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October 28, 2009

婦女暴行事件 不起訴

「婦女暴行事件 不起訴」
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○監督:渡辺護
○出演:日野繭子、大杉漣、風間舞子
 PLANET+1で見たもう1本が「婦女暴行事件 不起訴」(‘79)。
監督自薦のベスト1で約20年ぶりの上映になるとのこと。

 無軌道な若者たちを描く非常に暴力的なSEXを描いている。それが
映画としてやはり挑戦的であり、低予算で手作りのプログラムピクチャー
として観客へ訴えかけるものが感じられる映画でした。

 3人の若い男たちの一人が女の子を連れ出し、後に2人と合流して犯し、
まわしていく。レイプという言葉ではなく婦女暴行として表現される時代、
女は恥ずかしさ、世間体で訴えることが出来ないとされていた。そこにつけこんで
好き放題やっていくのだが、やがて3人の間に不協和音が生まれる。

 最初に犯された女性が妊娠し、3人うちの1人と結婚したいと言い出すのだ。
あとの2人は彼女の罠にはまり逮捕されることになる。

 この展開少々信じがたいところがあるが、女がまだ男の後ろについてあるいて
いた時代、いや、男の勝手が許された時代を物語と見るべきか。映画の内容の
善し悪しはあると思う。

 しかしなんと言ってもこの映画の魅力は、その手触り、感触が映画というものを
感じさせる作品で最近の映画には感じられないものがある。

 ところで大杉漣さんは中年のオッサンをちょい役で演じていました。まさかこの後
あんな大スターになるとは・・・・ですね。
ちなみに「変態家族兄貴の嫁さん」(‘84)はこの作品の後となります。

PLANET+1の今回のラインナップ 
「紅壺」(’65))「ブルーフィルムの女」(’69)「15代の売春婦」(’71)
「カマキリ女秘書」(’84) 「異常快感24時」(‘85)
保存が難しいピンク映画でよく残っていました。タイトルが今のピンク映画より
意味があって覚えやすいですね。今回は見ることが出来ませんでしたが、
機会があれば見たいです。

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