« September 20, 2009 - September 26, 2009 | Main | October 4, 2009 - October 10, 2009 »

October 02, 2009

グッド・バッド・ウィアード

「グッド・バッド・ウィアード」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:キム・ジウン
○出演:ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ウソン
 おもろない。
面白くなるはずの題材が面白くなっていない。
韓国製西部劇と期待していた作品ですが公開がのびのびなっていたのは
その作品の出来と版権の高さからではないでしょうか。

宝の地図をめぐって対立するいい奴、悪い奴、変な奴。
大列車強盗のシーンから始まり、そのスケールの大きさ、かっこよさにしびれる
スタートを切るのだが、後がいけません。なんとも単調でお話に弾みがつかない。
地図が本物でも偽物でもいいのだ、争奪戦を繰り広げ、騙しあいの中にユーモア
を織り交ぜて見せてくれればいいのに、アクションの大掛かりな中に撮影、編集の
下手さが映画をつまらないものにしている。この点は香港映画を勉強して欲しい。

ラストの日本軍を巻き込んでの大追跡ゲームはやたらドンパチが多くて、
日本軍はそのためにだけ出てきた感じがする。

そしてその地図からお宝が見つかってしまうのも、当たり前すぎて面白くない。
客を騙してなんぼでっせ。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 01, 2009

九月に降る風

「九月に降る風」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:トム・リン
○出演:リディアン・ヴォーン、チャン・チエ
台湾のイケメンを揃えて1996年、高校生たちのひと夏の出来事を描く
という日本でも昔よくあった映画です。
そうよくあった映画なので目新しいところがなく、台湾でも同じようなことが
あるのだと確認して終わりました。まあ台湾版「帰らざる日々」というような
ところでしょうか。

 役者になじみがなく、その生活環境などの情報も少ないため、多くのキャラの
関係性を追うので苦労しました。

結局二人の男のだけを見ていればよかったんですけど。

あの野球賭博についての事件もどこまで事実なのか、最後に出てきた選手も
ゲストで本物だった見たいだけこのあたりがつかめんかった。

それでいて途中退場のイケメンの男の子は若い頃のトム・クルーズみたいだったし、
こんなホリの深い西洋系顔の台湾人っているんだっておもって帰ってきました。

正しいこの映画の見方ではないと思いますが、イケメンを見たい人にはいいかも。


ちなみに9月が台湾の卒業式シーズンだそうです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 30, 2009

サブウェイ123 激突

「サブウェイ123 激突」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:トニー・スコット
○出演:デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタ

 旧作は見ていないが名作だそうで、一度みたいとは思うがこちらは
二度と見ないだろうな。

無駄なアクションが多すぎ!

TVドラマの「24」の24時間をさらに短く1時間で決着をつけようとして無理が多く、
また、ジャック・バウワー?のまねのようなジョン・トラボルタがわめきちらし
それで終わってしまう映画。

デンゼルの家族との絆のようなものがちゃんと描けていないので、全体が中途半端
になりラストに牛乳を買って帰る彼の姿になにも感じないのだ。

 それを無駄なアクション、つまり現金輸送で交通事故を起こすシーンは
何の意味がある? 劇中でも言っていたがヘリ使えよ。
推測だが、「交渉人真下正義」をスタッフが見たのではないか?
それをみてから「サブウェイパニック」を見直してリメイクを思い立った。
のではないか?
元が同じなのでなんともいえないが、きっかけにはなったように思うのだが。

まあ、せわしない映画でした。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

September 29, 2009

HACHI約束の犬

「HACHI約束の犬」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:ラッセ・ハルストレム
○出演:リチャード・ギア
 日本の勘違い表現は少なめにアメリカで秋田犬がリチャード・ギアの帰りを
待っているというお話で、ご存知「ハチ公物語」のアメリカ版リメイク。
でもフジテレビと松竹が作っているからなんとも日本テイストな作品といっても
いいかもしれない。事実アメリカでの公開はどうもこれかららしい。
今年は犬の映画多く春から5本も公開!
「ビバリーヒルズチワワ」
「マーリー世界一おバカな犬が教えてくれたこと」
「幼獣マメシバ」
「ボルト」
「ウォレスとグルミットベーカリー街の悪夢」

「スラムドッグ$ミリオネア」なんてのもあって今年は犬年かねまったくって感じ。

その締めというか真打登場の「HACHI約束の犬」ですが、
そう泣けるような作品でもなく、淡々と丁寧に描いていた。それに尽きる。
それがそんなによかったかというと・・・・・。

私は犬派です。でもなんか感情移入が出来なかった。かわいいんだけど
あの家族とのかかわり、見守る目のようなものが感じられなった。
だから予兆を感じたときのHACHIの行動にうたれるものがないのだ。

最後の年月を表すHACHIと木の生長をCG合成していたが、余計なシーンに
見えたのだ。あれは興ざめではないか。

そういったトリックなくせっかく絵を見せてきたのに。

アメリカと日本での犬との付き合い方が根本的に違うことも問題で
アメリカでは家族、日本では服従、忠犬、主に従えるが故の悲劇、
忠臣蔵の精神が生きていてそれが曲がった理解からこうなってしまったと
私は見た。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 28, 2009

ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~

「ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:佐藤信介
○声の出演:綾瀬はるか、沢城みゆき

 悪くはないけど、まあ水準の出来だと思います。
最近のキャラクターにたよったアニメに比べると、どちらかといえばストーリー
重視でオールCGのアニメとしてその世界観がなんともいえない味わいがあって
動きもまあ、まあでよろしいんじゃないでしょうか。ただ一点気に入らんのが
テオの心が見えない、描きこみが甘いこと。

高校生の遥は父親と二人暮らし。母は他界している。母の形見の手鏡を探して
不思議な世界、ホッタラケの島にやってくる。人が忘れた、ほったらかしにした
もので作られた島。そこでテオと出会い冒険が始まる。

テオはブタとキツネを足して2で割ったような動物(?)。臆病者のいじめられっこ。
彼が最後には遥のピンチを救う。

あくまで主人公は遥だが、テオとの出会いお互いの中で変化が生まれるはずなのだが
その動きに乏しいのだ。だからテオが町のみんなと飛行機を作って空を飛び、
遥の救出に向かうシーンで泣けないのだ。もっと描きこんで欲しかった。

 悪口にではないがこの設定、展開は昔の宮崎アニメの焼き直しと見た。
「天空の城ラピュタ」だ。パズーが命をかけてシータを助ける冒険模している。
しかしテオの心が描かれていないのが辛い。
島を走る汽車のような乗り物も「~ラピュタ」の採掘現場に出てきた。
しかし飛ぶシーンは雑なのでやっぱ「~ラピュタ」のほうがよく出来ている。
ほかに悪者の男爵。どこかで見た感じがある。多分「王様と鳥」の王様のイメージ。
基本が「不思議の国のアリス」なのでスペードの女王ぽいところもある。
飛行船は「~ラピュタ」で、最後の追いかけっこは「カリオストの城」を思い出した。

人間がほったらかしにしたもので出来ている島、その世界の設定は「屋根裏のポムネンカ」
を思い出したが、「ホッタラケ~」の方がカラフルできれいだった。

妙に胸大きさが目立つ遥の声を「おっぱいバレー」の綾瀬はるかが声を担当しているのは
声を演じる役者に合わせていたのだろうか?

劇中エピソードで、遥の父親がお弁当を作るシーンがある。
母親の死からお互いに立ち直るきっかけとなったシーンだ。
私も子どもの弁当を作ったことがある。妻が入院したときに幼稚園へ
もっていくお弁当を作った。コレを毎週やるのはやっぱ大変です。
そういう点ではお母さんはやっぱ凄いです。感謝すべきもの
その偉大さみたいなものまで含めて描いているところは
この映画のいいところ。

なので脇とはいえメインとなるキャラの描きこみまで手を抜かないで
ほしかったな。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« September 20, 2009 - September 26, 2009 | Main | October 4, 2009 - October 10, 2009 »