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September 2012

September 27, 2012

おおかみこどもの雨と雪 ~ 子育て中のお母さん必見で大ヒット!ジブリの後釜に就任か!?

「おおかみこどもの雨と雪」
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監督:細田守
声の出演:宮崎あおい、大沢たかお

泣きました。都会で母親が一人で二人の子どもを育てる状況を克明に描き
その母親の気持ち、生活、思いがひしひしと伝わってきます。
都会を逃れてひっそりと暮らそうと思って
田舎へ逃げていったのにいたのに都会以上に親密に人とかかわらな
なければ生きてゆけない状況に。
でもそこでの人の優しさにも泣けてきます。
やがて訪れる子別れ、コレは動物も人間も変わらないものだと感じました。
今子どもを育てているお母さん必見の映画です。

最初に映画を見た直後の感想は以上のようなもので
あらためて冷静にみて思ったことをくわえます。

親子で夏休みに見る映画にしてはちゃんと父親の死を
描いているのに感心しました。
川で死んでいるその目がなんとも言えず印象に残っています。
最近のアニメでは死の描き方が弱く、ココまで印象を残すものは
少なかったと思います。
また、子どもが見るのに父親の死をあそこまで印象付けるのも
最近ではあまり見られなかったことで、ちょっと感心しました。

都会での子育てが大変な様子が描かれているなかで、
児童相談所がやってきたりするくだりがあるのに
田舎に行くと結構簡単にスルーして学校まで行けちゃう。
コレは少々都合よすぎるとは思いましたが、目をつぶらなくては
ならないところだったのでしょう。
素人に家が簡単に修理できるか? お金はどうしたのか?
などほかにも目をつぶらなければいけないエピソードは多く
それなりに話の組みたてて課題といえば課題でしょうか。

さて、シベリア狼と雨の物言わぬ対話と雨ときつね先生の出会いに
ついてはかなり唐突で実はこのあたりは丁寧に描いて欲しかったと
思います。なぜ雨が狼として生きることを選択したのか
イマイチ説得力に欠ける気がしました。
まあ、子どもの成長というのは親の知らないところで起きている
ということなら雨も雪もそういうことなんだろうと思います。
でも雨がいなくなったら・・・・小学校に通っていたのに登校
しなくなったらまた問題に・・・・目をつぶりましょう。

さて、もうひとつこの映画の意味ですが、
大ヒットで東宝はジブリの代わりを見つけたということです。
ジブリ=宮崎駿を東映から奪った東宝と日本テレビはかなり儲けましたが
ジブリはやはり宮崎駿でないと客が来ない。でも今後期待できないところで
細田守を発掘したというところではないでしょうか?
皮肉なもので細田守はジブリで「ハウルの動く城」の監督を任されていたけど
うまくいかずに逃げ出した実績があり、ジブリを抜け出して成功した人と
いうことになります。
今のところ作家性を損なわないで作品を発表できているとは思いますが、
メージャー大手によってどうなるのでしょうか?
今後の作品、展開にも注目です。

↓クリックお願いします。
http://entertainment.rakuten.co.jp/contents/0000031190/review/0000321326/

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September 15, 2012

巨神兵東京に現る ~館長 庵野秀明特撮博物館 ミニチュアで見る昭和 平成の技 エヴァ番外編?

「巨神兵東京に現る」
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企画:庵野秀明
監督:樋口真嗣
巨神兵:宮崎駿


 「風の谷のナウシカ」のクライマックスに登場する
巨神兵が東京に出現したらという設定で実写と特撮に
こだわって製作された8分の映像のスタジオジブリの作品。
メイキングと使用されたミニュチュアの展示で
おなか一杯の大感動を味わってきました。
この映像は凄いです。CG禁止で特撮にこだわって
ココまでの映像が作ることができるというのを証明した
歴史に残る作品となっています。
ナレーションが綾波レイの林原めぐみというのがミソで
ラストに映し出される映像から巨神兵はエヴァンゲリオンの
使徒が連想されその手にあるのはロンギヌスの槍ではないか!
そして、その地獄絵が・・・・・・素晴らしい。
東京都現代美術館にて上映中! 3回連続で見ちゃった!

コレは東京都現代美術館の
「館長 庵野秀明特撮博物館 ミニチュアで見る昭和 平成の技」
の中の目玉企画のひとつ。
展示物はゴジラの昔から始まって平成までの
残っている「特撮」に使われた
道具、小道具、ミニチュアが盛りだくさん。
あれこれ展示物を上げるときりが無いが、
レアなものがたくさんあっていくら時間があっても
足りないぐらいでした。
マイティジャックのマイティ号
轟天号各種
アルファー号
ムーンライトSY3号
ポーラボーラ号
ボーンフリー、
ウルトラホーク1号
帰ってきたウルトラマンのマットのメカ
タロウのザットメカ
マンの飛行模型
メーサー戦車
メカゴジラ2号機着ぐるみ
キングギドラの着ぐるみ、
日本沈没のわだつみ、ケルマディック号
レギオンのガメラと渋谷東急の模型
大魔神、
ダイゴロウとゴリアス、
スペクトルマン
グリーンマン
ファイヤーマン
ライオン丸
冒険ロックバット
などの着ぐるみよう頭部などなど。
みな庵野監督のコメント付きなのだ。

そして、今回の巨神兵とその特撮に使われたきのこ雲や破壊される
建物の再現されたものなどなど。
ああ、東京タワーもあった。
決して特撮にとってはスカイツリーではないのだ!

ああ何時間あってもたりない。

全ては壊される運命にあるものなのだが
いろんな理由で残され、修復され、保存されたもの。
壊されるために作っているので保存は難しいのだが
よく生き残ったものだ(もちろんレプリカもあり)。

まさに歴史、特撮の技の歴史がここにある。
CGでは決して出せないあの存在感をここに感じた。
なんとか残していってそして更なる進化をしてほしいと
思うのだが・・・・。

そのひとつの答えが「巨神兵東京に現る」だった。

豪華パンフレットは2700円
巨神兵カプセルフィギュアは1個500円
おみやげ物は多いけどコレで充分、時間が無くて泣く泣く
省略したものもあったけど、まあ凄いわ、面白かったです。

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September 13, 2012

桐島、部活やめるってよ ~ 絶賛のうちに上映終了しましたが果たして・・・

「桐島、部活やめるってよ」
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監督:吉田大八
出演:神木隆之介、橋本愛、大後寿々花

あの学校に私がいれば、
「桐島、部活やめるってよ」
「あっそう、で桐島ってダレ?」
というような会話をしていただろうな。

私の耳にいくつもの賞賛の声が届き、見に行かなければと
劇場に足を運んだ。

確かに生きる世界の違った者同士が
あの教室にて映画部の彼が私だとこの映画の中に身をおくことが
出来たのだがそれがリアルすぎて、居心地が悪かった。
大体制服の下にカーディガンを着て袖が少し見えている
その色まで見覚えがありのだ。
映画館でクラスメイトの女の子と会ってチョと仲良くなって
いろいろ話して視線が彼女に行くようになって・・・
なんて本当にあったもの(笑)。この子とは
一緒に映画を作ることになったが意見が合わなくて
疎遠に、卒業後に駅で一度会ったきり、
という個人的な嫌なこと、忘れていた事まで
思い出してしまったではないか。

 ゾンビ映画撮影のクライマックスの妄想シーンは
現実に起きた予期しないアクシデントを、機転をきかして
映画の1シーン、エピソードに取り込んでいくなんてこと
自分の映画つくりでしたっけ。

映画というやつはどこかファンタジーな部分を
残してほしいと思っている。
映画を見てあんなこと無いよ、
現実はこうよと言えるほうがいいのに
ひとつひとつ心あたりがあり、心に引っかかるのが
なんとも・・・・・嫌! この映画。

ところでなんで完成したゾンビ映画見せてくれなかったのかな?
「スーパー8」みたいに。
まあ二番煎じと言われるかも知れませんが・・・。
私、気になります。
http://entertainment.rakuten.co.jp/contents/0000031446/review/0000326334/

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