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March 31, 2010

映画ドラえもん のび太の人魚大海戦

「映画ドラえもん のび太の人魚大海戦」
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○監督 :楠葉宏三
○声の出演 : 水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、さかなクン

 映画化30周年ということで結構気合を入れて新作に挑戦しているドラえもん映画
ですが、出来としてはまあまあというところでしょうか。

 ある星から地球に逃げてきたエイリアン。彼らは人に知られることなく深海で
暮らしていた。どうやら彼らが目撃されたのが人魚の伝説となったようす。
という設定の中いつもの調子でドラえもんの秘密道具がきっかけで人魚のお姫様と
出会い冒険することになる。彼らを狙うのは怪魚族。人魚たちの宝を狙っているのだ。

とまあこんな感じのお話なのだが、充分時間もあるのに描きたりないことが
いっぱいあって非常に強引な展開になってしまった。

人魚の宝は宝剣なのだが、コレが怪魚族の持っている鎧と合わさってどうなるのか?
それを一気に解決してしまいあの悪モンはどうなった?
だいたい人魚のお姫さんのお父さん、お母さんは? 
どうしておばあさましか出てこない?

時代や設定、時間などがよくわからなくなってしまった。5000年前に来た
エイリアンのはずが地球で何世代かになっているはずなのに・・・・。

ドラえもんはもともとよく出来たSFであること多い。そこが結構気に入っている。
ご都合主義ではあるがしかしその底辺に流れているのはSFの魂。
それが今回人魚伝説を持ち出したのはいいが、それがSFの設定として活かせてない。
むしろええかげんに扱っている気がした。

映画を見ていて、フォログラムを応用した架空水というのが出てくるが、昔なら
単に錯覚とかで子供だましにしていたはず。考え方がデジタルの発想になっていると
感じた。アナログな感覚で子どもたちが夢をもてる発想がドラえもんの魅力だと思う。
しかしデジタルでバーチャルリアリティやフォログラムで実現してしまうと夢が
広がらないような気がするのだが。手触り、感触から遠くなってしまう。
それでいいのか?

うちの子はそれなりに楽しんでいたとは思うがこの子供だましが通用する
期間はもうすぐ終わりそうな気配がありました。


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