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November 04, 2012

この空の下、長岡花火物語 ~情報量の多さが驚くが、今日見る価値ある作品です。

「この空の下、長岡花火物語」
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監督:大林宣彦
出演:松雪泰子、高嶋政宏、原田夏希

 映画を見たのは6月末で家からは遠い東大阪布施ラインシネマで。
なぜか突然の公開に戸惑いなんとか時間を作って出かけた。それだけの
価値のある映画でした。
 大林宣彦監督の久々の新作。体を悪くされていて少々ブランクがあった
というのは後で知ったのだが、監督の作品延長線上でもありまた、新しい
境地へはいったと感じた映画でもありました。
あの映像表現は大林監督にしか出来ないと思います。
長岡花火大会の意味を取材し、それを映画化することになったときに、
その取材した内容を全て映画に盛り込んだのではないかという感じが
した。普通なら取材した素材を取捨選択して、ドラマに組み込んでいく。
捨ててしまう内容も多く、下手に無理に組み込むとテーマが薄れたり、
凡庸な退屈な作品になってしまうのを見事に結びつけた奇跡のような
今までに見たこと無い映画になっていました。

東日本大震災、中越地震、太平洋戦争、原爆(広島、長崎)、ファットマン、
真珠湾、シベリア抑留、花火の歴史、裸の対象、1輪車の少女、戦争舞台劇
などなどかなり多くのエピソードが縦横無尽に出てくるが、それが見事に
むすびついていく2時間40分。

最後には大林監督お得意のファンタジーとしての印象が残るのだが、
訴えている内容は鋭いのだ。

こんな映像表現は大林監督にしか出来ない。

映画は一旦終わるが、現実と地続きでこの映画が真珠湾で公開されたのは
快挙といえる。

今年公開の日本映画の中で是非とも見るべき作品だと思うのだが、
公開規模が小さく、不定期、順次公開というのがなんとも残念に思える。

ところで久しぶりに緞帳が上がって映画が始まり、終わるときに緞帳を閉めるのをみた。
いまのシネコンは緞帳開けっぱなしが多いもんね。

http://entertainment.rakuten.co.jp/contents/0000031315/review/0000334440/

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