情事の履歴書
「情事の履歴書」
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○監督:若松孝二
○出演:千草みどり、寺島幹夫
東京に行く機会があり、東京国際映画祭で何か1本見ようと思ったが甘かった。
チケットは手に入らずに帰りの新幹線にまでに間に合う映画を探してみたのがこれ。
先日からのピンク映画の流れでちょうどいい選択となった。
1965年の国映製作のピンク映画。1965年といえばピンク映画の黎明期。
(1962年の「肉体の市場」が最初とされている)
なのでなんか制限が多くて全くピンク映画らしくなかった。乳首が出てこない。
Hシーンも不自然なカットで・・・・。
東北の雪深い農村でレイプされた少女が東京の赤線へ売られ(といってもこのとき
もう赤線はなかった)のしあがっていく様を描いている。
或る男が殺されて、その容疑者として取調べを受ける女。その過去が語れるがそれは
とても悲惨なものだった。
女を見る目が非常に差別的で、出てくる男は皆女性を見下している。
しかし疑いの晴れた女は堂々と警察を後にするところに本来の女の強さを感じる
ことが出来るのだ。
この時代はこうだったと一言で片付けてはいけないのかも知れないが、
今とはかなり違ってきているのは事実だ。


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