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March 04, 2012

ドラゴン・タトゥーの女 ~やっぱアメリカはアメリカンだわ。薄いのよ。

「ドラゴン・タトゥーの女」
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監督:デビット・フィンチャー
出演:ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラ

 スエーデン産のミステリーとしてオリジナル版は面白かった。
ナチの亡霊がまだあの世界にはいるのだと思わせる展開が興味深
かったのだ。また、あの独特の雰囲気見慣れていない光景のなか
で展開される謎解きが面白かった。
パソコン、インターネットを駆使してはいるものの、過去の秘密
を解き明かすために現地へ赴きアナログな資料をデジタルでまとめ
ひとつの結論へ導いていくのも面白く見えた。

 さてそれをアメリカで映画化するとなるとどうなるか。
予想通りでした。舞台、設定はほぼそのままで大きな改変は無く
ややこしいところはすっきり簡潔にまとめてみせてくれた。
二人の関係はドライだと思っていたのだが、そこはなんかハリウッド版は
ちょっとウエットにラストシーンにリスベットの一人去っていく姿を映し
出し次への布石を残した。

なので面白くないよね、これ。これでは作る意味無いじゃん。
同じ話を同じように見せただけ。
ナチの影は薄くなってなんであの親子が殺人鬼だったのか
分からないけど、アメリカ流でそういう変態親子だったということで
片付けてしまっている。

このあとオリジナル版をTVシリーズとして編集した4時間版、
いわゆる完全版を見たのだが、かなり物語の丁寧な表現がみられる。

やっぱアメリカはアメリカンだわ。薄いのよ。

さて続きの「火と戯れる女」「眠れる女と狂卓の騎士」を作るのかな?
実はオリジナル版は蛇足のような気がして好きじゃない。
リメイクするなら2本まとめてアメリカンでやったらいいわ。
見るかどうかはそのとき考えます。


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