感染列島
「感染列島」
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○監督:瀬々敬久 ○出演:妻夫木聡
私はなぜかインフルエンザには縁がない。
毎年妻や子どもは予防注射しているが、
私はお金がもったいないのでしていない。
毎年大流行といわれているがかかっていない。
別に手洗いやうがい特別に行っているわけでもない。
マスクもしない性質だ。
それで今のところインフルエンザにはかかっていないので
まあ運がいいという奴なんだろう。
(しかしこの原稿を書いているときから調子が悪くなり
微熱が続いて中断してしまった。医者には行かず以前もらった
薬でなんとか自力回復をしたが・・・・まああまりおすすめ
出来ないのですが)
で、映画「感染列島」はなんというか・・・・・
興味深いが面白い映画じゃない。
最初は鳥インフルエンザかと思ったら未知のウイルスで
それがアジアのある国からやってきた来たことがわかり
6ヶ月でなんとかワクチンが出来るまでのお話なのだが、
挿入されるシーン、町の風景がリアリティがない。
いくら人口が減ったからといって3ヶ月程度であれはないだろ。
数年たったような町の荒れようだった。
政府が機能しなくなってくるあたりもじゃあこの舞台になっている
病院はどうやって持たされているのか? 少々おかしい。
電気、ガス、水道はどうなった? 交通は?
何となく説明が入るが、国外に出てまでウイルスを突き止めにいく
ほどの余裕はないと思うのだが。
つまりリアリティのほうは「ブラインドネス」のほうがありました。
「アイ・アム・レジェンド」のような世界までいくほどではないのに
そんな絵を出してくる。
そしてどうも「アウトブレイク」のようなストーリーでいったから
よくなかった。
もっと身近な風邪、インフルエンザとの闘いにしたほうがよかった
のではないか。話を大きくしすぎてまとまりが付かなかった
ような気がする。
ああいうときにも病気にならない人はいて、
コレは俺だなと思ってみていました。
この映画の中で
ウイルスや病気と共存、うまく付き合っていくことが
必要ではないかという台詞がでてくる。
確かにそのとうりかもしれないなとは
思ったがしかし・・・・・もう遅いかも。
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