追悼 市川崑
市川崑監督が2008年(平成20年)3月11日に亡くなれました。
作品いついての思い出を少々。
個人的に一番好きな作品である「細雪」は三女のお見合い話で終始するのだが、
その人間関係と映像美 気に入っています。
「東京オリンピック」は芸術か記録かと話題になったらしいが、
人の表情、肉体美をみて充分ドラマとなっておりそれがスポーツ
の歴史の記録となっているのが素晴らしい。自分がビデオを撮るときになぜか
この作品の映像が頭をよぎるのだ。
「太平洋ひとりぼっち」は帆船マニアのわたしにとっては神様のような
冒険家堀江健一氏を描いているのが好き。彼は今も航海中だ。
「犬神家の一族」は最初にテレビで見てインパクトが強く寝られなかった。
小学生の時の話で長くホラー映画が見れなくなるきっかけとなった。
ちなみにこのときの放送は映画公開から約11ヶ月でテレビに登場という
画期的な出来事だった。また、あのタイトルはエヴァンゲリオンに流用され
市民権を得た。
「股旅」は「木枯し紋次郎」とあわせてよく出来た時代劇と思う。
でもあのマントはウソらしいです。西部劇の真似とか。
「火の鳥」はこんな映画も作ってしまう巨匠に脱帽。こんな作品ってどんな作品か
知らない人は見ること。快作であり怪作です。
「新撰組」も同様に凄い作品です。だって紙芝居だよあれ。
「ビルマの竪琴」はモノクロのほうが 赤い大地を良く表現していたと思う。
わざわざカラーにしなくてよかった。
「竹取物語」みたいな作品もつくるんですよねこの人。こちらも怪作でゴジラもどき
の龍が出来たり、宇宙人が出てきたり、沢口靖子の奇怪なお姫様も見れるのです。
古い作品はあまり見ていないのですが、テレビ作品も含めてバラエティに富んだ作品群は
黒澤明よりも凄い人だったと思います。



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