで約3時間ちょいの上映、休憩なしでほんと素晴らしい体験でした。
正確には懐かしいといったほうがいいかな。

東京ファンタやゆうばりファンタが健在ならきっとプレミア上映されてファン殺到で
かなり盛り上がった上映になったと思うのですが、それは今となっては夢でしかない。
今回の上映はそれでもよくやったと思います。東京、大阪だけの上映ではなく
全国で巡回上映してほしいな。出来ればつぶれかけの映画館ばかりを回って上映
するなんてのはどうだろうか?便所くさい、たばこの煙も残る映画館、
客は少なくだだっ広いところで景気よく上映されてこそこの映画生きてくると思う。


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September 11, 2007

探偵学園Q

 「探偵学園Q」
 結構混みいった話になってきましたね。ケルベロスの脱獄はテレビでは限界があるように
 感じましたが面白かった。山本太郎が空気を壊しているが、それもまたいい感じに思る。

 りゅうの殺人鬼(犯罪者)への目覚めのシナリオも面白い。
 中学生相手に「ハンニバルライジング」をやっているようなもの。
 まあそこまで行きませんが、ラストへむけてスパートをきりました。

 楽しみです。

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September 08, 2007

ライフ

「ライフ」がいよいよ終盤。

いじめの実態ってあんな感じだと思う。
いじめらつづける前半はイライラがつのり
反撃にでるかと思っていたらじわり、じわりときましたね。
想像もつかない決着を期待しています。

でもよく放映中止運動とか起きなかったなと思います。

ひどいものあの表現、この作品のなかで起きている
ことは。でも現実にあるのだから。

だから逃げるというのはありだと思います。

身の危険を感じていたら逃げるべきだ。

それは当然、この主人公のようにグット食いしばって
たち向かえるようになるには相当の努力、力、精神力
そして仲間が必要。

でも実際には難しい。だから逃げろと私はアドバイスする。

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September 07, 2007

パパと娘の7日間

「パパと娘の7日間」が結構面白く終了した。

短く感じたが、8月に終了したのは早いが予定通りらしい。

父親と娘の入れ替わり劇が下品にならずに面白おかしくみれたのは

拾いものだった。時制がおかしいシーンもあり脚本つめ甘いところもあったが

デートでビスコンティを観にいき、薀蓄をたれるシーンは最高だった。

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September 06, 2007

あるスキャンダルの覚書

イギリス版「家政婦は見た!」だねこれは。まあ家政婦じゃないから
高校教師が見た!で何をみたかというと「高校教師」みたいな話で・・・。

ハイスクールの女美術教師が教え子と深い関係になる。女教師には家庭もある。
その悩みを打ち明けたのが先輩の女教師。それから彼女たちの関係が
奇妙な関係になっていく。

はっきり言ってそのスキャンダルをネタにこの先輩教師は揺るというか迫るのだが、
それがどうも異常でまるでストーカーみたい。それが少々怖くなってくるのだ。
こんなばあさんにつきまとわれたらちょっとイヤよねの世界から
かなり異常に感じてしまう。

まあそれだけなんだけど、結構おもしろく見れた。ほとんど情報を入れずに
見ると楽しめる。

次のターゲット見つけたところで終わるのだが、ホントどっか病気なんだろう
と思ってしまう。
 
演じるのが我らが007の「M」のジュディ・デンチ。やっぱちょっと怖いよね。

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September 05, 2007

キサラギ

最初は乗れない感じがしたのだが、中盤から結構これいけるかもと思い、
まあ無難に着陸したと思っておもしろく見た。

あるアイドルの追悼のOFF会に集まったファンの男たちの
密室劇で結構笑わせてくれる。
そしてその会話が死の真相を突き止めることになる。

よくないのは役者のキャラがかぶっていること。
出ているひとりひとりはいい役者だが、この組み合わせはよくない。
誰もが1本立ち出来そうで実のところ脇を固める人たちで、そのバランスが
妙に感じた。
小出恵介と小栗旬はキャラかぶってるし、ユースケサンタ・マリアと
香川照之というのもなあ、ランクは違うが微妙にいい感じの味が出ていない
気がする。

パーツを組み合わせて一つの真実になっていく仮定は本当におもしろく
複線の張り方もうまい。

だけどなんかもう一ひねりがたいないんだよね。

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