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May 19, 2009

スラムドッグ$ミリオネア

「スラムドッグ$ミリオネア」
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○監督:ダニー・ボイル
○出演:デーヴ・パテル、アニル・カプール、イルファン・カーン


やはりコレはアカデミー賞を受賞する映画ではない。
監督がダニー・ボイルということを除けば全くのインド映画だ。
だけど歌と踊りが弱いから中途半端なインド映画に見えてしまうが、
インド映画だ。これが映画界の最高の賞、作品賞とるとは。

きっとコレはインドの経済が力を持つようになり、ハリウッドでも
金で票を獲得することが出来たという現れではないか。このままいくと
今度は中国映画アカデミー賞をとることになるのではないか。
そこまで落ちぶれたかアメリカは!ハリウッドは!となるような気がして
ならない。(注:私の勝手な思い込みです)

主人公の人生がなぜかクイズの答えとシンクロしているという展開は
面白く、このアイディアはアメリカで再映画化されてそれからアカデミーと
言うのが今までの流れのように思う。
(例:インファナル・アフェア→ディパー・テッド)

ラストの昇りつめた弟と地獄へ落ちた兄の対比は面白いがいい印象が残らない。

彼はあのお金を何に使うのだろうか?


ところでこの映画、テレビで放映するときのクイズの司会の吹き替えはやっぱり
みのもんたがやるのだろうか?
出来そうだけど・・・・・・やっぱやめて欲しいな。

でもこの内容そのまま放送できないね。


ところであの子役はみんな本当にスラム住んでいるらしいが、先ごろ家が取り壊され
当分住むところがないらしい。
アカデミー賞を受賞した映画の子役たちがこんな生活状況とは信じられない。
どうも彼らにはお金が行っていないみたいだが・・・・そんならまるであの映画の中に
出てきた子どもを使って金儲けしている元締めみたいじゃん。
なんとか出来ないものか・・・それなりに映画を楽しませてくれたのに心が痛い。
私の払った映画代がちゃんと彼らのところまで行くように祈る。


以下朝日新聞のサイトより

「スラムドッグ」の子役ら、ホームレスに 市が住居撤去
【ニューデリー=武石英史郎】インド紙タイムズ・オブ・インディア(電子版)によると、インド西部ムンバイの市当局が14日朝、米アカデミー賞で8部門を受賞した映画「スラムドッグ$ミリオネア」で子役を演じた約20人の子供たちが住むスラムの住居約50戸を撤去した。

 中心人物の子供時代を演じたアザルディン・イスマイル君(10)は「行く場所がなくなり、暑い中、路上にいるしかない。今日は食事も食べられるかどうか分からない」と沈んだ様子で話した。

 市当局者は、雨期が始まる頃(6月上旬)までには、代わりの住宅が与えられるかもしれないと話している。受賞後、地元州当局は、主役級の子供たちに住居を提供すると約束したが、まだ実現していないという。

http://www.asahi.com/international/update/0515/TKY200905150035.html

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May 18, 2009

グラン・トリノ

「グラン・トリノ」
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○監督:クリント・イーストウッド
○出演:クリント・イーストウッド 、ビー・バン 、


 前にも書いたけどイーストウッドの映画とは肌が合いません。
この映画決して悪い映画とは思わないけど、あの決着のつけ方好きじゃないです。
あの幕引きが見事だとの意見はあるようですが、なんかイヤだな。

ネタバレになりますが、主人公が死んで終わる映画って、しかもあの死に方は、
私は好きじゃない。

イーストウッドが演じる朝鮮戦争の帰還兵ウォルト・コワルスキーはフォードで車を
作っていて、庭を大切にし、家のことは自分でなんでもできる男。
アメリカそのもので、ダーティハリーが隠居したらああなるのかという感じがした。
そのとなりに東洋人が引っ越してくる。中国人?べトナム人?とわけが判らない
人種だが、そういのも受け入れてきたものアメリカそのものの姿で、仲良くなっていく。
だけどその関係に黒い影が迫る。

この映画は今までのアメリカの姿、歴史を映画にし、未来の姿までも映し出している。

その流れに従うしかないのかもしれない。
それが自然というものか。
白人が支配していたアメリカは今に黒人、東洋人に支配されちゃうかもね。
それもありか。

そんなことを感じさせる映画だ。

ただ私としては頑固親父のパワーを見せ付ける強いアメリカの姿を最後にみせて
くれるほうがハリウッド映画らしいと思ったし、そういう期待をしていたのだが。

ほんとうにイーストウッドはこれで幕を引くつもりなのだろうか?

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