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December 2010

December 31, 2010

武士の家計簿 ~そろばん侍というアイディアは面白いが全体のドラマが面白くない。

「武士の家計簿」
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監督:森田芳光
出演:堺雅人、仲間由紀恵、松坂慶子
 森田芳光にも信用をなくしているので、出来をみてこんなものでしょう、
という印象しかない。

 アイディアはOKです。時代劇、侍は刀を振り回してみな強そうだけど
実は駄目でしたという侍がいてもいい。刀に変わるのがそろばんでしたというは
面白い。でもその生活が描かれるなかで、城での役割、あのぱちぱちはじいている
そろばんがどれほど重要なのか?見当が付かない。ある事件に巻き込まれて
その任務の重要性がわかってくるが、一人一人は何を計算しているのか描いて
当然ではないか。

 で、その一発勝負のようなアイディアだけでは映画が持たないから、父と子の
話にしていくのがまた面白くない。
家族の食事シーンでみなの位置が変わっていくなど、父と子を中心に幕末に生きた
ある家族も描いているというのが分かるが、そんなの別に見たいとは思わない。

客の期待するところはそろばんでいかにあの時代を切り抜けてきたかである。
絵の鯛や家財を売り払うあたりまでは面白がそのあとの親子話にシフトしていくと
つまらなくなっていく。
お金の話はいつの時代にもシビアなもの。
そんなところが映画から感じられない。
子が父を背負う話しなど面白くない。父親たるもの子の世話になどなっては
いけないと思う。そう思って見ていたのでなんか後半面白みが薄れました。


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December 30, 2010

ブルーオアシス I & II ~サントリーアイマックスシアターの復活を願っています。

「ブルーオアシス I & II」
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監督:ハワード・ホール

 天保山サントリーアイマックスシアターがとうとう閉館してしまいました。
再開のめどは立っていないのが現状とか。

 そのクロージング作品に選ばれたのがこの2本。
海遊館の隣にあることもあって、海の映像が堪能できる素晴らしい3D映画でした。
海の美しい映像が3Dで映し出されるのですが、その映像の美しいこと。
前にも言いましたが、本当の3D映画はアイマックスだけ。今普及している
アイマックスはニセモン。このスクリーンの大きいこと。昔のOS劇場なみ。
そこであの質感が味わえるのだから一見の価値アリです。
海にもぐる映像では思わず息を止めてしまうし、くらげや、魚たちに触れないのは
分かっているが思わず手が出てしまう。やわらかい感触が指に伝わるようです。

しかし残念ながらこの映画館は12月26日で閉館となりました。
まあ場所が悪いのと、作品に面白いものが少ないのが原因でしょうか。

思い出してみると結構見ており、2D作品も含めてよく通ったもんです。

「ファンタジア2000」は初日にここで見ました。
「タイタニックの秘密」「エイリアン・オブ・ザ・ディープ」はキャメロンが
「アバター」を作るときの参考にした作品。
ポケモンの3D映画もここで2本見ました。
そして先月の「ハッブル宇宙望遠鏡」は素晴らしかった。

さてここまで大きなスクリーンのある映画館をなくしてしまうのは
もったいない。一般の作品も上映して是非とも継続して欲しい。

新作を上映するとコスト的な問題があるので、午前十時の映画祭をここで
やってはどうだろうか。
あのスクリーンで「ベンハー」「アラビアのロレンス」が見れるのは素晴らしいと
思うし、10時だけでなく一日中何回か上映すればいいのだ。
午前十時の映画祭そのものは好評。でも不満の声もあり、10時から1回だけという
のが見にいけないという。実際私もそうだ。

だからこそこのような専門館ができてもいいと思う。

是非と映画館をもつぶさずに、残す方向でご検討いただきたい。

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December 29, 2010

超強台風 ~中国デザスタームービーの頂点ここにあり。笑っちゃ駄目だよ、って難しいねそれは。

「超強台風」
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監督:フォン・シャオニン
出演:ウー・ガン、ソン・シャオイン、リウ・シャオウェイ

 2010年秋(もう冬ですが)の東シナ海~日本海・アジアンパニック
映画第3弾、完結編です。(私が勝手に言っています。海猿→津波→台風の
ことです。)

まあどれもそれぞれ特徴がありますが、今回のは下手の極み。さすが中国映画。
こういう映画はまだまだ。でも努力は認めます。見かたによっては面白いです。

巨大な台風が来る中、市長さんは市民の安全をいかに守るか奮闘するお話。

見せ場は巨大台風によって破壊される港町。これがなんとミニチュア。
ゴジラの世界です。数年前のCGを使っていない時代のパニック映画。
使いまわしのカットがあったり、出ている車がおんなじだったりして、
それがほほえましい。サンダーバードも真っ青の迫力ある映像。
でもCGも使って合成しているので美しい。
まあ、絵そのものが下手だからたいしたことありませんが、努力は認めたくなる
のです。

市長さんはかなりがんばって、大波を背に東映映画の如く力強く力説し
市民を守るのですが、気を抜いたときにラーメン食ったり、居眠りをしたり
しちゃいます。会議中に風車なんかも作ってしまってそれが複線になるかと
思えば単に遊んでいるようにしか見えません。

昔、台風に襲われたときには一致団結して港町を守ったとみんな海に手を
つないで入っていましたが、それあぶないやろ、って画面につ込んだら
市長さん以下その過去の記録映像を見て泣いていました。

波に乗っておかに上がる漁船!スペクタクルシーンとして映画の一番の
見せ場ですが、一緒にサメまで上がってくる。
サメに襲われるからと棒をもって退治に海に飛び込む市長さん、立派です。
でもこれ笑っていいシーン? 困ってしまいました。

そんな映画です。韓国映画の「TSUNAMI」といい災害パニック映画は
まだハリウッドのほうが出来は上のようです。
まあ荒唐無稽なお話に目くじらたてても仕方ないですから、それなりに
楽しめばそれでいいですが。


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December 27, 2010

激突 ~午前十時の映画祭にて鑑賞 ここまで怖い映画だったとは・・・

「激突」
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監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:デニス・ウィーバー

 こちらも「午前十時の映画祭」で鑑賞。
何度かテレビで見ていますが、今回はスクリーンサイズがスタンダードで
初めて上映されると聞き見に行きました。
以前はビスタサイズの上映だったとか。でも私はテレビでしか見たことがなかった
ので今回のスクリーンで見れるのはうれしかった。

で、感想ですが、怖かった。

ラストシーンまで知ってい知るのに怖いですこの映画。

トラックが追っかけてくるだけで見せるあの怖さ。この監督天才ですね、って
もちろんスピルバーグって知ってみていますが、この映画を何の知識も無く
出会えたらほんとびっくりしただろうな。そこに立ち会えなかったのが残念です。

まあ、私が物心ついたときには「ジョーズ」を公開していましたから無理な話
なのですが。

あの緊張と緩和の持っていきかた、素晴らしい。

なのに、スピルバーグ自身がインディでこれを打ち砕き以後みなが真似をするよう
になるノンストップアクションへの移行、それがCGでさらに加速しつまらなく
なってしまっています。

もう一度戻れるならこの手法を学び、真似をすべきです。

そういった貴重な作品です。

今は無きアボリアッツ映画祭の第1回グランプリ作品というのもうなずけます。
きっとそのときこの映画を初めて見た人はひっくりかえっただろうな。

でもどこかヒッチコックの血を受けついでいるようなところもあり
音楽なんか「サイコ」に似ていました。

そんなわけで新作映画を見るよりも、こういった旧作を見直すほうが面白い気がする
今日この頃です。
 午前十時の映画祭は来年2週目にはいり、新たに第二弾も組まれて合計100本と
なります。もう一度見たい作品も多く出来るだけ来年は足を運ぶつもりです。

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December 26, 2010

ライトスタッフ ~午前十時の映画祭で堪能しました。

「ライトスタッフ」
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監督:フィリップ・カウフマン
出演:サム・シェパード、スコット・グレン、エド・ハリス、 デニス・クエイド
フレッド・ウォード、ランス・ヘンリクセン、バーバラ・ハーシー

 「午前十時の映画祭」で見たかった作品の1本です。今回の上映はオリジナル版と
聞いて是非ともと思っていました。
3時間13分(193分)。堪能しました。1984年公開当時は160分、
約33分カットされていたというから、それに比べれば今回の上映は快挙!
でも劇場で3時間以上というのは少々拷問のようなところはありますが、
まあ良いでしょう。

米ソの宇宙開発競争が1950年代から60年代にかけて行われ、
そのころのアメリカのお話。「正しい資質(ライトスタッフ)」を備えた
人間だけが宇宙にいける。その訓練、栄光と挫折、失敗の連続を丹念に
描いています。
そこには私の子ども時代に憧れた「宇宙」への姿があり、憧れの国アメリカの
姿がありました。
1950~60年代はそういう時代だった。宇宙へ行ってしまって、そこがくだらない場所
になる前の時代です。
まだ、魔法と科学の線が引かれていないギリギリのところ。
音速で飛んだことによりその境界線が破られたのでしょう。

この時代を描いた映画は数多くあり、それとあわせてみるとこの時代が
なんとなく人間にとっていい時代だった最後の栄光のような気がします。
方や冷戦なんて時代でもあり、核兵器が存在しているのですが
それでも使われること無く(実験はありましたが)日々の科学の発展が
生活をみるみる豊かにしていたのは事実で、その最先端を行っている
アメリカに我々は憧れていたのだと思います。

そんな思いでこの映画を見ていました。

参考作品として、この時代、この映画を深めるための作品を上げておきます。
「アポロ13」
「人類月に立つフロム・ジ・アース」(TVシリーズ)
「アイアン・ジャイアント」(アニメ)
「インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」
「王立宇宙軍-オネアミスの翼-」
「ゴジラ」
「白い嵐」
「アトミック・カフェ」


↓関連記事として以下もご覧ください↓
http://eigazatsudan.cocolog-nifty.com/eigazatsudan/2008/07/post_7e54.html

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ヤングスーパーマン シーズン7

シーズン7が始まっていきなり登場スーパーガール!

これには驚きました。

映画ではともに活躍すること無かった

スーパーマンとスーパーガール。

今後の展開は・・・・。

で、サイトをみると本物というか、旧スーパーガールの

ヘレン・スレーターがなんとクラークの母親役で登場!

これは楽しみです。

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December 18, 2010

涼宮ハルヒ 消失 ~この日この時間にアップする意味わかるかな?

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December 15, 2010

アジアンスマイル ジージャー登場

「アジアンスマイル」にジージャー登場!
本日放送がありました。

20分の番組ですが感動しました。

私の大好きなジージャーの姿が日本のテレビで
見れるなんて。

それもお宝映像満載!

子どものときの写真、家族写真、
新作映画の撮影現場、
レッスンシーン、チョビひげシーン(お茶目です)、
ケロロ軍曹コレクション、
そして8年も行ってる大学のシーン、
などなど。

とても可愛く、かっこよく写っていました。
ほんと感動モンです。

後3回は放送があるので是非ご覧ください。

そして新作、次回作の韓国との合作作品が日本で
見ることが出来るように祈りましょう。


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December 09, 2010

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 ~まだ途中。3Dで見たかったとは思いました。

「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」
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監督:デイビッド・イェーツ
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン
ヘレナ・ボナム=カーター

 前作で一部アイマックスシアターでは3Dになっていました。
最初の20分?程度。だから最終章は前後編あわせて3Dになるとばかり思って
いました。しかし、間に合わないとの理由で2Dのみで上映。見ると確かに
3Dを狙った映像がありちょっと残念な気もしました。

 さて10年付き合ってきた物語の最終章。ココまで来るともう誰も知っている
としてお話がスタートします。見ていない、知らない人間は置いてけぼりです。
まあ、それでもいいのでしょう。悪の追跡から逃れ、死の秘宝を探す冒険の旅
です。派手なアクションは最初に固めたので後半だれます。また長いから
2本まとめて3時間半ぐらいで決着つけたほうがとも思いました。
まあ後半どうなるか分かりませんが。

 私は熱心に見てきたのではないのでまあ見届けようぐらいにしか思ってません。
だいたいそれほど面白い話じゃないし、いつも映画のラスト30分ほどしか本来の
物語がすすまないのでいつも展開トロいなと思っていました。

PART2は3Dになるはずだから、今回見送ったPART1の3Dを来年GWぐらいに公開
するのでは?と思っているのですが・・・・。どこまでも商売ですから。

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December 08, 2010

NHK「アジアンスマイル」にジージャー登場!! その2

NHK「アジアンスマイル」にジージャー登場とお伝えしましたが
その番組内容が掲載されました。

http://www.nhk.or.jp/asiansmile/onair_sogo/20101219.html

放送は

BS1で3回(12月14日午後6時、18日午後5時30分、20日朝9時20分)

総合で1回(12月19日朝5時30分)

のようです。

時間帯はバラバラですが、4回チャンスがあるのでお見逃し無く。

たった20分の番組ですが、ジージャーファン必見です。


ところで↓もご協力お願いします。

ジージャーの「Raging Phoenix」を日本で観たい !!
http://jijaragingphoenix.blog112.fc2.com/

ジージャーの熱烈なファンのNAOさんのサイトです。
私もサインしました。

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December 07, 2010

ラスト・ソルジャー ~遅れてやってきたレッドクリフあやかり映画

「ラスト・ソルジャー」
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監督:ディン・シェン
出演:ジャッキー・チェン、ワン・リーホン、ユ・スンジュン

 遅れてやってきた「レッドクリフ」あやかり映画。
 あんまり笑えないジャッキー・チェンの時代劇です。
 少々ずるをして戦争の中生き残った兵士が敵の将軍を捕虜にした。
兵士はこれを手柄に褒美をもらおうとするのだが、追っ手が将軍を狙う。
そしていつしか兵士と将軍との間に友情が・・・・。

 よくあるパターンのコンビモノ。でもジャッキーが出ているからアクションを
期待するのにそれが不完全燃焼。最初はラストに見せ場を持ってくるために
この程度のアクションしか見せてくれないのかと思っていたのですが、最後まで
中途半端に終わってしまいました。これで中国で大ヒットというから・・・・。

しかし、ジャッキーも年をとりました。いつまでのアクションが出来るわけ
じゃないのは分かっています。でもミッキーマウスがいつまでもミッキーマウスで
あり続けるのといっしょでジャッキー・チェンはいつまでもジャッキー・チェンで
あってほしいと思うのです。

 誰か代わりがいればいいのですが、その地位、キャラ、ブランドを自身の肉体で
作ってしまったので仕方がないでしょう。
 ファンとしてどこまでもつきあい見届けたいと思います。

そのわりには「ベストキッド」は見損ねました。
ハリウッドのジャッキーはどこか認めたくないところがあるんですね

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December 03, 2010

NHK「アジアンスマイル」にジージャー登場!!


12月14日(火)NHK BS1で放送予定の
「アジアンスマイル」にジージャー登場!

「最強アクション女優・ジージャー(仮)」

日本のテレビに取り上げられるのは
珍しいこと。
「チョコレートファイター」以後映画は公開されないし
かなりコアなファンだけだもの。

早くみたいです。

新作の映画撮影現場を取材したものに
なると思われます。

この映画も早くみたいな。

日本で見れるかな。

http://www.nhk.or.jp/asiansmile/

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December 02, 2010

SPACE BATTLESHIP ヤマト ~ネタバレあり ツボを押さえた結構美味しい映画でした。

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
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監督:山崎貴
原作:西崎義展
出演:木村拓哉、黒木メイサ、柳葉敏郎、緒形直人、池内博之、マイコ、
堤真一、高島礼子、橋爪功、西田敏行、山崎努

ネタバレありです。

私は自称ヤマト・ガンダム世代です。
「宇宙戦艦ヤマト」がテレビ放送されたときは、小学校4年生。
「アルプスの少女ハイジ」と「猿の軍団」の同時放送にどれを選択するか?
妹や家族の意向もありハイジを見ていました。
その後夕方6時からの再放送で全話を視聴、それが後に映画化されたときに
それほど面白い話か?と思いました。
映画化も東京で火がついて大阪では少し遅れて公開となり、その後何度も
リバイバル上映、続編上映が続くことになります。これがアニメブームの
始まりです。それまでマンガと呼ばれていたものからアニメという映像作品が
市民権を得た瞬間でした。当時私もこれはブームなので終わると思って
いたのですが、ガンダムの登場、宮崎ジブリアニメが地位を築いていきました。

個人的にはそんなアニメ「宇宙戦艦ヤマト」を支持していたのは最初だけで
何度も繰り返される金儲けのための映像化には少々うんざりしていたのも事実。
よかったのは最初のTVシリーズと映画の1作目と2作目「さらば宇宙戦艦ヤマト」
ぐらいでしょうか。「ヤマト2」「ヤマトよ永遠に」とかテレビ、映画、
テレフィーチャー、ビデオオリジナルもあったようでいろんな世界が何度も
繰り返されました。
そしてここに来て実写映画化とは・・・・もういいじゃん、と思ってました。
コスプレ大会は見たくないと思っていました。
どうもガミラスが変だときいて悪口いってやろうと思っていました。
デスラーがキャスティングされていない、
スターシア、サーシャがキャスティングされていない、ので悪口をいう
つもりでした。
ささきいさおの「宇宙戦艦ヤマト」の歌が聴けないから悪口いってやろうと
思っていました。
「真っ赤なスカーフ」はどうなった。宮川泰の曲は!アナライザーはどうなった!
女の佐渡さんはありえない。ミー君はどうした。
等などを悪口言ってやろうと思っていました。

でも、みんななんとか溶け込んでいました。ツボは押さえられていました。
必要な要素はみな取り込まれ、料理されていました。
全体のストーリー展開、表現の方法など決して映画として面白いものでは
無かったのですが、突っ込みながら楽しく見れました。
絵作りかイマイチで見せ方はニッポンのアニメらしく戦闘シーンとかいいのですが
余韻を残した見せ方ができておらずそれが残念。
このあたりは樋口監督の方がうまいのでは。山崎監督だけでは絵作りとドラマが
不十分で予想通りの物足りないものになっていてそれが絵にも出てしまったという
ことでしょうか。仮に樋口監督なら絵はうまかったと予想できますが、人間ドラマが
描けないことが「日本沈没」で証明済みなのできっとあんな映画になっていたでしょう。
アニメに舛田利雄監督をもってきたのはそういう意味で正解。
今回も特撮とドラマの監督を分けるべきでした。例えば今回の脚本を書いている
佐藤嗣麻子に任せるとか、職人的な監督にやらせたほうがよかったと思います。

でココからネタバレです。
楽しみにしている方は読まないでください。

最初から派動砲を撃つのには驚きました。
超巨大ミサイルを最初は主砲で撃つのですがアニメでは、最初から
地球上で撃っちゃいます。それはいいのか?できるのか?
もっとヤマトの発進シーンをドラマチックに見せて欲しかったです。

宇宙の戦闘シーンは海外ドラマ「バトルスターギャラクティカ」より
よかったのですが、古代・森救出作戦はもっとじっくり見せて欲しかった。
余韻もなく一瞬で終わるのは残念です。こういう演出、絵作りが下手。
こういったシーンは随所に出てきます。
アナライザーの登場はカードタイプのパソコンかと思ったら、
実はR2-D2のようにコスモゼロに搭載され、トランスフォームしてロボット
として戦います。これはもっと見たかった。声はもちろん緒方賢一。
デスラーの登場は結構驚き。これは見てください。
伊武雅刀の声も健在!「ヤマトの諸君」も聞けます。
一瞬ですがデスラーのあの姿もでてきました。
スターシアも登場。声はもちろん上田みゆきさん。これは少々分かりづらかった。
でも黒木メイサが選ばれた理由がなんとなく分かりました。森雪だけではなかった。
佐渡さんはキャラが変わると思っていたのですが、そのまま受けつがれていました。
一升瓶を抱えてミー君もちゃんと登場。

「無限に広がる大宇宙~」
「あわてず、いそいで、正確にな」
「ヤマトの諸君」
「地球か、何もかもみな懐かしい」
などのセリフもちゃんと出てきました。
このあたりはアニメ版を実写に焼きなおしただけのような印象は
ありますが、まあ仕方ないでしょう。ヤマトでこれがなかったら
ファンが暴動を起こします。

今回のストーリーは映画版の「宇宙戦艦ヤマト」と「さらば~」を2本まとめた
ようなところがありまた、神風特攻、英霊たちの姿を見せたりとかなり
戦艦大和のイメージを意識しているところがありました。
艦長代理の古代の最後の演説もそんな感じ。
なので多分、松本零士の名前はなかったのでしょう。
「さらば~」のラストの特攻が気に入らなかったという話をどこかで
聞いたことがあります。

最後の絵がまたまずい。これで終わり?って絵でよくない。
そこへなんかわけのわからん主題歌。やっぱり真っ赤なスカーフでしょ。
出なければヤマトの交響詩で終わって欲しかった。

ささきいさおの声で宇宙戦艦ヤマトの歌が聴けなかったのはほんと残念。
でも劇中に登場していたらしい。でどこでした?

調べたらナレーションでした。

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