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September 11, 2011

うさぎドロップ ~芦田愛菜ちゃんLOVE! だけの映画ではありません。

「うさぎドロップ」
―――――――――――――――――――――――――――
監督:SABU
出演:芦田愛菜 松山ケンイチ 香里奈

 子育てはそんなに甘くはないよ、って声が聞こえてきそうなスタート。
そこに同意はするもののそれでもこの映画は愛に満ち溢れているいい映画
だと思う。二人の暮らしが始まるきっかけが弱いとは思うが、そこが無くては
お話はスタートしないからまあ良いだろう。それ以上にこの映画はいい。
親と子ども、大人と子どもの関係をちゃんと描いている。暗い面や、
厳しい面はそれほど多くなく、むしろ各エピソードがきれいごとのように
見えてしまうがまあいい。それもありだと思う。

 正直30歳のサラリーマン(ダイキチ)か6歳の少女(りん)を引き取って
育てるなどは出来ない。あまりにも甘い考えだと思う。親戚も許さないだろう。
子育てにの知識も経験も全く無いなかで仕事をしながら子どもの世話などは、
普通は出来ない。それを詳細は省略し、半ば少女が賢い子どもで救われている
と描いているのでかろうじて映画として成立している。コレは役者の演技にも
大きくたよる部分があり、涙しながら見ることが出来た。

 そして本当にこの映画の言いたいところは、子どもを育てる今の世の中、
環境に目を向けて描いていることが素晴らしい。特に感心したのがりんを預ける
施設を紹介されたその職員とダイキチとのやりとり。お互いの立場からりんを
引き取り育てようとするその気持ちはよくわかる。世間では子育てに疲れて
虐待事件が発生している。それを受けての二人のやり取りだ。お互いが一歩も
譲らない。それは子どもへの愛にあふれている行為に見える。
そしてラストのダイキチのセリフ。よく見ればこの世の中、みな子育てを
していることに気付く。これは子育て中のパパやママに向けた言葉。子育ての
大変さから自分を見失ってしまうようなことになっている人たちへ向けた
メッセージだと思った。だがから、コレに続けて流れるパフィーの歌がまた
心に響くのだ。

「SWEET DROPS」歌:PUFFY  

明日のことは分かんない。
これってギセイとは違う。何かが違う。
罰ゲームじゃん、なんて思わない。

で、なんでなのかはわかんない。
ちょっと釈然としないけど、きみの存在、
いま大事だ、なんてもんじゃない。

砂漠で迷ってるよな毎日は辛い。
涙は弱いんじゃ、ないの、愛のSWEET DROPS。

女の子って弱いね。
だけどときどき強いね。
きみが居てくれて、HAPPY HAPPY HAPPY!
そんな日々も HAPPY。

で、なんでなのかはわかんない。
大人だってぎゅっと抱かれたい、触れられたい。
いくつになったって変わんない。

終わらないことなんてこの世の何処にも無い。
泣くのは辛いんじゃ、ないの、愛のSWEET DROPS。

男の子って強いね。
だけどときどき弱いね。
君が居てくれて、HAPPY。

ずっと夢見ていたいネ。
もっとやさしくしたいね。
きみと居られたら、HAPPY。

女の子って強いね。
だけど時々弱いね。
ぼくらの希いは、HAPPY HAPPY HAPPY!

そんな日々も HAPPY。
それでいつも HAPPY。

JUST WANNA MAKE YOU HAPPY☆。
JUST WANNA MAKE YOU HAPPY☆。

 子育てをすることで我慢していること、犠牲にしていることが
罰ゲームのように感じている。でもそんな苦労して疲れているけれど
子どもの存在が大切である、といった親の心情を歌っていると聞こえる。
そこまでこの映画を味わって欲しい。

 さてこの映画の芦田愛菜ちゃん。昨年撮影のため1年前でかなり幼い
感じがする。「マルモのおきて」ではしっかりもののお姉さんだったし、
子どもは1年でかなり変わる。その変化が見ることが出来てよかった。
多分ココまでブレイクするとは思っていなかったから、出番は少なめに
感じたがそれはそれでよかったと思う。

 この映画のあとで撮影されたTVドラマ「マルモのおきて」は子どもは
双子だけどかなりこの「うさぎドロップ」と類似点がある。特に学校に
通うようになるまでのエピソードは似ている。たぶん参考にしています。

 ノイタミナで放映中のアニメ版「うさぎドロップ」もいいです。映画とは
違った味わいがあり、多分原作に忠実。だたりんがどこまで大きくなるかは
不明(もうすぐアニメ版はおわるけど)。
 原作は9巻まであって高校生?まで成長している。だんだん難しい年頃
になってきてどうなるのか? 機会を作って読んで見たいと思う。


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