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July 06, 2009

トランスフォーマー リベンジ

「トランスフォーマー リベンジ」
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○監督: マイケル・ベイ
○出演:シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス

落ち着きのない、常に画面が動いている絵を2時間半見せられると疲れて
しまう。こいつは多動児かと思わせる絵の連続。迫力のある画面、インパクトを
持たせるということを全く取り違っている。理解していない。

映画は映像を見せてナンボの世界。まじまじと観客が見てこれは凄い!と感じる
その時間を与えなくてはならない。

最初の「スター・ウォーズ」、エピソード4のオープニング。スターデストロイヤー
が1隻戦艦を捕獲するところから始まるあのシーン。物語もここから始まるが
なんといってもあのシーンのインパクト、特撮の素晴らしさが堪能できる。

「エイリアン2」でもアレだけ激しい動きがある戦闘シーンがあるが、それは兵士の
混乱の様子を伝える演技、演出でラストの戦いは各者の動き、配置、役割が理解できる
絵作りがちゃんと出来ていた。

いつもいう「緊張と緩和」がちゃんと組まれることにより感動へ導かれるのだ。

「トランスフォーマー」にはそれがない。単なるヒステリックな絵のオンパレードな
だけである。

普通に会話しているシーンですらカメラが動き続けているし、戦闘シーンともなれば
敵味方の区別がつかない戦い方をするから最後にボスをやっつけたのか判らなかった。

あとロボットものとして不満は今回2箇所重要な合体シーンが出てくるのだがそれが
なんともかっこよくない。
オプティマスがステルス戦闘機の先輩と合体、そして飛ぶシーン、日本人としては、
昭和の男の子としては興奮するシーンだが、なんのこっちゃわからんシーンになっている。
はっきり言ってスクラップ同士が団子になっているようにしか見られない。
「マジンガーZ」を見て勉強しなさい。「ゴジラVSメカゴジラ」のメカゴジラ
とガルーダの合体とか、その他飛行ユニットを装着するシーンは映画として見せ場の
はず。あんな絵でOKだすなんて情けない。

同様に敵の巨大なやつ。こいつも合体して大きくなるのだがコレもスクラップの塊で
まったくかっこよくないし、なんか壊れながら動いている感じがして・・・。
よく言えば「ナウシカ」の巨神兵だと思うがそんないいもんじゃない。

歌舞伎の見得を切るというのがありますが、あれがないのです。キャラのかっこよさ
自信のあるところを印象付けるために見得を切るのですが、これがないのです。
ゴジラもウルトラマンも仮面ライダーもその他ヒーローは昔から、そうチャンバラ
時代劇の時代からやってることなのですが、その文化がアメリカにはなく、
またそれに気付いていない。それが非常に残念だ。今からでも遅くないので
マイケル・ベイを下ろして金子修介か田崎竜太、または手塚昌明にでも撮らせたら
もっと面白くなるはず。

箕面までIMAX仕様を体験にいったが、これがまた幻滅。2000円の価値なし。
OS劇場を知るものにとってあれは通常のシネスコと変わりません。確かに映像は
きれいがそれだけ、スクリーンの大きさは感じられない。品川で「チャーリーと
チョコレート工場」を見たときのラージフォーマットのほうがよかった。
なんか騙された感じがします。大阪ならサントリーIMAXシアターなら品川の大きさが
出ると思うのですが・・・。サントリーは以前「ハリーポッター」「マトリックス」を
上映した実績があるので是非お願いしたい。

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