マイ・ブルベリー・ナイツ
ウォン・カーウァイの新作で個人的にはお久しぶりの映画でした。
私の好きなタイプの香港映画ではない人が現れたというのが当時の
印象で何本かみてやめました。
嫌いではないし、悪い映画ではないと思いましたが、
それほど楽しめたわけではないというのが「恋する惑星」「欲望の翼」でした。
そして「楽園の疵」でもういいとなり「2046」も食指がわきませんでした。
なのになぜ「マイ・ブルーベリー・ナイツ」を見たかというと、
時間があったから。90分と短かったから。そして最近この手の映画を
無視していたと反省したからです。
でどうだったかというと、なんとも味気ないけどまあいい感じで見れる
映画でした。つまりウォン・カーウァイの臭み、監督の個性みたいなものが
消えてしまっているという感じがした。それがいいことかどうかは
判らないが、このような作品が続けばもう終わりかも知れない。
もともと西洋人がやるようなことをアジア人がやっていたという
イメージがあるので、今回ジュード・ローがいいように言われているが
はまって当然だと思う。
失恋した彼女の逃避行、その先々でのエピソードが滑稽であり
でもキャラがはまっていたから素直に見れてしまったのです。
アメリカ進出で同なるか? といろいろうわさされています。
特に香港から多くの監督がハリウッドへ渡っていますが、
この人はその流れに乗らないと思うのですがいかがでしょう。
まあ、次にどんな作品が上がってくるかそれはそれで見たいとは
思いますが・・・・。
ところで、ブルーベリーパイにバニラアイスクリームを添えて
食べてたけど、あれってスタンダードな食べ方なのかしら?
とってもおいしそうだったけど。メタボに固まりみたいだけどね。
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