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October 30, 2007

帰郷

 こちらも東京国際映画祭アジアの風部門で上映された中国映画。
 
 出稼ぎ労働者の二人男。ひとりが酒を飲んでいるときに急死し、男は約束通りに
彼をつれて彼の故郷に帰ろうとするロードムービー。普通なら死体を焼いて遺灰を
もって行くところだが、死体をそのままつれて帰ろうと寝ていることにしてバスで
帰ろうとする。途中強盗にあい死体であることがばれてバスを下ろされ、ヒッチハイク
と徒歩で彼の故郷を目指すのだが・・・・。

 本当にあったお話というから驚かされるが、まあ中国ならまだあるかな。
確かキョンシーは故郷に連れて行かないと安らかな眠りにつけないからといって
つれてかえるというのがベースになっていたので、まあそんな風習がどこか
残っているのかも知れない。

 アジアの映画を見ていると日本人に似た人が多い。今回の主人公もフランキー堺に
似ていたし、お話の雰囲気はどこか寅さんを思い起こさせる。
寅さんが親友のポンシュウの死体を背負って日本を縦断するような感じだ。

 映画の中でもうひとりの死体役でウー・マが出ていた。非常に懐かしい。香港映画では
とぼけた脇役が多く、よく目にしていた。最近の香港映画をあまり見ていないせいか
久しぶりにみて懐かしかった。死体のはずが実は生きているおじいさんの役でなかなか
味わいのある老人を好演していた。

 ティーチインで監督のチャン・ヤンが質問に答えていたが、死体役の俳優は
実はロケ地への運転手でロケハンのときに見つけたとのこと。体重が軽くて
イメージ通りだったとか。撮影が終わると運転手にもどり自分たちをつれて帰って
くれていたとか。

 「スパイシー・ラブスープ」「胡同のひまわり」とチャン・ヤン監督の過去の
作品だが未見で機会があれば見てみたい。


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