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December 2009

December 31, 2009

のだめカンタービレ 最終楽章 前編

「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:武内英樹
○出演:上野樹里、玉木宏、山田優、ウエンツ瑛士、ベッキー

 フジテレビの月9のときからのファンです。
その後スペシャルドラマを鑑賞。アニメも鑑賞済みですが原作は一度も
読んだことがありません。なぜならクラシック音楽がマンガから聞こえて
こないからです。いや読み込むと聞こえてくるのかも知れませんが・・・。

 それで今回の映画版です。テレビシリーズのその後、パリ編を描いています。
映画としてどうのとは言いません。ファンとして楽しめる作品になっていました。
もったいない話ですが、テレビそのままをスクリーン上でやっているのです。
少々CG処理がオーバーかな?と思いましたが、それ以外は印象は変わりません。
それが成功していると思わせるのが不思議です。
通常なら劇場版ということで肩に力の入った、スクリーンでみせるからには
と余計なことをするのですが、全くありませんでした。

一言いえば、音がよかった。もともとクラシック音楽は好きなほうなので
劇場でたっぷりいい音で聞くことが出来たのはうれしかった。
ラブソディ・インブルー、ボレロ、マーラーの交響曲などなど。

千秋先輩のルー・マルレオーケストラ奮闘編が中心で、常任指揮者となった
千秋が壊滅状態のオーケストラを立て直していくストーリー。

 まあ次回GWまで引き伸ばす必要はあるのか?と思いますが楽しみは
とっておきましょうということですかね。

さて、これか今年のスクリーンでの見納めになりました。
劇場で見たのが99本。
近年になく見た年でしたが、この正月興行をみて、ボクたちの好きだった
洋画はどこへいってしまったのか?
邦画ばかりでしかもアニメが多い。洋画らしい洋画は「アバター」のみ?
ファミリーに占領されるシネコンには近寄りたくない、そんな年末年始に
なりそうです。それでほんまええの?なんか違うような気がします。

来年の期待作を眺めて期待できる、心待ちに出来る作品が見当たらず
いい作品に出会えることを祈るばかりです。

ではみなさまよいお年をお迎えください。

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マイマイ新子と千年の魔法

「マイマイ新子と千年の魔法」
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○監督:片渕須直
○声の出演:福田麻由子、水沢奈子、森迫永依、本上まなみ

 高樹のぶ子の自伝的小説のアニメーション映画化。
 昭和30年代、山口県防府市。空想好きの少女新子がいた。東京から転校生、貴伊子が
やってくる。その彼女と友達になっていく過程や、清少納言の子ども時代を空想したり
と忘れ去られたような日本の農村風景の中で物語りは展開していくがやがて現実の
厳しさを知ることになる。

 「瀬戸内少年野球団」「少年時代」「となりのトトロ」など古きよき日本と
子どもを描いている作品がいくつかあるが、それ以上のものが無いのが残念だ。

 タイトルから清少納言の時代と融合するようなファンタジックなお話になると思って
いたのだがそうはならず、結構厳しい展開になっていく。

 新子の好きな男の子のお父さんが浮気して自殺する。そのことが原因で男の子は
転校することになるのだ。そしてその敵討ちにいって知る事実。

 なにもアニメで撮る必要はないかと思う内容である。しかしこの風景はもう
アニメでしか表現できないのかも。

 川をせき止めて池を作り(勝手にそんなことをしても許されたのか?)金魚を
飼い始めるあたりなどは懐かしいというか、うらやましい。今でも出来れば
したい気分だ。

 こういったエピソードひとつひとつはいいが、融合しない。そのため途中から
何を期待していいのか判らなくなってきた。魔法はいったいなんだたのか?
魔法なんて誰も使っていない。新子のマイマイ(つむじ)を言うならそうかかも
しれないが魔法という感じはしない。

そのような中途半端な印象が残ったが、草の根運動? ファンが確実にいるためか
結構長く地道に上映をしており、それゆえ気になって鑑賞しました。決して悪い
映画ではないので興味のある方は見てください。

大林監督映画とし製作されたら面白くなったかも。

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December 25, 2009

Disney’s クリスマス・キャロル

「Disney’s クリスマス・キャロル」
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○監督:ロバート・ゼメキス
○声の出演:ジム・キャリー、ゲイリー・オールドマン、ロビン・ライト・ペン

 あのディケンズの「クリスマス・キャロル」のおはなしです。
きっと欧米人は好きなんでしょうね。クリスマス・キャロルとは
もともとキリスト教のお祭りであるクリスマスに歌う祝いのうたのこと。
宗教色が薄れても欧米では定番で、日本ではなかなかなじみません。
まあ「忠臣蔵」みたいなもんですかね。
ちょっとチャウといわれそうですが。
過去にも「クリスマス・キャロル」は映画化されているし、「三人のゴースト」と
いったひねったものや、セサミのキャラクターによる「マペットのクリスマス・キャロル」
なんていうのがありました。

 意地悪な金貸しの爺さんが3人のゴーストにより現在過去未来と旅をして
人間性を取り戻すといったおはなし。今回、なんで改心したのか少々わかりづらい
気がしましたがまあ、お決まりといったところでしょう。

 さて今年は3D元年といわれており、次々と3D映画が公開されました。
その中でも「クリスマス・キャロル」は真打登場といったところでしょうか。
ロバート・ゼメギスは以前から研究を重ねてきたと聞いており、その本領が発揮された
といえる作品になっています。オープニングの絵の見せ方で、3Dつまり立体で見せる
ための絵コンテ、絵が描ける、演出できることが必要だと思いました。
平面から奥行きが出る3Dはよくあり、時々飛び出してくるのが面白いのですが、
それだけでは飽きるし、3Dの意味がない。既に3Dとしての演出が必要になって
来ています。そこへか挑戦している映像が見られます。アニメとはいえ実写に近い
映像が展開され、魅了する絵は見事です。
 続いて研究を重ねているジェームズ・キャメロンの「アバター」が登場し、
この2作が今後の3Dのゆくべき道を見せてくれると思っています。

 ゼメギスが監督していることで気付いたのですが、馬車の後ろに捕まって
子どもたちが雪の上、道を滑っていくシーンがあります。これどこかでみた
と思ったら「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でした(実はサイレント映画に
元ネタがあるようですが)。マーティがスケボーに乗って車の後ろにくっついて
走っていくあのシーンです。そう、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」もゼメギス
監督作品で、3部作で現在過去未来へ飛び、現在へ戻ってきたマーティが成長して
いるお話です。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の元ネタって「クリスマス・
キャロル」だったんですね。今気が付きました。


ということでメリークリスマス。


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December 23, 2009

東のエデン 劇場版 I The King of Eden

「東のエデン 劇場版 I The King of Eden」
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○監督:神山健治
○声の出演:木村良平、早見沙織、宮内敦士

 知らない人にストーリーを説明するのが難しい映画。
まずはテレビシリーズ全11話を見るが、恐ろしいぐらい深いと感じる内容で
はまり過ぎないようにしていたが、DVD連続レンタル約1週間で見て、
映画館へ向かった。
 卒業旅行でワシントンへ来ていた咲はホワイトハウスの前で全裸の日本人
青年滝沢と出会う。彼は記憶をなくしており、唯一の手がかりは手にしていた
携帯電話。それを手がかりにアメリカから一緒に日本に帰ってくる。
携帯には85万ドルの残高があり、ジョイスというコンシェルジュへ連絡が
取れるようになっており、要望を聞いてくるのだが、それは日本を危機から
救うという目的があり、どうやら滝沢はその一人らしいことが分かってくる。
他にも11名の携帯保持者がおり、それぞれが目的を持って行動しているよう
だが、お互いに緩衝し合っており、誰かが目的を達したときに他の携帯保持者
は消されることになっている。
 さて滝沢が日本に向けて発射されたミサイルを迎撃して日本を救うまでの話が
テレビシリーズで、その後がこの映画版となっている。

 滝沢の行方がわからなくなっており、咲は彼を探し続けていた。滝沢は
携帯を咲にわたしており、そのメッセージからニューヨークへ飛ぶ。

 このまま書くと中途半端なストーリー紹介になってしまう。
何が面白いかというと、まずはニートの復讐をテーマにしていること。
ニート、引きこもりの一人一人が今の世の中に対してテロを行っている
という理屈。ニートになることは個人が世間に対して行っているテロ行為だ
というのだ。
 また、映画ファンにはうれしい映画ネタが多く、テレビシリーズからいろんな
映画が引き合いに出されている。
 話の伏線の張り方や小道具の使い方、現在の世相も含めて若者の生き方なども
捕らえている表現、ストーリー展開が非常に魅力的だ。
 謎が解明されないまま次回作へ繋がるラストは消化不良で続きが早く見たい
となる。3月までお預けとなった(当初は1月だったのに)。

 コレを読んで興味をもたれた方。必ずテレビシリーズ見てから、映画を見ること
をオススメします。そうじゃないと全く判りませんから。

 もっといろいろ書きたいのですがまだ知識がついていかないところも、理解できて
いないところも多いので次回作を見たときにあらためて書きます。

 うーんやっぱりはまりつつあるかな・・・・・。

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December 22, 2009

仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイドMOVIE大戦2010

「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイドMOVIE大戦2010」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:田崎竜太
○出演:桐山漣、菅田将暉、井上正大、吉川晃司

 お祭り、お正月ですからまあこんなもんでしょう。
ディケイドはほんというともうちょっとドラマとして、完結編として成立する
ものに仕上げて欲しかった。
 ダブルもまたビギンズナイトをちゃんと表現して欲しかった。

 この映画2本立てと思って見に行ったらそうではなく、なんと二つのお話を
ラストで束ねる構造で、そこには理屈など存在しない。
目の前にある映像が全てでそのストーリーや裏側を読みとくのは不可能になって
いるのだ。だから、判らない。このお話。ココで紹介するのは不可能。
見て体験するしかない。

 テレビのラストが映画へ続く終わり方をしたディケイド。仮面ライダー大戦?は
続いており、スカイライダー、Jなどとの戦闘シーンが出てくる。
しかし基本は平成ライダーで、スーパーショッカーの復活から真仮面ライダー(?)
の登場など前作で出来なかったことを補完している。ハチ女やタックルの登場も描きこみ
が出来ていないから意味不明?
イカとビールの組み合わせで死神博士が再登場しかと思えば、実はココでダブルの
世界に接点があり、寺田農と石橋連司のツーショット。ガイアメモリーがスーパー
ショッカー復活の鍵となっていたのだ。でもショッカーの首領は最後まで出てきません
でした。ディケイドのお話の途中でダブルへ切り替わり、ビギンズナイトが始まる。
 テレビでは初回の冒頭5分ほどで終わった謎となっているダブル誕生の秘密が
明かされるとなっているが、とらわれていたフィリップを助けただけで、それ以外は
秘密のままではないか。スカルがガイアメモリー1本で変身するが、ダブルはなぜか
2本で変身するとフィリップは気絶してしまう。この仕組み、ルールが全く語られない。
逃げていくドーパントを追って仮面ライダー大戦の世界へ。
ダブルとディケイド、平成仮面ライダーが集合して悪をやっつけて終わり。
一時的に画面が二つに分かれやがてひとつになるという手法。
物語は崩壊して見せ場だけで何もかもが押し流されていく。
エンタテイメントとはこういうもの。子どもへ見せるための映画になっている。
しかし、悲しいかな子どもは幼稚園ぐらいまでで、後はオトナが楽しんでいる。
それでこの映画はもっているのだ。
 ハードボイルドのではなくハーフボイルドの仮面ライダーW(ダブル)は
新たなキャラクター仮面ライダーアクセルの登場を予告して終わる。新しい船出と
なるダブルはどこへ向かっているのか? テレビシリーズは結構骨のあるお話を
展開中である。

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December 19, 2009

レイジング・フェニックス(Raging Phoenix)

「レイジング・フェニックス(Raging Phoenix)」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:ラチェーン・リムタラクン
○声の出演:ジージャー・ヤーニン

 見ました。 ついに見ました。
ジージャーの新作です。タイで8月に公開。その後日本での公開が不明の中
タイ版のDVD登場。PCなら見られると判って購入を検討しましたが、その後
英語版があることをネットで知り探しまくりました。
そしてついに米国版アマゾンで発見。円高の影響もあり安く購入できる分かり
英語を必死で訳して(その点ネットの翻訳機能は便利)購入することが出来ました。

ほんといい時代になりました。
昔ならこんなこと出来ない。考えられない。地球は狭くなって、便利になりました。

確かにアメリカから来たのですがDVDは台湾製というのもなんともグローバルな
お話で、輸送手段は船。メールでお知らせが来るのでまあなんとか無事に到着、
中身の問題ありませんでした。

日本の特典いっぱいのDVDに比べると味気ないものでよくわからない他の映画の
予告がついていました。多分香港映画?でも映像が荒くて役者の顔もよく見えない
もので、本編大丈夫かとおもったのですが、コレは問題ありませんでした。
リージョンフリー版は日本でも再生可能。他のコードになると見られないと思って
いたのですが、PCでは再生できることが多いようです。いままであきらめていた
作品を見ることが出来るかも知れないので試してみてください。
 で本編ですが、英語字幕が出ます。だから7割方理解できるので助かりました。
またアクション映画で、ジージャーの戦う姿がメインで見られたらいいので全く問題なし。
まあタイ語ばかりだと辛かったと思います。

 今回のジージャーの役は彼女と等身大の女の子。20歳を過ぎたぐらいの孤独な少女です。
最初はバンドのドラムをたたいているのですがライブで失敗し、恋にも破れて一人自分の
運命をのろうのです。やけ酒を飲んで酔っているところを誘拐されそうになり、ある男が
助けてくれます。彼は誘拐組織から女の子たちを守っており、連続誘拐事件の犯人に
挑もうとしていました。彼は過去に彼女を誘拐されており、その復讐をしようとしていた
のです。ジージャーはそんな彼からブレイクダンス風のムエタイ?格闘技を学び、
他の仲間とともに誘拐組織壊滅に挑むのだった。

 英語が出来るわけではないので細かいところはよくわかりませんが、まあそんなことより
「見ていれば判る」、を優先して映像を楽しみました。

 ジージャーが学ぶ今回の格闘技はブレイクダンスと酔拳とムエタイをあわせたような
もので少々ユニークなもの。でも驚きのシーンいっぱい。

 物語の前半はジージャーが逃げてばかりなのであんまり面白くない。
というか逃げるのがへたくそで本当は戦うことが出来るため、逃げの演技が出来ない
のではないかと思った。何も出来ない素人を戦いに巻き込むシーンでいろいろ
やらされるのだが、明らかにジージャーがそのまま戦ったほうがいいって感じでした。

 後半は敵のアジトでの死闘。つり橋での戦いは4人からんでくるのですがこのシーンは
見事です。またこのシーン、劇中の彼女にとっても本当に辛いシーンとなるのでそこも
見せ場です。

 足に刃物?武器をつけた刺客との戦いも面白いし、トレーニングのシーンも見事で
全力でぶつかる肉体と肉体の見事なこと。

 だけどジージャーの魅力全開とまでは行ってない。彼女のかわいい姿とあわせて見れる
映画にして欲しかった。まだ彼女はこれから、若すぎるところが邪魔をして女として、
役者としてのオーラを出しながらアクションをこなしていくような域に達してしない。
彼女の現在の等身大の役であった今回はこれでいいと思うが、もっと幅を広げたいい女、
女優になって欲しいと思う。

しかし、日本公開は「チョコレートファイター」のみで、「レイジング・フェニックス」は
今のところ公開未定。果たしてこの後も彼女の作品を見ることが出来るのか?
やはり日本のスクリーンで見たい。まあそれまでは地味にネットで追いかけるしかないか。


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December 17, 2009

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説

「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」
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○監督:坂本浩一
○出演:南翔太、黒部進、森次晃嗣

 いい意味で期待を裏切ってくれました。
全く期待していなかったのですが何か様子が違うと感じており、劇場へ足を運んだ
のですが、今までに無い、本当に今までに無いウルトラマンの世界を見せてくれ
ました。感激です。
 ウルトラマンの国、星? 光の国の光のもとが失われ、危機が迫ります。
難を逃れたメビウスがレイに助けを求めます。レイはゴモラとリトラを扱う
怪獣使いで、レイブラット星人の血を引く地球人だった。光の国の光を奪った
のはレイブラット星人にのりうつられたウルトラマンベリアルだった。
ダークサイドに心を奪われたベリアルは怪獣100体をあやつり宇宙を征服
しようとしていた。

 大筋はこんな感じですが、今までのウルトラマンの設定を無視したのでは
なく、むしろタロウの時代からの設定を引き出してそれを見事に映像化し
かつ従来の設定も生かすという大胆なことをやっている。

仮面ライダーが従来の設定にとらわれず自由になったことで、ディケイドの
素晴らしい展開になったと思っていた。ウルトラマンはどこまでもその設定
にこだわることが重荷になっていると思っていた。それを一気に飛び越して
あらたな境地を切り開いた。

 今回の話には地球は出てこない。大怪獣バトルの時代は怪獣頻出期から
先の銀河の物語。だから怪獣とウルトラマンが地球上で戦うということは
しない。ゆえにその迫力が半減すると思っていた。
また、怪獣もウルトラマンもおもちゃのためのキャラクターグッズ販売の
ための使いまわしと思っていたが、それなりに多少強引ではあるが設定が
ありストーリーとしてきっちり組み込まれていた。

 今回のウルトラマンの誕生秘話はタロウのときに出来た設定で、のちに
メビウスのときに語られることになった。
びっくりしたのがアンドロメロスの設定まで形を変えて登場したのは
まいった。知る人ぞ知るパワードスーツを着たウルトラマンで、あまり
受けはよくなかったらしいがテレビでやっていた。それに似た?スーツを
着たゼロの登場シーンにはびっくり(といってもコレも少々強引かな)。

ウルトラマンも結構レアものありで、ユリアンとかウルトラマンUAS、
パワードまで登場、マックスも出ていたのはうれしかった。
でもムサシは出てきたのにコスモスは登場しなかった。
ティガとガイアネクサスもいなかったかな?

ウルトラマンキングの声が小泉元首相というのは微妙で、郵政民営化とか
いいそうで辛かった。母は声優がへたくそ。べリアルの宮迫は素晴らし
かったな。

今回は放送局が製作に入っていない。コレは今の映画作りとしては少々
異例のことで、この点が興行に影響するだろうと思われる。しかし
ワーナーが製作にまで入っていることで世界配給も狙ってかかなり補強
されたのかも知れない。

過去にさかのぼると東宝、松竹富士、松竹、ソニーピクチャーズ、そして
ワーナーと製作や配給会社を変えながらウルトラマンは迷走してきたと
いえる。しかし、円谷の体制が変わったことにより崩壊するかと思われた
がいい方向へ向いていると今は信じたい。

まあ、あまりこのパターンを繰り返されても困るのだが、しかし、息の長い
シリーズとして今後も続いて我々を楽しませてほしいと思う。

 ここまで今までのしがらみを負ではなく正に転化することが出来た
のだから真打登場としてゴジラを復活させてはくれないだろうか。


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December 15, 2009

ゼロの焦点

「ゼロの焦点」
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○監督:犬童 一心
○出演:広末涼子、中谷美紀、木村多江

 面白くない。
犯人が自白して終わるサスペンス映画ほど面白くないものはない。

 相手のことをよく知らないうちに見合い結婚。
夫は最後の仕事を片付けるために金沢へ。ところが予定の日をすぎても
帰ってこない。夫を探しに妻は金沢へ行くが、そこで夫の過去を知る
ことになる。

おおよそのストーリーから、妻が夫の捜索、そして死の真相をあばくもの
と思うのですが、そうではなく、犯人の自白で終わる。
その自白シーン、妻と犯人は対峙せずにカットバックで見せるから
妻にはその真相は伝わっていないことになる。
これがまた妙な話で、観客に真相がわかっても、主人公に伝わらなければ
意味がない。へたくそな編集と演出だ。

韓国ロケで冬の金沢を撮影しているというのも情けない話で、日本の
撮影所はどうなってしまったのか?

女優を集めて対決させるのが面白いはずが空回りして決着をつける
というとんでもないお話。

ココ最近の犬童監督作品を見ているが、どれも勘違い、的外れな作品で
決してうまい監督ではない。なのに誰か彼に映画を撮らすのか?
疑問で仕方がない。

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December 14, 2009

ビッグ・バグズ・パニック

「ビッグ・バグズ・パニック」
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○監督:カイル・ランキン
○出演:クリス・マークエット、ブルック・ネヴィン、レイ・ワイズ

 低予算のSF昆虫パニック映画!
この素敵なひびき、期待通りの出来でした。公開館数が少ないのが
判るような気がしますが、しかしもっと多くの人に見てもらいバカに
して欲しい。そんな愛すべき一品です。

いきなり巨大昆虫の襲撃を受けます。
というかぜんぜん状況がわからす、主人公は上司と話していたはずなのに
繭?に閉じ込められてそこから脱出。あたりは繭だらけ。生存者を見つけ出し
状況を把握、巨大昆虫をやっつけながら安全な地へ。

とまあよくある話で、後は過去のオマージュ的なシーンを盛り込んで
楽しませてくれます。と同時にこわざが効いていて、複線の張り方などが
うまいのですそこでもニンマリ出来ます。

結構ええ加減な主人公で、映画の中での成長が見られない奴なのですが、
ヒロインとの出会い、父親との確執などが描かれておりこれが結構いい加減に
効いてきます。

基本は「放射能X」。今なら「エイリアン2」といいたいとこでしょうが。
他にゾンビも出てくるしラストのお決まりの潔さは拍手物。
ファンタ系映画祭なら大喝采の映画です。

公開期間は短いと思うので急いで映画館を探してどうぞ。 
地方では見れないかな?

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December 10, 2009

イングロリアス・バスターズ

「イングロリアス・バスターズ」
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○監督:クエンティン・タランティーノ
○出演:ブラッド・ピット、メラニー・ロラン、クリストフ・ヴァルツ

 ドイツ占領下のフランス。酪農を営んでいたユダヤ人一家がナチスに殺される。
一人生き残った娘がナチスへの復讐の機会をうかがっていた。

 同じ頃アメリカの精鋭部隊がフランスに侵入。テロでナチスをやっつけるのが
目的だった。その残酷な殺し方からナチスでは恐れられていた。

 ドイツを称える映画のプレミア会場でナチスを一網打尽にする計画が静かに
進行していた。

 簡単に書くとこんなお話でコレを約2時間半で見せてくれる。

タランティーの映画は台詞がやたら多くて意味がなく、字幕を読むのがいやになる
ことがあるのだが、今回はそのようなことは無く非常に巧みなお話をうまく転がして
見せてくれた。はっきりいってかなり刈り込んでしまったようで、もっと長くして
描きこんでいるであろうひとりひとりのキャラをもっと立たせて欲しかった。
少々物足りない感じがする。お話として洗練はされた感じはあった。
ナチスに復讐するユダヤの女ショシャナと映画館の黒人の映写技師とのロマンスも
実はもっといろいろあったのではないか。
ブラピの出演シーンが少ないし、他のバスターズたちもそれなりに癖のある連中
が集まっているのにひとりひとりが立ってきていなかったように感じる。
でもこれ以上長くしたら3時間を越えてまた2部作になりそうだし、TVドラマ
にするのはちょっと違うかな・・・・。

悪ふざけの映画ではあるが、映画への愛は本物でそれは見ていてよく伝わってくる。
そこがまたこの映画の魅力ではある。

でも可燃性フィルム、燃やして欲しくはなかったなぁ。

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December 06, 2009

ビッグバグズパニック


ブログネタ: 突然巨大昆虫と遭遇!あなたはどうする?参加数


結構小技が効いている面白い映画でした。

楽しめます。

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December 04, 2009

2012

「2012」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:ローランド・エメリッヒ
○出演:ジョン・キューザック、アマンダ・ピート、ダニー・グローヴァー

 この映画にもインドマネーが入っていると見た!がいかがでしょう。
中国は大事なお客さんだから映画の根幹部分においといて、主役はやっぱり
白人でないと駄目だし、離婚問題、家族の問題はかかえていないと親近感が
出てこないものね。だから子どもも男の子と女の子でそれぞれ見せ場を用意。
世界のリーダーはアメリカじゃないといや。現実に近いところで黒人大統領に
しておけばこの点で肌の色の問題はなくなるよね。日本人はもうあまり重要な
お客さんじゃないのでさわりだけでいいか。
そうそう宗教の問題で中国には牽制球としてチベットも描きこんで、
ラストは旧約聖書でまとめてしまえば世界中の誰もがどこかに自分を見つける
ことができて金の儲かる映画が出来るよね。

と企画会議で話し合ったかどうだか。

今流行の地球温暖化の話はなしで、太陽フレアの影響で熱せられたマグマが
地殻変動を起こし大陸が上下左右に動くというもの。

近いところで夏に公開された「ノウイング」がそうでした。
太陽フレアってもしかして本当にやばいんじゃないの? 本当に。

ご都合主義と荒唐無稽で2時間半楽しませてくれる映像満載で飽きさせない。
アレだけ公開前に露出していても細かいところで編集は違っていたし、
次々に出てくる映像の合間の適度な休憩がリズムとしていい。

残された時間は後半になるほど短くなり、スケールの大きい災害と
ミクロな部分でのアクションがカットバックで展開されるクライマックスは
エンタテイメント映画の王道をいく。

本当にいまの世の中を映している設定が面白い。
巨大建造物を作るにあたって中国の国力が必要であったことが台詞で出てくる
シーンや、科学者がインド人であるあたり、10年20年後にこの時代は
こうだったという証明にもなるのではないか。

さて、2012年12月21日まであと約3年あなたは何をしますか。


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東のエデン

こんなの貼り付けてみました。


結構はまってしまいました。

作品の感想は後日ということで・・・・


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December 03, 2009

ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~

「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:根岸吉太郎
○出演:松たか子、浅野忠信、室井滋、伊武雅刀

どうしようもない作家の妻を松たか子が演じている。
どうしようもない作家はほんとにどうしようもないなさけない男で
借金をして愛人と心中しようとするが失敗する。

妻は夫を助けるために昔の男に助けを求める。

昔の男は弁護士だ。二人は愛し合っていた過去がある。

払う金がなく、妻は身体で代金を支払う。

弁護士の事務所を出てきたときに、彼女の髪が乱れているのが
わかり、上記のことが感じ取れるのだが、
その後、台詞で「人には言えないことをしてきました」と夫に
告白するシーンがある。蛇足だと思う。
松たか子がそこまでする女を演じることが出来ないために、
台詞で強調する必要があったと思われる。

大人の女の色気のある演技が出来る女優が減った。

前半の明るい母親であり、居酒屋のお手伝いを演じるあたりまではいいが
男との陰のある関係を演じるには少々役不足だ。
昔の女優さんならできたと思うのだが。いまなら誰か?と考えたが
思いつかない。 いないのだ。

この映画そこが非常に残念だった。

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December 02, 2009

母なる証明

「母なる証明」
―――――――――――――――――――――――――――2009.12.2―◇◆◆
○監督:ポン・ジュノ
○出演:キム・ヘジャ、ウォンビン、チン・グ

 いろんな評価のある作品ですが、おおむね好評(?)のようです。
でも私は駄目です。気に入りません。

生理的にあのお話は許せない。

その一言に尽きます。

ネタバレありでココから行きますが、
子どもに殺人の疑いをかけられて奔走する母親まではいいのですが、
真犯人と思われた男が実は事件の一部始終を見ていた。
で、やっぱり犯人は息子だった。

殺された女子高生の友達などを突き止めとめて
女子高生の真の姿も見えてくるあたりの謎解きは面白い。
予測の付かない面白さを秘めている。

しかし、結局息子が犯人とわかったときこの母親、その目撃者を殴って
焼き殺すんだよ。それ許せるか?

普通は母親として息子の罪を償わせる、その十字架を自分も背負うという
もんでしょう。

確かにあのラストはそれを意味していたのかも知れない。
しかし、この母親、人殺しじゃないか。こいつの罪はどうなるのか。

息子が見つけた鍼入れが全てを物語っているのだがしかし、
その真意が不透明でにごっており飲み込めないのだ。

よく出来たお話だとは思うが、こんな母親受け入れられるのは韓国だけでしょ。

私は駄目です。

母は強く優しい存在で、大きな存在として描いて欲しい。
この映画でもそうえがいているのかもしれないがこの描かれ方では
とても受け入れられない。

「チェイサー」といい、面白い話ではあるが、表現手段が生理的に
受け入れがたいのだ。なんとかして欲しい。

コレを「恨」というのだよいわれればそれまでか。

韓国料理はこういうものだよ結構うまいなと思って食べていたら、
気か付けば犬を食わされていたという気分だ。
ほんとうは食べたこと無いけど。

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