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July 03, 2013

はじまりのみち ~木下恵介作品をもっと見なくては・・・

◆本日のお題:はじまりのみち
◆監督:原恵一 
◆出演:加瀬亮、ユースケ・サンタマリア、田中裕子

かつて大阪は十三のサンポードアップルシアターで映写のバイトをしていたとき
8月に戦争映画特集を組んでその中に木下恵介監督の「陸軍」が入っていた。
この作品だけは映写室からではなく席に座ってじっくり見た覚えがある。
他の戦意高揚映画とは違って母親の愛情が描かれている作品でいい映画だなと
思って見ていたのだが、それが当時問題視されていたことまでは知って
いたがこの「はじまりのみち」の最初にこのエピソードが来るとは。

病気の母親をリアカーで疎開させるエピソードがメインなのだが、
その道中、1泊する宿へ入るとき、母親の汚れた顔をぬぐってやるシーン、
息子である木下恵介監督の優しさにあふれている名場面で、
見入ってしまった。
これは原監督作品のなかで今までも丁寧にひとつの所作を描いてきたもので
そのシーンから人物の心の動きや関係が読み取れるのだ。

この映画は木下恵介監督という一人の恵まれた男の話である。
うらやましいぐらいに家族から認められ愛されていた。
それが作られた映画を見れば分かるので、この作品では多くは
語らずにフィルモグラフィーを映し出し紹介していく。
見るたびにこの監督の印象が定まらない思いがしていたが
あらためてもう一度見てみたいと思った。
見たことがあるのは
「陸軍」「カルメン故郷へ帰る」「二十四の瞳」「野菊の墓」「破れ太鼓」
「喜びのも悲しみも幾年月」
もっと見なくては。


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