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April 06, 2009

映画ドラえもん 新のび太の宇宙開拓史

「映画ドラえもん 新のび太の宇宙開拓史」
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○監督:腰繁男
○声の出演 : 水田わさび 、 大原めぐみ

 我々の世代のドラえもんから世代交代して再出発し、4本目の映画となった今回の作品は
またまた旧作のリメイク。
やはりネタが切れてしまってもう駄目かと思っていたのだが、4度目の正直でとても
面白い作品になっていた。少々長いとは思ったが肩に力が入っていない気楽に楽しめる
ドラえもん映画となっていた。

何がどういいかって説教臭くないのがいい。まずコレ。少々驚いたが、ネタとして
無くなったのもあるかもしれないが、まずは面白いことが最優先として活躍する
キャラもドラえもんとのび太に絞り、いつものジャイアン、スネ夫、しずかちゃんは
ラストまでお話にからんでこない。

ドラえもんとのび太がスーパーマンとなって悪をやっつけることが出来る星での
活躍が中心に描かれるのもエンタティメント一直線でいい。サイドのストーリーも
重くなく、悪者は悪者でそれをのび太がやっつけていくのである。

再出発した映画の1作目の「のび太の恐竜」は名作のそのままを背負っており
それが重荷だった。
2作目の「魔界大冒険」も名作といわれている作品のリメイクで今風に
アレンジするところで失敗してテイストが変わってしまっていたように思う。
3作目の「緑の巨人伝」はオリジナルとして組み立てたが話が破綻していた。
テーマを盛り込みすぎたのが原因でラストの戦いの意味が不明となってしまった
失敗作でもう駄目かと思ったのだが、4作目にして原点に戻って、たかがマンガ映画
と開き直ったのがよかったのではないか。

だからラストまでからんでこないジャイアンたちが、ラストで結構いい役をやっている
のには泣けた。こいつらホントいい奴だよね。
あれはウルトラマンの弟分がやられているときに兄弟が助けに来る構図にそっくり。
でもそこまで、今回は友情がどうのとうたわないのだ。ジャイアンにとっては
「のび太のくせに生意気だ!」ののりなんだから。

今回もリメイク作品だが、オリジナル版は見ていない。機会があれば見比べたい。
どうもSF的要素も程よく入っており、元の作品も結構面白かったのではと思われる。

この調子で今後も作り続けて欲しいな。

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