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December 22, 2007

虹の女神

インディーズつながりでもう1本紹介するのが「虹の女神」です。
インディーズという言葉が実はしっくり来ないのでココで自主映画と言い換えますが
要は8ミリ映画製作の現場の話です。

監督の熊澤尚人もゆうばりで認められたひとりです。

 あおいというひとりの自主映画の女性監督が1本の映画を完成させる話を
彼女の死から回想していくお話でその自主映画の現場がなんとも懐かしい
感じがして経験者としてはくすぐられます。

 特にフィルム代の話やコダックと富士の戦いはスーパー8とシングル8の
戦いなのだがそれをフィルムを入れ代えた話などは興味をそそられる。
ちなみに私はスーパー8のカメラを持って撮影をしていた。残せた作品は2本
だけで終わってしまったがとても楽しい日々だった。
 劇中に編集シーンが出てくるが、私はあのようなエディターは使わずに目で見て
スプライサーで編集していた。いちいち映写機にかけてタイミングを見ていたのだ。
面倒くさいがそうしてコマを落としたりしてタイミングを合わせ編集をして
ラッシュを見せてまた戻したりとその繰り返しだった。
思えば今はこのパソコンのムービーメーカーで出来るのだから時代は変わった
ものである。

 映画としてはなかなか素敵な作品で上野樹里、蒼井優など私好みの二人が
出ているので気に入ったが、上野樹里が出ていないパートはつまらない感じがして
彼女のためにあるような映画に感じられた。

 松梨映画の世界とこの「虹の女神」で描かれている世界、どちらも自分たちの
映画を作ろうとしているお話でどこか地続きように感じられた。全く異なる性質の
映画だが、映画に対する気持ちがはいっているように感じられた。

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