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March 12, 2008

歓喜の歌

 何でも映画になるもので、今回スポットを当てたのが「ママさんコーラス」。
うちの母親もやっていたし、友人もコーラスをやっていたのでなんとなく
その世界観がわかるのだが、今回の映画は少々いただけなかった。

ウソが多すぎてついていけない。
そして見たいと思う展開でなかった。

コレがこの映画を好きになれなかった理由だ。

 コーラスの発表会でダブルブッキング。12月31日の発表会。
市民会館の主任がええ加減で騒動が起きるというもの。

 まず、こういった市民会館を借りるときに、前日までに打ち合わせがあるから
ダブルブッキングがあればもっと早く気づくはず。
前日までわからないなんてありえない。まあそこは映画のウソとして受け入れた
としてもそこから始まる約24時間、全く時間を無視している。
「24」でももっと時間を意識している。
移動時間が全く感じられないし、12月31日という年末の雰囲気が全く出て
いないのだ。確かにおせち料理や歳末の売り出しの風景が出てくるが
平常時と変わらない雰囲気のほうが勝っている。
ネタふりもなく誠意として劇場を改造、そのための工事を行うことや
おばあちゃんが実は工務店の社長のお母さんだったとか
サプライズのつもりかも知れないが空回りで面白くない。

小林薫一人がはしゃいでコメディの役回りをやっているが
この演技は見ていて面白くない。シュチュエーションそのものが
面白いだからいらぬことではなかったか。

いらないといえば金魚のエピソード。コレは本編と関係なく不要。
もちろん外人ホステス、借金取りも。

いいエピソードになるはずの奥さんが駆けつけて着物の直しをする
シーンはもったいつけたことがあだになった。
もっとすっと描けば泣けたのに。ここでも小林薫の演技が
邪魔をしている。

だいたい何故おばちゃんコーラス同士の対立に話を持っていかなかった
のか。あれだけおばちゃんが大量に出ているのに全く物分りが良すぎる。
おばちゃんが2人おったら漫才になる大阪とは違うということか。
ならば大阪で作り直したらどうか。

商店街のママさんコーラスと大手スーパーのママさんコーラス。
常日頃から商売敵として対立している。それが市民会館の発表会で
ダブルブッキング。どちらも譲らない。商店街はご主人連中も出てきて
大混乱。主任さんは真っ青。でも歌が両者を取り持つことに。
うーん、ココでロミオとジュリエット的な要素も少し加えて
大団円に。最後に歓喜の歌、いや第九を全員で大合唱して終わる。

こんな話のほうが面白いと思うだけど・・・・勝手にストーリー
作ってしまいました。

やっぱ、江戸前の創作落語が原作というところが大阪人に合わないのかな。

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