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April 11, 2009

チェンジリング

「チェンジリング」
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○監督:クリント・イーストウッド
○出演:アンジェリーナ・ジョリー

 昔、ホラー映画で輪廻転生をテーマにした同タイトルの映画があったのを
思い出します。でも今回は全く関係なく子どもの誘拐のお話でした。

お子様映画が並ぶ春休みに大人の映画として健闘しているこの作品ですが
あんまり好きにはなれなかった。多分クリント・イーストウッドが私の
好みに合わないのだろう。

 子どもが行方不明になり警察が捜して連れて来た子が別人だった、
でもお母さんの方が頭がおかしくなったのだろうとこの子を押し付ける、
そんなことが80年ほど前にアメリカで実際にあったって、ほんと信じられない。

実はこの事件には裏があり、大量に子どもを誘拐している殺人鬼の存在が
明らかになるのだが、それまでの警察の対応なんかほんとどうかしている
こいつらも同様に狂っている、狂い方が殺人鬼とは違うのだ。
昔からアメリカというのはそういう国だったのね。

最後まで子どもは見つからないが、お母さんは未来へ希望を託すという終わり方
がいかにもという感じで悪い映画ではないがしかし・・・である。

「ダーティ・ハリー」のハリー・キャラハンのような刑事を演じていたクリントが
反省して、償いのために作ったのか、この映画は。
でもこういう「チェンジリング」のような背景があったから「ダーティ・ハリー」の
ような映画が出来、それで名声を得たんだよね。

なんか複雑な気持ちだ。

実話を元にしているからかも知れないが爽快感がないのだ。

イーストウッドって気が付けば凄い偉人になっている。
テレビのスターからB級映画、マカロニウェスタンを得てダーティ・ハリーのような
ハリウッドスターへ。その後監督も、市長もやってアカデミー賞までもらって、まだ
主役が出来る。日本映画も作ってしまったものな。
20世紀に偉人伝に残りそうな人になってきている。

でも私はハリーをやっていたイーストウッドが一等好きです。


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