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May 2012

May 20, 2012

ロボット ~面白かった!最高!見逃すと後悔するよきっと。

「ロボット」
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監督:シャンコール
出演:ラジニカーント、アイシュワリヤ・ライ

この映画本当に面白かった。今年のベストワン候補。
長らく日本で公開されなかったのは興行に期待が持てなかったからだと
思うが映画は超一級のエンタテイメント!ココまでパワフルな娯楽映画を
作っている国はもうインドしか無いのではないか。

インド映画を見るのは久しぶりで、歌と踊りも健在。
あのスーパースター:ラジニカーント主演、「ムトゥ踊るマハラジャ」のラジニカーントです。
なんとスタント(となっているけどアクション監督?)がユエン・ウーピン。

天才科学者によって生み出されたロボットが感情を持ち、やがてそれが世界の脅威へと
発展していく物語。

アクションをかなりCGにたよっている。
コレは多分ラジニカーントがもうお年でそうアクションが出来るわけじゃないので
それを逆手に利用したアイディアではないか。で、そのアイディアは本当に素晴らしく
笑えるしカッコイイ!

ネタバレになるがラストのロボット軍団のフォーメーションバトルはトランスフォーマーも
ビックリの大変身シーンがたくさん見ることが出来ます。多分元ネタはヤッターマンの
「ビックリドッキリメカ」ではないか?
ターミネータ風のシーンもパロディで見せてくれるし、
一番笑えたのは「Dr.スランプ」のアラレちゃんをパロッていたところ。
コレにはのけぞってイスから落ちそうになりました。
どこまでもどこまでもアイディア楽しませようとする絵づくりが見事です。

それでいて実はアトムから始まるロボットとしての苦悩が
描かれているのが面白い。
アイザック・アシモフのロボット三原則が適用されていないというアイディアも興味深い。

第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。
また人間が危害を受けるのを何も手を下さずに黙視していてはならない。
第二条 ロボットは人間の命令に従わなくてはならない。
ただし第一条に反する命令はこの限りではない。
第三条 ロボットは自らの存在を護(まも)らなくてはならない。
ただし、それは第一条、第二条に違反しない場合に限る。

コレを適用すると軍事利用が出来ないためと説明していた。
ロボットを兵士として利用することで人が死ぬのを防ぐというのが理由。
はたしてそれがもたらす結果は・・・。

感情を持てば人を愛するようになり嫉妬や怒りをもち行動するようになる。
そして欲望のままに自身の力を振る舞いやがて自分の子孫まで求めるようになる。

ラストは彼自身がこの世界から身を引いていくことになるのだが、それが
かなり感動的なシーンとして描かれていた。

まあ、スーパースターなので彼を立てるための演出、
彼をよりかっこよく見せるためだろうとは思う。
しかしアクション、コメディ、SF、ラブストーリー、とてんこ盛りでもそのバランスが
絶妙で感心してしまう。

全くお客が入っていないが、
この作品を見逃すと映画ファンとしては後悔するかもよ。

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May 13, 2012

アーティスト ~さすが無声映画、場内のお菓子の袋の音、響きました。

「アーティスト」
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監督:ミシェル・アザナヴィシウス
出演:ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン

お話としてはよかったと思いますがでもどこか目新しいところがない映画と
思ってしまいました。
この時代に無声映画を成立させるのは勇気がいったことと思います。
映画はやはり編集、絵の見せ方が命だとも思いましたが感動にまでは至りません
でした。

私にとってというか日本人にとって無声映画といえば
弁士がついて、和洋合奏団がついてにぎやかに見せてくれるもの。
今回音楽はついていましたが、弁士はいなかたのでなんか
静かで寂しい感じがしました。

日本特別バージョンとして弁士付き上映ってのが
あってもよかったのではないでしょうか。
技術が進みすぎると過去へ遡ってみたくなるというのは
よくあることで「ヒューゴの不思議な発明」「アーティスト」が
同時期にアメリカで、そしてフランスで作られたとうのが
偶然といえ出来すぎのような気がします。そしてまさかのアカデミー作品賞
までとるとは。フランス映画だよこれ。無声映画だからOKとなったそうで
アカデミー賞はトーキーになってから儲けられた賞なので今になって
初めて無声映画受賞したことになり、なんかこれも出来すぎだと
思うのですが・・・。

まあ映画は映画自身もその周りの環境もエピソードも出来すぎぐらいの
出来事がおきるから面白いのであって・・・。


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May 12, 2012

宇宙戦艦ヤマト2199 遥かなる旅たち ~早く次が見たくなりました

「宇宙戦艦ヤマト2199 遥かなる旅たち」
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監督:出渕裕
声の出演:菅生隆之、小野大輔、桑島法子

「宇宙戦艦ヤマト」をリメイクと聞いてまたかと思ったのですが、
今回のリメイクはちょっと違いました。今までは続きや設定変更、
実写となって甦っており私は最初のころに飽きていた。
テレビのオリジナル版、映画の初期シリーズ2本で終わっていて
あとはどうでもよかったので横目に見ていました。
さすがに実写は気合を入れてみましたが、まあ無難なとこへ着地させたのかな
とは思いましたがさて、そう何度もやる価値ある?と思っていたのが正直な
ところで、「~2199」の噂をきいて期待はしていませんでした。
でもその噂がいい噂が徐々に聞こえ始めてコレは見なくては、
行かなくてはと思ってしまいました。
元祖ヤマト、ガンダム世代の血が、DNAが反応したということです。

いやーよかった。最初の「バカメ!」の返信から
オリジナルシリーズ放映当時はアニメではなくマンガだったころの
設定の細かい部分を修正しつじつまが合うようにし、理屈、理由付け
そして懐かしいセリフ、音楽、BGMをちゃんと押さえて見せてくれました。
素晴らしい。

地球防衛軍なのにヤマトには日本人しか乗っていない理由、よくわかりました。

あのヤシマ作戦を上回る電力供給シーンは泣けてきます。

そして超巨大ミサイル、主砲発射!シーンの素晴らしいこと。

難をいえばキャラの目がきらきらしすぎてイケメンキャラ、
カワイ子ちゃんキャラが多いのがどうなの?って思いましたが
まあ許しましょう。

続きは6月30日から、早く見たい!

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May 11, 2012

僕達急行 A列車で行こう ~僕達草食系ゆるーく行こう!

「僕達急行 A列車で行こう」
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監督:森田芳光
出演:松山ケンイチ、瑛太、貫地谷しほり

「僕達急行」というよりは「僕達草食系」って感じでした。
ゆるーい感じのドラマが展開して、少々かじった鉄道の知識でなんとなく面白く、
見ることができました。私は鉄ちゃんではないのでさすがに詳しいところは
分かららないのですが、その雰囲気もまたなんともいえない味わいがありました。

タイプの違う鉄道マニアが出会ってお互いに感じるところを尊重、認め合う
そして共感し、物語が進んでいきます。

鉄道マニアが普通でそれ以外の人たちがおかしい映画の設定で物語りは進行し
まあそれなりの決着をつけます。

シーンやエピソードひとつひとつにユーモアがあり、
ほんわかと見ていて楽しい映画でした。

森田監督の遺作となった本作は原点へ戻ったような感じがします。
「のうようなもの」「家族ゲーム」「(ハル)」は認めますが、
それ以外の作品は私には合いませんでした(全てを見ているわけでは
ありませんが、あまり好きじゃなった)。
特に「家族ゲーム」のラストの衝撃は忘れられません。
「(ハル)」をみてパソコン通信を始めました。もちろんニフティです。
この映画も最初は認められなくてお蔵になっていましたが、
あっという間にこの映画の世界がやってきました。
「ピンクカット」はまだいいけれど
「ときめきに死す」ってよくわからなかったし
「メイン・テーマ」って印象が残ってない。
「それから」も松田優作がおかしくなったようにしか見えないし
「そろばんずく」はバカにされた気がした。
「悲しい色やねん」も面白み無かったように思います。
「黒い家」「<39>」「模倣犯」は意欲的な作品ではあったかと
思いますがだからといって・・・・。
「椿三十郎」をリメイクする無謀さはどう考えたらいいの?
「武士の家計簿」は面白くない。お金と武士の生活、その家族との
あり方に少々疑問が残ります。

なので今回のようなゆるーいコメディタッチの
この路線が森田監督にはあっていたように思います。

ご冥福をお祈りいたします。

http://entertainment.rakuten.co.jp/contents/0000029027/review/0000287860/

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May 08, 2012

僕等がいた(後編) ~恥ずかしいセリフも青春のうちですかね。

「僕等がいた(後編)」
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監督:三木孝浩
出演:生田斗真、吉高由里子、高岡蒼甫、本仮屋ユイカ

前編がよかったので楽しみにしていた後編ですが、よかったです。
思い返してみると結構バカみたいな
話なのですが、どうしようにも無く青春している
登場人物たちが素敵でかわいい。恥かしくなる
ようなセリフも健在で映画館の暗闇以外では恥ずかしくて
聞けないようなセリフが多い。
「お前は俺の方位磁石だ!」って普通言わないよね。
登場人物はいい人ばかりで少々都合よすぎような気もするが、
夢や人を思うこと信じることをピュアに描けていたと思います。

少々難をいえば私のご贔屓の本仮屋ユイカちゃんの役が
好きじゃない。姉と比較されて育ち、その姉の死により
人生を狂わされた妹役で、主人公の七美のライバルとなるが、
美人でかわいい本仮屋ちゃんにあの役はあまりやって欲しくなかったなあ。

全く原作を知らず、アニメ版も見ていない。
情報をいっさい入れずに鑑賞した身としては
ラストまでどうなるの?と興味が尽きず、
あのラストはよかったとこみ上げてくるものがありました。

参考になったと思ったらクリックを↓
http://entertainment.rakuten.co.jp/contents/0000030417/review/0000300835/

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May 07, 2012

仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦 ~ココまでくれば怖いもんなし!

「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」
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監督:金田治
出演:井上正大、小澤亮太、戸谷公人

基本は「海賊戦隊ゴーカイジャー」と「仮面ライダーディケイド」が
メインのお話で、両作品とも今までのシリーズ、世界をまとめるというか
行き来することが出来たという設定を利用して作品を融合して
今回のお話が出来ています。
それを対決させるところがミソで、フォーゼとゴーバスターズが
添えモン的で出番が充分でなかったのは少々残念かな。

でもお話、エピソード、設定は充分に練られていてファンにはうれしい
作品に仕上がっていました。
それで子どもたちにとってどこまで分かってるの?面白い?
って聞きたいところですが、
どちらかというと大人の方が喜ぶ作品ではなかったかと思います。

デイケイドで登場した謎の人物鳴滝さん、いいですね。
設定が曖昧なところが使いやすいようで妙な悪役振りが素敵です。
今回もドクトルGという仮面ライダーV3のキャラに変身して
戦隊とライダーの戦争を引き起こすのです。

デンライナーのオーナーがスーパー戦隊と仮面ライダーは
両方が存在できないのは「枠」の問題としていました。

コレはどういうことか調べたのですが、
系列局の変更があったことを示しているようで、こういうことです。
1975年4月のテレビ局の系列の変更により、仮面ライダーがテレビ朝日から
TBSへ移ってしまい、空いたその枠にゴレンジャーが入ってきたということです。
正確には放送開始当時、土曜日の19時からTBSで「仮面ライダーストロンガー」、
19時30分からテレビ朝日で「秘密戦隊ゴレンジャー」がスタートとなっています。
東映製作、石森章太郎原作が土曜の19時台を占めていたことになります。
しかし、その後仮面ライダーも一時のブームが去り、再び平成に登場したときには
テレビ朝日に戻っていたということになります。方やスーパー戦隊シリーズも
何回か見直しが入り時間帯も変わって日曜日の朝にやってきます。
なので今は枠を奪い合うことはありません。見事な共存を図っています。

さて関西人にはこの枠の話、分かりづらい。
テレビ局の系列の変更でも仮面ライダーは4チャンネルの毎日放送は
変わりなかった。ゴレンジャーは土曜日の18時に放送で、土曜日の19時30分
朝日放送では「部長刑事」を放送しており、これは不動の位置、枠だった。

さて、この時期スーパー戦隊としては引き継ぎ作品を映画で公開してきたのですが
今回お話のスケールが大きくなりすぎてそんな雰囲気ではありませんでした。

最新のスーパー戦隊「ゴーバスターズ」はやはり見直しが入って、
作品の作り、世界観、ストーリーの運び方などが少々違います。
ある意味スーパー戦隊シリーズではご法度にしていたリアルを求めています。
例えば、3人と絞り、ひとり、ひとりにウイークポイントを持たせて、
試練の上達成するという物語になっています。細部をええ加減にしてかっこよく
見せることはなく、かっこ悪いところも見せてしまいます。
またCGの使い方はいつもどおりですが、ロボットや建物のスケール感を見せる
カットや自然光を取り入れた絵も多く、ミニチュア破壊シーンもあって
質感が今までと違っています。幼稚園児にはどうでもいいことかも知れませんが、
毎週楽しみで、この夏コレが映画館で見られるというのは、どこまでのものか
期待してしまいます。
フォーゼもゴーバスターズも本当の意味での1本立ち映画はどんなものに
なるのでしょうか?夏が結構楽しみです。

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May 06, 2012

バトルシップ ~お祭りですから・・・がんばれミズーリー号!主砲発射!

「バトルシップ」
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監督:ピーター・バーグ
出演:テイラー・キッチュ、浅野忠信、リーアム・ニーソン

お祭り映画ですから映画の冒頭のくだらない
ナンパシーン、コンビニ強盗?シーン(ピンクパンサーのBGM付)
も許してあげてください。
最初の30分ほどはエイリアンがいつ出てくるのか?
もしかしてこれは違う映画?
このあたりで金返せ!
という人が出てくるかも知れませんが許してあげてください。

エイリアンが出てきたら面白くなるから。
でも、イマイチのりが悪いです。

そしてユニバーサル映画100周年を記念して「E.T.」の如くオウチにデンワしたり
無意味に「ジョーズ」を登場させ、無駄にオマージュをささげ
ミズーリー号を動かしてあんなことをするなんて・・・・・。

エイリアンの船?の頭が「宇宙空母ギャラクティカ」(旧作のほうで
「バトルスターギャラクティカ」ではありません)に見えたのは気のせい?

お祭りですから・・・・・許しましょう。

姿の見えないエイリアン船へ日米の協力で戦いに挑むシーンはもっと面白くなって
いいのですが、コレは魚雷戦ゲームの手法を映画の中で再現しただけになっている
(これが元々の映画のタイトルとなったゲームとか)。
その後チェーンソーボールの攻撃の後ミズーリー号の登場となるが、記念館として
飾っている船が動くとは思えないし、まして玉こめて撃てるとは・・・・。
ミズーリー号は歴史上最後の戦艦(バトルシップ)らしい。今は航空母艦に変わり、
戦艦は作られなくなった。第二次大戦終了時に日本が降伏のための調印したのが
このミズーリー号。せっかく日本を代表する役者が出ているのにその点への
アプローチはなく単に老兵は死なず、ハイテクの武器にも負けないよ、で登場させ
戦わせるのは荒唐無稽で面白く血が騒いだ。でも速度あそこまで上げてアンカー打って
反転させると船はこけます。このシーン、宇宙戦艦ヤマトであったような気がする
のですが・・・。

結構簡単に決着が付いてしまうエイリアンは弱かったのか?
「スカイライン」「世界侵略:ロサンゼルス決戦」と傑作侵略モノが続いたのですが、
仕掛けは一番大きく見えて実はこじんまり収まってしまったという感じです。

エンディングタイトルが終わっても
もうひとつエピソードがあるので
早めに席を立たないように!

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May 04, 2012

ドライブ ~泣きそうになるラストが美しい。

「ドライブ」
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監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
出演:ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン

ネタバレありで行きます。
これから見る方は以下全く読まないほうがいいです。絶対です。

ドライブテクニックで逃がし屋をやっているドライバー。
スタントマンの仕事と車の整備工場の仕事を掛け持ちでやっている。
同じアパートに住む人妻といい関係になりかけるが、
彼女の夫が服役から帰ってくる。夫は足を洗ってまともに
生きようとするがそのためには借金を返さなくてはならず、
ドライバーはそれに手を貸すことになる。

なんだろうなこの感覚。
とっても不思議な雰囲気のあるアクションありバイオレンスシーンあり
ラブストーリーあり、サスペンスありの映画でした。
とても気に入ったシーンはエレベーターの中のシーン。
殺し屋と人妻とドライバーが乗り合わせることになり、彼女を救うのだが、
この間の見せ方、タイミング、ハラハラドキドキが素晴らしい。
まあ見てくださいこのシーン。こんな素敵なシーンを最近の映画ではありません。
またこの映画で出てくるロスの風景が今までの映画と違って見えました。
どうしてこんな風に見えるのだろうか。
そしてラストの決闘シーン、この決着のつけ方がまた素晴らしく
思わずやった!と思ってしまいます。
この映画を見たのは春ですが、もし秋にこの映画を見て映画館を
出たなら思わず泣いてしまうかも・・・・。
そんな余韻に浸れる映画です。

後に気付いたのですが、この映画の基本ストーリーラインは
あの「シェーン」です。
それに気付かずに見ることが出来たのが一番幸福かも知れません。

ホント、オススメです。
参考になったをクリックお願いします↓
http://entertainment.rakuten.co.jp/contents/0000030642/review/0000287236/

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