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January 17, 2010

牛の鈴音

「牛の鈴音」
―――――――――――――――――――――――――――2010.1.16―◇◆◆
○監督・脚本・編集 : イ・チュンニョル
○出演 : チェ・ウォンギュン、イ・サムスン

 韓国で大ヒットしたドキュメンタリー映画。ただひたすら農耕用牛とおじいさん
を追っていく映画だ。

 韓国の山村。年老いた農耕用の牛で毎日畑、田んぼへでて仕事をするおじいさん。
おじいさんの足も牛の足も衰えて動けるのが不思議なぐらい。ここまで働かなければ
ならないのかと思うぐらいどちらも老い感じてしまう。
 おばあさんは口が悪く常に文句ばかりいっている。新らたしい牛が欲しい、老いた牛は
売ってしまえ、私は苦労ばかり、いい思いはしたこと無い、誰も心配してくれない
などなど延々としゃべり続ける。
 寡黙なおじいさんはただそれを聞いているだけだ。それを言ってどうなるのかといった
心境ではないか。
 経済的に発展した韓国でまだこのような人々が残っている。
それに気付かせてくれたことが韓国内でのヒットの原因か?
その点はよくわからない。

 ただ見つめるだけのドキュメンタリー映画から何を見ればいいのか
今ひとつ私には伝わってこなかった。

 作為的な編集に思える台詞の重ね方などがどうも好きではない。
被写体との距離があいまいで、この監督は何をこの映像から見いだしたのか?
それがつかめなかった。

 ドキュメンタリーにもいろんな方法があるかと思うが、どこまでその被写体に
近づき、その思いを映像から浮かび上がらせることが出来るかが重要だと思う。

そういった点で私にこの映画からつかめるものが無かった。

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