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March 2009

March 19, 2009

ケータイ捜査官7 第45話

最終回です。

ゼロワンのラムダチップ=心を得て
ジーンの覚醒が始まります。

爆発的に増えたジーンはそれぞれが
AIと結合しAIの集合体となります。

フォンブレイバーフォースの
ウイルスをもってサードは戦いに挑みますが
破れ、セブンとケイタが最後の望みとなります。

我々のように徐々に成長すれば判りあえた
はずだというセブンの言葉印象的です。

進化しすぎたジーンにとっては人間は
駆逐すべきものでしかない判断するのです。

あまりに人間に近づきすぎたジーンは
人間そのものの姿だったかもしれません。

セブンはそのジーンを自分の中に取り込み
自滅してゆきます。

ケイタとの心の絆が彼らを勝利に導いたのですが
フォンブレイバーセブンの姿は無くなってしまいました。


監督三池崇史がきっちりラストも締めてくれました。

いいラストです。苦いハッピーエンドもあります。
それをみをもって教えてくれたのです。
昔から子どもはこういう作品で大人の世界、
人間の苦しみ悲しみを疑似体験してきたのです。

ほんといいラストでした。

今回のゲストは一瞬ですが谷村美月ちゃんが出てました。
大阪のジーンが覚醒するシーンです。

恐怖演出が凄かった。サブミニナル効果でジーンが人間の
脳の機能を停止するなんて、こんな攻撃見たこと無い。
ゴールデンタイムのギリギリの演出だと思いますが
「リング」を見ているようで面白かったです。


まあこれで終わりです。

出来れば映画版とか期待したのですが
そんな方向へ行かなくていいです。

このまま終わってもらったほうがけじめがあっていいとも思います。


全45話、何とか全ての感想かけました。
読んでいただいた方ありがとうございました。

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March 17, 2009

大阪アジアン映画祭

「大阪アジアン映画祭」
―――――――――――――――――――――――――――

 前号の続きで書き漏らしたことを少々。

「チョコレート・ファイター」の監督プラッチャヤー・ピンゲーオは
「マッハ!!!!!!!!」「トムヤンクン」の監督。
阿部寛は「マッハ!!!!!!!!」を見ていてファンで1発OKしたとか。
アクションシーンもあり、日本では福岡で撮影されています。
ラストの敵のアジトは「キル・ビル1」の青葉屋のパクリ?
列車の高架からビルへ移ってのアクションシーンは歴史に残る名シーン。
監督はスタントに4Fから落ちてくれと要望、スタントは拒否したのを
ワイヤーを使って衝撃は2Fから落ちたのと同じにするからと説得して
実現したとか。これから見る人、楽しみにしておいてください。

「チョコレート・ファイター」の脚本を書いたのがチューキアット・サックウィーラクン。
うーん発音できない、読めないよ、っていうので自分でマー君と呼んでください
と挨拶でいってました。
この人「サイアム・スクエア」の監督でもあり、この作品はタイで大ヒットした
男の子たちの友情話。この監督は若干27歳でジャンルを変えて作品を
送り出している。偶然かな?今天六でやってる「レベル・サーティン」もこの
監督の作品でこちらはホラー?サスペンス。少々評判が悪いがハリウッドリメイクも
決まっているらしいから凄い。

大阪アジアン映画祭は朝日放送の新社屋のABCホールがメイン会場。
ココはきれいが狭い、梅田から離れており距離が中途半端。
もっと大きくてきれいなところでやって欲しい。
それこそ中規模のシネコンの1館を借りてできないか。椅子がパイプ椅子というのは
見づらい。

協賛企画も多いがいけなった。九条や梅田の端でもう少し環境を
整えてやってほしい。使われていないスペースは今の大阪のビルの中にはいっぱい
あるのだから有効利用できたのではないか。

まあ、とりあえずはこんな素敵な映画祭が大阪でスタートしたということで、
継続してして欲しい。 今後も期待しています。

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チョコレート・ファイター

「チョコレート・ファイター」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
○出演:ジージャー、阿部寛

大阪アジアン映画祭2009での鑑賞です。
この作品は今回の映画祭のオープニング作品となり、日本初公開!
劇場公開は未定とされていましたがめでたく5月に公開も決まりました。

上映の前にオープニングセレモニーがあり、
今回の映画祭で上映される作品の監督、プロデューサーの挨拶がありました。
お名前が難しいので省略しますが、タイ、中国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、
そして日本の若い、今活躍している人たちが集まりました。
コレはちょっと凄いことではないでしょうか。

2009


映画祭としてはタイトルや、日程が変わって4回目となるようですが、
今回からは特に日本未公開のアジア映画を出来るだけということでラインナップ。
公開の予定が未確定なものも多く、大阪ヨーロッパ映画祭のように
劇場公開がないかも知れない。そんな映画が地元大阪で見られるというのはほんと
うれしいです。

さて、今回の目玉はやはり今話題のタイ映画。
以前から香港映画なきあとタイ映画にがんばって欲しいと筆者は応援してきましたが
そんな私の心を満たしてくれる映画ついにというか、またまた登場しました。
それが「チョコレート・ファイター」。

タイヘ進出してきた日本のマフィアが地元のボスと縄張り争いに。
二人の間で揺れ動く女は日本のマフィアとの間に娘ができ、
母と子は二人で生きていく決心をする。二人の幸せな生活をタイのマフィアのボスは
許さなかった。 成長した娘は自閉症?で見た格闘技をコピーして戦うことが出来る
ファイターに育っていた。

っていう前の設定、要は誕生編が長い。娘の名前はゼン(禅)。
ゼンちゃんの活躍が見れるまで約30分はかかる。コレは「クローバー・フィールド」の
最初のだらだらした映像に近いものがるね。
でもマキノ雅弘監督風に言えば ため なのだろうな。

だってゼンが戦い始めてからのその体の動きの素晴らしいこと!
こんなカッコイイ女の子見たこと無い!
これ、文字では表せません。とにかく見てください。
ジャッキーもサモハンもびっくり! ジェット・リーもトニー・チャーも目じゃないよ。
スゲーって何べん思ったことか。ブルース・リーが憑依している?シーンなんて最高よ!
動きがいい、最高に素晴らしい。ジャンプ1回で2~3人に蹴りを入れている。
画面から外れるし、そのスピード活かした映像が素晴らしい。
CGや妙なスローでかっこよさを強調する演出は一切無し。
緊張と緩和、その呼吸が画面からあふれ出てくる。

それがあの小さなかわいい女の子から。

ゼンちゃんのシリーズパート2を企画中ということで、
是非とも次回作を早く見たいのですが・・・。

身体を張って映画を見に来た人を楽しませようとする精神が
タイ映画に残っていて本当によかった。
頼むからこのレベルで今後も映画を作ってほしい。決して進化しないでほしい。

ところで、タイ映画なのにゾウが出来なかったなぁ~。


Photo







チョコレートファイターの監督(右)・脚本(左)コンビ

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パッセンジャーズ

「パッセンジャーズ」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:ロドリゴ・ガルシア
○出演: アン・ハサウェイ 、 パトリック・ウィルソン

私は女優で映画を見ない。
女優に限らず役者で映画を見ると失敗することが多い。
好きな役者はいるが、だからといってその映画が100%楽しめるかと
言えばそうではないので私は役者で映画を見ないことにしている。
つまりは総合的に判断してみているのだ。

で、今回、女優で映画を見てしまった。 アン・ハサウェイの
アカデミー賞での印象がとてもよかったので、
彼女が見れるだけいいと思って見に行った。

やっぱり失敗でした。 ちゃんちゃん。


で終わりたいような映画でした。

ココからネタバレです。仮に楽しみにしている人は絶対に
読まないほうがいいです。

「恐怖の足蹟」って映画知ってますか? アレです。

飛行機が落ちて、生き残った人がいる。そのカウンセリングを行う医師を
アン・ハサウェイが演じている。
生き残った人々がなぜか消えていき、航空機会社の陰謀を疑うのだが・・・・。

ミステリーの要素を含んでいるのに一行にその謎へ近づかない。
患者の一人と恋におちたりしてこの展開は何? と思って大体の予想は
ついたが、それは無いねと思っていたら、その通りだった。

最近の映画で言えば「シックスセンス」かな。


アン・ハサウェイなんて意識したこと無かったんだけど
こんな失敗はあっても、次も見てしまいそうなおろかな私です。
「レイチェルの結婚」はどうでしょうか?

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March 12, 2009

愛のむきだし

「愛のむきだし」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:園子温
○出演:西島隆弘、満島ひかり、安藤サクラ

 この映画素晴らしい。
素晴らしすぎて言葉出ません。
3時間57分!(途中10分休憩がありますが)へろへろになってトランス状態になって
劇場を出てきました。
それぐらい凄い、おもろい映画です。

敬虔なキリスト教の家に生まれたユウ。母は他界しその思い出に生きている。
彼にとってのマリア様だ。父は牧師だが変な女に騙され、結婚を迫れる。
やがてその女が去った後にユウは父親から懺悔を強制される。無理やり罪を
作って懺悔するユウ。友人とエロに走って罪を磨く、その方法は盗撮!
女の子のパンツチラを狙って修行に励み、技を極め、盗撮界のカリスマに
なる。しかしユウにとって本当に撮りたいマリア様のパンチラはなかった。
マリア様を求めるユウ。盗撮勝負で負けた罰ゲームで女装して町へ。
そこでチンピラに囲まれていた少女と出会う。彼女はヨーコ。かなりの
喧嘩の達人で彼女もまた背負うものがあった。女装姿でユウはヨーコを助け
二人は惹かれあってしまうがヨーコが心奪われたのは女装姿のユウ、
とっさに出た名前はサソリ。しかしこの二人の出会いにはある新興宗教の
計画があった。

 とここでタイトル「愛のむきだし」と出る!

思わず席から転げ落ちてしまった(本当は落ちなかったけどずっこけた)。

まあ内容があるかないかは別にして展開が奇妙で面白く、今人気?の
携帯小説の毒の部分をちゃんと描いているような内容だ。
実話が元になっているというのだから驚く。

あくまでユウが主人公だが、ヨーコがいい。
彼女はウルトラマンマックスでエリーを演じていた満島ひかり。
「デスノート」シリーズにもライトの妹役で出ていたがいいとこなし
少々残念だった。そのご「プライド」に出ていたが超限定公開のため見ることが
出来なかった。評判いいのにね。

それで、今回のヨーコ役。素晴らしい、強い、かわいい、カッコイイが揃って
コメディもエロもやってしまうのがいい。いつまでもみていたい、そんな彼女の
姿が映し出されるのは後半3時間程度。だけど充分に主役を食っている。
エリーの成長が見ることができてホントよかった。

もうひとりこの相手役、敵?となるのが安藤サクラが演じるコイケ。
非常に印象の残るキャラで、新興宗教の幹部役。なんとも奇妙な笑いで
ユウの家族へ入り込んでいく。なんともいえない味わいのある顔と演技だ。
奥田英二の娘というも納得だ。


テーマは「愛」。最後のカットでコレだけの時間かけて言いたかったことは
これだけ。そのためにだけに時間を費やしているがそこが又素晴らしいのだ。

ラストカットまでパワフルな映像をみなで楽しみましょうね。

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March 11, 2009

ケータイ捜査官7 第44話

泣けます。
ゼロワンの解、それがあんな形で
語られるとは。

みながみなケイタとゼブンのために
命を落としていく。

男泣きできるシーンです。

キャラを育ててきて、悪役が
あんなふうにカッコイイ死に方をするのは
素敵です。

いいやつです、ゼロワン。
カッコイイです。

でもゼロワンのラムダチップが
間明にわたってしまいました。

これはある意味ゼロワンはまだ生きている
ことを示すのですが・・・。

グラインダー、シーカー、スピーカー、みんな
ケイタを守るために死んでしまいました。
犠牲的な精神をもっているなんてなんて人間的な・・・。


次回最終回1時間スペシャル、ココまで泣ける出来になっているのでしょうか。

期待してしまいます。

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ケータイ捜査官7 第43話

実は、全話の感想を書いて来たのですが、
ココに来て書きづらくなってきました。

なぜなら、づっと続いているお話になって
いるからです。

コレまでは1話完結ではないがまとまっていた
のですがココに来て次の回へ送っている話題も
ありなんともいえません。

大きな目で見るとこの1ヶ月は一本作品と
なって最終回を迎えるようです。

ジーンからの大量もメールが届き、
ジーンが目覚めだした。
セブン、ゼロワン、サードはケイタと一緒に
ジーン、間明と戦うことになるようですが・・・。

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おくりびと

「おくりびと」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:滝田洋二郎
○出演:本木雅弘、広末涼子、山崎勉

とうわけでやっと見てきました。
一言で言うなら全く何も、過不足なしという脚本、演出でした。
完璧すぎて気持ちが悪いぐらい。

「お葬式」って映画がありましたが、あの中ではカットされていた
納棺の儀式をクローズアップして、その人間模様を描き出しています。

登場人物それぞれに自分の姿をみる人が多いのではと思われ、
それがヒットの原因でしょう。

そしてアカデミー賞をとったのはその儀式、様式美に心打たれたのでは
と思われます。侘びさび、武士道など様式美に日本の姿を見る傾向が
西洋人にはあります。今回はひとつの死にたいしてこのような儀式を
行うところに惹かれたのではないでしょうか。今世界では多くの死が
無残に処理されておりその対比として際立ったように思えます。

そして笑い。最初から深刻な、陰鬱な話になるところに笑いの要素を
取り入れて和ませています。決して下品にならずに要所、要所に
配置しているのが見事です。

夫婦の関係もよかった。
広末の奥さん役は少々の違和感が、感じられるところもあるが
全体をとおしてよかった。
そう簡単にあんな田舎に引っ越ししてくる若い奥さんいないよ、
と思いながらも、彼女の夫への愛なのだと納得できたからだ。

再映で大ヒット、松竹系は昨年の公開からずっと継続しており、
受賞後上映を再開したところで大ヒット。凱旋上映があたった
ためしが無いのに不思議だ。

ワーナーマイカルで見たが、平日の1回目で一番大きい劇場で
7割がた埋まっていた。平均年齢は60歳以上かな。
40年ぶりに映画館で映画を見たというおじさんがいた。
そんな人たちまで劇場へ足を向かわせているのだからこの映画は
素直に凄いなと思ってしまう。

ちなみに滝田洋二郎監督は私にとっては
「コミック雑誌なんていらない」「愛しのハーフムーン」
「木村家の人々」「病院へいこう」「僕らはみんないきている」
で、ピンク映画やにっかつロマンポルノから一般映画へやってきて
ライトな感覚で映画を作ってきた人のイメージがあった。
だけど「陰陽師」をやってから様子が変わって
きて「壬生義士伝」「バッテリー」からあれ?って作風が変わって
人の描き方が深く丁寧になってきた。 で「おくりびと」にいたる
にだが、少々残念な気がする。
ご贔屓の金子修介監督も似た経歴だが、あくまでエンタティメントを
目指している点では金子さん方が好きだ。失敗もあるがそのほうがいい。
だって日本人でアカデミーとってしまったらもう昔のような
ライトな感覚で取れないでしょ。

さて新作は「釣りキチ三平」ですが、海外からオファーが既に来ているとか。
春休み漫画対決がどうなることか、楽しみです。


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March 04, 2009

ケータイ捜査官7 第42話

いよいよって感じの展開になってきました。

真の敵は誰か!

登場の仕方がどうもね、だからまだ裏があると
思っているのですがどうでしょう。

量産型が出てきたあたりはよくあるパターンで
一番強いはずの主人公がそのコピーにやられて
やられてしまうのだ。
ケイタにも間の手が伸び・・・・・。

と王道をいくつくりではありますが
しかし敵がグレーなのはちょっとね。

勧善懲悪は貫いて欲しかったのですが
なかなな渋い展開になりそうです。

3月の最後まで見逃せませんね。

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March 03, 2009

第81回アカデミー賞の雑想

アカデミー賞の発表からあっという間に一週間。もう今日は3月3日。
あまりマスコミが書かないことについて少々。

「おくりびと」「つみきのいえ」の話題ばかりですが、
それ以外で気になるシーンをひとつ、ふたつ・・・・。

毎年この1年間に亡くなった人を紹介するVTRが流れるのですが、
そこで今回は日本からは市川崑監督が紹介されていました。
過去には「ビルマの竪琴」が外国語映画賞でノミネートされていたので
当然なのですが、そこに写しだされた人物は三国連太郎でした。
一瞬のことでしたがハードディスク録画していたので確認しました。
なぜ?

まあこういう間違えはよくあるようですが、市川崑監督は海外で
あまり評価されていなかったからでしょうか。


2008年映画を振り返るということで
アニメでは「ウォーリー」の映像を使って1年間のキャラを総出演
させていました。コレはなかなか面白い映像で、オスカー象を投げて捨てて
ビデオを見るウォーリー、そのビデオにカンフーパンダをはじめとする
キャラがたくさん出てくるのですがみなCG! 最後の1カットには
そのCGキャラが勢ぞろい! 凄い! けどコレで本当にいいの?

「トイストーリー」から始まったCGアニメの歴史を振り返ってコレでは
いけないような気がします。アニメってこういうもんじゃない、と思うのですが。

だから「つみきのいえ」が受賞したのでは。
「サンキューマイペンシル」って言葉がとても印象的。
「つみきのいえ」は未見なのですが、キャラのアニメで世界を席巻してきた
日本アニメ、要はヤマト、ガンダム、ピカチュウ、マジンガーZ、などなど
が世界で日本製アニメと知らず知らずに受け入れられ、最近認められ始め
それでも宮崎、押井ブランドがものを言っていたのですが、そのどれの要素も
ない短編の日本のアニメが評価されたというのは大きな意味があると思います。

で、この「つみきのいえ」で少々疑問が、なぜフランス語(?だと思う)の
タイトルで紹介されたのか。というかもしかすると日本のアニメとアカデミーの
会員は気付いていなかった?
ロボット制作となっているが、あの「UDON」や「K-20」のロボットと
関係ないのか? ホームページを見てももう一つよくわからない。

長編ドキュメンタリー賞受賞の「マン・オン・ワイヤー」ですが
日本では実は変わった上映方法がとられています。
2月29日~4月11日まで銀座のメゾンエルメス10階のル・ステュディオで公開。
完全予約制、40席のプライベートシネマとか。
なんとなく毎回満員になりそうな雰囲気ですね。

オープニングパフォーマンスのチープさはもしかすると
「僕らの未来に逆回転」のスェーデッドのパロディだったのかも
知れない。ヒュー・ジャックマンのミュージカルが楽しく
途中参加のアン・ハサウエイの素敵なこと。彼女のニクソン役は素晴らしかった。
一遍にファンになってしまいました。ラストはウルバリンを声高々に叫び
ちゃっかりコマーシャルしているもの面白かった。

今回は客席と舞台の距離が近くてスピーチに時間を充分にとっていた。
だから急がしてスピーチを途中できることは無かったが
その影響か少々パフォーマンスに味気ないところもある。
作曲賞歌曲賞がまとめて紹介されるなんてちょっと寂しいが、
インド映画の「ムトゥ 踊るマハラジャ 」の音楽をやっていた
A.R.ラフマーンの曲でニュージカルをやったということで許しましょう。

「おくりびと」は先週の興行成績1位を獲得。
他にいい作品が無かったこともあって押し上げられたのでしょう。
みんな本当にいい映画を求めているのが判ります。

と書いていますが筆者未見。 早急に見に行ってまいります。



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March 01, 2009

2008年度ベスト10

アカデミー賞も終わったので私も昨年見た作品でベストテンを
出してみました。

<外国映画>
1)テラビシアにかける橋
この映画もっと評価されていい映画です。そこらのファンタジー映画とは違うとても心優
しい丁寧なつくりの映画で傑作です。泣けます。

2)シューテム・アップ
評価されなくていいです。好きなひとが喜んでみればいい、楽しめばいい映画です。
おもろい映画とはこういう映画をいうのです。その見本。

3)クローバー・フィールド
こちらも評価なんかくそくらえ!の映画です。イベントもんとして大いに楽しみました。
期待も裏切らなかったし。

4)ダークナイト
アメリカでは評価高いのに日本ではいまいち。ダークな映画で重みのある映画に仕上がっ
ています。傑作の誕生に立ち会えた感じがします。

5)僕らの未来に逆回転
暖かい映画とはこういう映画を言うのです。いろんな映画のセルフパロディが楽しい。
映画を撮ったことがある人には
本当にうれしい一遍となっています。みんなで作る映画の面白さ、心の豊かさ、映画って
こういう一面があることを忘れていました。

6)インディジョーンズクリスタルスカルの王国
わが青春の記憶、その復活と変わらぬ元気さ面白さに乾杯!誰がなんと言おうとコレは
面白い映画です。宇宙人でも原爆でも何でもアリでOK!

7)Dウォーズ
今年は怪獣映画の傑作続出の締めを飾りました。なんとも美しい龍の姿が素晴らしい。
断然「レッドクリフ」の戦闘シーンよりもこちらのアクション
ありきの戦闘シーンの方が面白い。

8)ペルセポリス
イランの少女の青春の記録のアニメ映画。キャラに走らずいいことも悪いこともあったの
よとこれまでの人生を回想する主人公。イラン人もゴジラを 見ていたのには驚いた。

9)潜水艦は蝶の夢を見る
息苦しくなる映画。脳梗塞の前身麻痺の状態を疑似体験できる貴重な映画。見るのが怖い
と思う人、そんなこといわずに見てね。明日はわが身よ。

10)ミスト
怪獣映画傑作選の1本。ラストは嫌いです。でもコレは記憶するに値する映画として
ラストにくわえました。


日本アカデミー賞はとは相当かけ離れた内容になってしまっている
私のベストテンです。10本選べませんでした。邦画は増えたけどクズばっかり
ということでしょうか。

<日本映画>
1)パコと魔法の絵本
この映画のよさは見て感じて泣いてもらわないとわかりません。とっても素晴らしい映画
です。

2)その日のまえに
誰にでも訪れる「死」について大林節全開で語ってゆきます。永作の顔がいいんだな。

3)崖の上のポニョ
もうとトトロには戻れないことを再確認した映画です。もう次は無くてもいいです。
コレが最後になったら本望です。

4)百万円と苦虫女
女版寅さんとして続編が見たい作品です。この生き方、現代風ですが心の底に流れるもの
は一緒。蒼井優ちゃんがいいです。

5)実録連合赤軍あさま山荘への道
渾身の一作。いつ仕上がるのか、公開されるのか心配していましたが無事公開されました。
今一度振り返ってもこの映画の重みはあまり感じられない。時代が変わったからか? 
「光の雨」「突入せよ 浅間山荘事件」が既にあったからか?
長谷川監督作品が見たかったな。

6)世界で一番美しい夜
現代風のファンタジーとして評価します。世界のみなが愛し合うためのテロリスト。
決して成功した作品ではありませんが好きな作品です。

7)グミ・チョコレート・パイン
80年代に高校生だった自身の映画として好きです。あの雰囲気、好きです。私は音楽に
は走りませんでしが、いまだに映画にはどっぷりです。

8)私は貝になりたい
風景が美しいだけでは映画にはなりませんが、日本の風景にこだわった映画として
好きです。

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