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December 31, 2009

マイマイ新子と千年の魔法

「マイマイ新子と千年の魔法」
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○監督:片渕須直
○声の出演:福田麻由子、水沢奈子、森迫永依、本上まなみ

 高樹のぶ子の自伝的小説のアニメーション映画化。
 昭和30年代、山口県防府市。空想好きの少女新子がいた。東京から転校生、貴伊子が
やってくる。その彼女と友達になっていく過程や、清少納言の子ども時代を空想したり
と忘れ去られたような日本の農村風景の中で物語りは展開していくがやがて現実の
厳しさを知ることになる。

 「瀬戸内少年野球団」「少年時代」「となりのトトロ」など古きよき日本と
子どもを描いている作品がいくつかあるが、それ以上のものが無いのが残念だ。

 タイトルから清少納言の時代と融合するようなファンタジックなお話になると思って
いたのだがそうはならず、結構厳しい展開になっていく。

 新子の好きな男の子のお父さんが浮気して自殺する。そのことが原因で男の子は
転校することになるのだ。そしてその敵討ちにいって知る事実。

 なにもアニメで撮る必要はないかと思う内容である。しかしこの風景はもう
アニメでしか表現できないのかも。

 川をせき止めて池を作り(勝手にそんなことをしても許されたのか?)金魚を
飼い始めるあたりなどは懐かしいというか、うらやましい。今でも出来れば
したい気分だ。

 こういったエピソードひとつひとつはいいが、融合しない。そのため途中から
何を期待していいのか判らなくなってきた。魔法はいったいなんだたのか?
魔法なんて誰も使っていない。新子のマイマイ(つむじ)を言うならそうかかも
しれないが魔法という感じはしない。

そのような中途半端な印象が残ったが、草の根運動? ファンが確実にいるためか
結構長く地道に上映をしており、それゆえ気になって鑑賞しました。決して悪い
映画ではないので興味のある方は見てください。

大林監督映画とし製作されたら面白くなったかも。

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