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September 14, 2008

パコと魔法の絵本


実はパスしようと思っていたのですが、
まぐまぐのメルマガ「大阪の中心で【うだうだと】愛を叫ぶ!」で紹介されていたのを
読んでやっぱり見ようと出かけました。
(このメルマガ大阪のおばちゃんさんの鋭い視点が面白い。また映画の見ているジャンルの広いこと!
そしてそのユニークな感想が参考になります)
http://www.mag2.com/m/0000172005.html

素晴らしい。映画を見ている間ハンカチを手放せなかった。
とっても泣けます。とっても笑えます。この映画というよりこの映像表現は
どうしたら出来るのか? 全く新しい感覚の映画となっています。

とある病院、変な患者ばかりが集まって先生もちょっとユニーク。
そこで1日しか記憶を持たない少女パコと頑固な爺さんが出会います。
頑固な爺さんはこの少女に出会い心に何か変化をもたらされます。
少女のために彼女の毎日読んでいる絵本のお芝居をしようとします。

絵本の内容と頑固じいさんの心の変化が平行して描かれますが
同時に脇のキャラの描きこみも丁寧で物語の到達点へいたる複線の
張り方もうまい。

とこう書けばまともなまともすぎて面白くないのですが、
出演者全員のコスプレとオーバーでやりたい放題の演技合戦、或る意味崩壊している
かのような演出。カメラ目線を追う役者、それってテレビじゃんといえるような編集。
けばけばしい色。3DCGの多様。この編集は雑っぽく見えるかも知れないが
それぞれのキャラクターの別の姿、心の中の本来の姿と思えば楽しくなってくる。

そうこの映画は映画に身をゆだねて、映画の世界に浸ってみる映画だ。

パコ以外の患者たちは、頑固爺さんは心臓が悪い会社社長、
おかま、怪我をした消防士、やくざ(何故撃たれたか?それは秘密)、子役から脱せ無ない
俳優、ピンポンボタンを作っている男(謎です?)、看護師もおかしいし、先生も変。
ココまで変だとそれが重荷になって最初はいいがストーリーが進まなくなることが
あるのだが、適度に緊張と緩和があり、テンポがよく、またキャラの描きこみが
深いから苦になることはない。

しかしこのコスプレ大会は見事だ。私は妻夫木君が最後までわからなかった。
國村隼さんってあんなかっこをしていると浅丘ルリ子みたいって思いませんでしたか?
貫地谷しほりはどこに出ていましたか?(女子社員役とか?)
いい意味で阿部サダヲはアクセントになっていたし、語り部になってストーリを
引っ張っており「舞妓Haaaan!」よりよかった。
そう、上川隆也もあんな演技できるんだ、このひとこそ壊れたんじゃないのと
思ってしまった。

そしてパコ。彼女がなんと言ってもかわいい。アヤカ・ウイルソン。
多分彼女にとって今が一番かわいく、輝いているときで、そこでこのパコの役が
やってきたことは彼女にとって、そして映画にとってかなり幸運だったといえるの
ではないでしょうか。

映画館は親子で見に来て大いに泣いている人が多かった。
思い切り泣けば涙は止まるとこの映画では伝えています。
その通りかなりのひとたちが思いっきり泣いていたのではないでしょうか。

大ヒットをお祈りいたします。

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