« 01-18-08  続報! Cloverfield クローバーフィールド | Main | 仮面ライダー THE NEXT »

November 22, 2007

日曜洋画劇場40周年記念淀川長治の名画解説


現在も放送中の日曜洋画劇場ですが、もう40年の歴史のある番組なんですね。
ここで映画の解説をされていたのが淀川長治氏。映画ファンにとっては偉大な
先輩であり師匠となる人です。98年に亡くなって早9年。もう若い映画ファン
にとっては伝説、もしくはその人誰?ってことになるのではないでしょうか。
私にとっては映画を好きになった時に目の前にいて、淀川さんから大変多くの
教えを受けてききました。そして日曜洋画劇場には大変お世話になりました。
その日曜洋画劇場の淀川さんの映画解説部分だけを抜き出してまとめたのが
このDVDです。選ばれた映画は本当に名画といえるものばかりで、今の時代に
はない魅力的な作品です。その映画について淀川さんの解説を聞くと思わず
見たくなってしまいます。そしてその鋭い目は本当にいろんなことに気づかせて
くるので勉強にもなります。映画ファンなら一度は御覧なさいね。

以下が、解説が収録された作品です。私なりの補足、コメント、思い出みたいなもの
をつけてみました。このDVDを見るときの参考になればと思います。

  ○荒野の用心棒:コレを最初に持ってきたのには意味があります。
  ○史上最大の作戦;神の視線が語られます。もう一度見たくなる。
  ○燃えよドラゴン:ブルース・リーの肉体美について語られます。
  ○ローマの休日:オードリーの裏話が聞けます。
  ○旅情
  ○ダーティハリー
  ○サイコ:ヒッチコックが死んだときの追悼放送です。このとき初めて「サイコ」を
  みました。ほんと怖かったです。
  ○激突
  ○ミクロの決死圏
  ○ハリーとトント
  ○オリエント急行殺人事件
  ○暗くなるまで待って
  ○戦争と平和
  ○アラビアのロレンス
  ○王子と踊り子
  ○サタディ・ナイト・フィーバー
  ○ベン・ハー:劇場で見るよりTVで見たほうが先でした。戦車競争シーンがすごい
  と思ったのはもっと後にOS劇場で見たときです。
  ○2001年宇宙の旅:これはTV初放送でした。キューブリックの編集ありと
  されていますが、多分冒頭の真っ暗な画面のシーンだけでしょう。私にとっての
  初体験はこの放送のときです。81年10月25日
  ○シェーン
  ○エデンの東
  ○俺たちに明日はない
  ○ファール・プレイ:結構評価が高いこの作品。何度か放送されていました。面白いとは思いますが、それだっ  たら「ミスター・アーサー」のほうが好き。
  ○がんばれ!ベアーズ
  ゲッタウェイ:私はゴールデン洋画劇場で見たのが最初です。
  ある愛の詩:山口百恵、三浦友和のアテレコが話題になりました。それを先に
  やったのは日テレ「水曜ロードショウ」。日曜洋画劇場ではどうだったんでしょう。
  ○アメリカン・グラフィティ:青春映画でこの方式をとった映画は本当多い。
  すべての青春映画はすべてこの映画の洗礼をうけているといっても過言では
  ないと思いますがいかがですか。
  ○天国から来たチャンピオン
  ○スーパーマン
  ○ゴッドファーザーPART II
  ○ジョーズ:淀川さんがアメリカで試写で見たときのことが語れます。
  ○戦場のメリークリスマス:いまから思えばビートたけしのターニングポイントに
なった作品ですね。
  ○普通の人々
  ○タワーリング・インフェルノ:私にとってもっとも重要な映画です。
  ○アマデウス
  ○めまい
  ○キングコング
  ○プロジェクトA
  ○ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
  ○ゴースト・バスターズ
  ○007/ネバーセイ・ネバーアゲイン
  ○スターウォーズ ジェダイの復讐
  ○刑事ジョンブック 目撃者
  ○ダイ・ハード
  ○ターミネーター
  ○スティング
  ○バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
  ○羊たちの沈黙
  ○逃亡者
  ○シザーハンズ
  ○レイダース失われたアーク
  ○大いなる西部
  ○ラストマン・スタンディング:そして最後に立つ男の物語ですが「荒野の用心棒」
 と同じく黒澤明の「用心棒」が原作となっています。コレが本当に淀川さんの最後の
 仕事になってしまったのは非常に意味深いものを感じます。淀川さんが亡くなった
 2ヶ月前に黒澤明監督もなくなっているのです。
 これはどういうことなのでしょうか。
 最後の放送は死後に放映されたので、個人的ビデオで残していたのですが、今回
 このDVDであらためてみてその変わりように愕然とします。他の健康的ないろんな
時代の顔を見た後では非常に痛々しく思えて淀川さんらしくないのです。
 いつもにこにこして周りに笑顔をあたえていた淀川さん。最後の放送でも同じでしたが、
それが本当につらそうで、ごめんなさいという気持ちが伝わってきます。

 日曜洋画劇場にはよくB級作品、テレビムービー作品も放送されていました。
 淀川さんにとっては解説が難しいのではと思えるのですが、うまくその作品の周辺を
 語れていました。このあたりもまとめてもいいかも知れません。
 なんともいえない無茶なタイトルの映画の解説までしていましたから。
 例えば「恐怖の超高層ビル真夜中の連続殺人」
「20年目の疑惑女子大生寮に秘められた6人の過去」
「パニック航海‘83豪華客船を襲う連続怪死事件!!」
「シャークジョーズ人食い鮫の逆襲」などなど。
その巧みなところをもう一度聞いてみたいです。
 
 淀川さんは東京12チャンネル(今のテレビ東京)で「淀川長治映画の部屋」という
 15分の映画紹介番組をずっとやっていました。おもに新作映画の解説、紹介でした
 がこれもDVD化してくれないかな。

 ところで今回のラインナップにチャップリン作品が含まれていませんでした。
 「黄金狂時代」は確か日曜洋画劇場で見たはず。残っていなかったのかな。
 「駅馬車」と合わせてその解説をもう一度聞いてみたかったな。

|

« 01-18-08  続報! Cloverfield クローバーフィールド | Main | 仮面ライダー THE NEXT »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50812/17149013

Listed below are links to weblogs that reference 日曜洋画劇場40周年記念淀川長治の名画解説:

« 01-18-08  続報! Cloverfield クローバーフィールド | Main | 仮面ライダー THE NEXT »