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September 24, 2007

夕凪の街 桜の国

原作の漫画は読んでいないが夕凪の街の川の土手を皆実が裸足で歩く絵は
とても美しく、このシーンが実写でどうなるか非常に楽しみにしていた。
仕上がった映像はとても美しいものになっていた。

お話しとしてはいいがストーリーを追うだけで演出がない。
キャラクターも描けていないのが残念だ。 過去の話と現代の話の融合が出来ていない。
特に現代の話は父親の家出や娘の追跡に納得のいく説明がないのだ。
まず生活が描けていないし、そのまま東京から広島まで追いかけていく
のが強引で普通そんなことするか?って感じ。
たとえ途中で友人と出会ってもそれもまた変なんです。なんかここの流れ
付いていけない。広島についてからの行動も友人はひとり平和公園へいって
しまうし、気分が悪くなってふたりでラブホへはいるのも、何?
お父さんの追跡はどうなった? というシーンが連続する。
だから過去の出来事を目撃する七波のシーンも唐突で心に伝わってこない。
やはり現代から過去を尋ねるのが本来のつくりではないか。その時空を越えた目撃には
何らかの意思が働き、導きが必要だ。語り部も無くどうしてその目撃者になりえるのか?
非常に疑問だ。

 「いきていてくれてありがとう」
 「13年もたってまた一人やっつけることができたと思うてくれとる」

という二つの言葉が痛烈に胸に突き刺さってくるはずの映画なのだが、
そこにまで至らない。
(この台詞の意味は自分で映画をみてお確かめください)
それが残念だ。

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