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October 26, 2008

僕らのミライへ逆回転

ジャック・ブラックの大爆笑コメディ! を期待していくとちょっと
肩透かしをくらうかも知れませんがコレはなかなかよく出来た映画で、
映画を作っていた私としてはとても楽しく見ることが出来ました。

 私は高校生のときに映画を作っていました。作品としては2本。
8ミリ映画です。ビデオが世に普及する前のフィルムで撮影する8ミリ映画と
いうのがあったのです。
 高校3年の文化祭でクラスの出し物として30分程度のアクション映画を
制作しました。みなで作る映画の面白さをこのとき感じていました。

 そんな思い出が甦ってくる映画です。

或るビデオ店。まだVHSなんですこのお店。その映画が磁気人間事故で
消えてしまう。仕方がないからセルフリメイクをすることに。
コレがチープで笑わせる作品ばかりでそれが大ヒットとなるのですが
海賊版と間違えられて没収。今度は町のみんなと一緒に自分たちの映画を
作ることに・・・・・。

 このセルフリメイクがユーチューブ時代の作品リンクするところがあり
CG全盛の時代にCG使わなくても充分面白い映画は作れると見せ付けてくれる。
この手の作品をスウェーデッドというらしい。本来はスエーデン製の映画の
ことをいうらしいが、劇中で苦し紛れの言い訳がユーチューブ世代の心を
動かしてセルフリメイク映画のことをスウェーデッドと呼ぶようになって
いっぱいアップされるようになった。

そう、私も昔は知恵を絞ってアイディアを出し合って映像を作っていたのだ。
その作る喜び、作り手の手触りのようなものがなくなっては、映画は面白く
ないのだ。

ラストは私の嫌いな「ニューシネマ・パラダイス」のパクリシーンで
感動的に幕を閉じるのだが、そんなふうに多くの人に支持される映画、
思いを込めて作られる映画は素敵だと思う。

ゆうばりファンタで町を上げて映画に夢を託した姿とこの作品はが
ダブって見えた。


さてこういういい映画に限って公開が限定される傾向にある。
乱立するシネコンで差別化、特徴を出そうとしているのが原因で、
昔の東京限定公開とか地方スプラッシュ上映といったものが戻ってきた
きたように感じる。
せめて全国巡回上映にしてみる機会をもっと増やしてもらえないだろうか。


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