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November 01, 2008

ICHI

なんかね時代劇を見た気がしない。そんな映画でした。
役者が、舞台が、お話が、フツーなんだけど時代劇特有の味、におい、感触が
味わえないのが辛いな。

 そんなに悪い映画じゃないと思うのですが、期待と合致しないのがマイナス点に
なってしまいました。

 「市」は或る人を探して旅をしています。
刀が仕込まれている杖、三味線を弾いて日銭を稼ぐ毎日。
目が見えないから何をきるか判らないよ、という台詞がカッコイイ。
道中で知り合った浪人とある宿場町へ、その町での争うごとに巻き込まれてします。

 お話の運びがゆるいのといいと思える役者が出てこない。
又出た!竹内力!とその他の面々が時代劇の世界から遠く、窪塚洋介などはホント、
時代劇っぽくない。ひとりぐらいこんなのいてもいいかと思うが
周りが悪いから救いようが無い。

そんな中でひとりがんばっているのは綾瀬はるか。女座頭市としてかなりがんばって
殺陣をやっている。緊張と緩和、静と動をうまく見せて血しぶきが飛ぶシーンを
見事に見せてくれているがいまいち爽快感がない。
「僕の彼女はサイボーグ」のときも結構がんばってアクションとかやっていたが
今回も彼女の意外な一面が見れるのだが、しかし今いちはじけない。

昔、「めくらのお市」という座頭市の人気にあやかって作られた映画あった。
筆者未見で、どうもテレビシリーズもあったらしい。今回の「ICHI」と関係
あるのかと思ったがどうもなさそう。「ICHI」はちゃんと原作子母澤寛となって
いた。今じゃ放送禁止用語が含まれるし、差別的な表現もあるらしいので放送は無理の
ようだが一度観てみたい。数年前に新世界の映画館でやっていたことがある。

なぜか、多分偶然だろうが目の不自由な人の映画が3本続く。
「ICHI」、「まぼろしの邪馬台国」、「ブラインドネス」、なんかあったんですかね。

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