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October 2013

October 19, 2013

劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 ~いまだにタイトルが正確にいえない。

◆お題:劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
◆監督:長井龍雪
◆出演:入野自由、茅野愛衣

 TVシリーズがノイタミナで放送されてからかなり時間があったのに
公開された作品は再編集版に近い内容でそれはそれで初見には優しい作り
だと思いますが、期待していたものとしてはちょっと物足りないかな。
 
 それほどキャラに思い入れがあったわけではないので、TVシリーズから
見ているものとしては今回の映画はあまり期待していませんでした。
それでこの出来なのでなんか・・・・。

 めんまという少女の死で解散状態になっていた幼なじみが、じんたんの
家に死んだめんまが現れたことにより再び再会し、めんまを成仏させるには
どうすればいいかと協力していきます。

 幽霊としてのめんまの可愛さと友人たちのひとりひとりの思いの交錯が
面白いのだが、総集編ではかなりはしょって、後日談をつけたしている
だけのように見えたのは残念。もうすこし別の組み立て方があったのでは
ないかと思う。

 でもまあ、音楽が好きなんだよね。TVシリーズオリジナル版の
主題歌「青い栞」、エンディング「君がくれたもの」。
絵も美しくて。好きでした。

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October 17, 2013

劇場版中二病でも恋がしたい小鳥遊六花・改 ~ヒロインは「たかなしりっか」といいます。

◆お題:劇場版中二病でも恋がしたい小鳥遊六花・改
◆監督:石原立也
◆声の出演:福山潤、内田真礼

 六花ちゃんが可愛くて見に行きました。
 TVシリーズはずっと見ていてこのアニメで中二病というものを知りました。
確かに覚えがあると中年の身でありながら妙に共感し、自身は慢性中二病である
事を実感していました。

 映画としてはTVシリーズの再編集で勇太と六花の出会いから恋仲になる
までのお話で、六花側から描いています。新しく追加シーンも多く結構楽しめる
のですが、楽しめるのはあくまでファンだけじゃないでしょうか。

最後にTVの第二シーズンへ予告となっておりファンとしては楽しみです。

 中二病とは思春期に夢中になれるものがあってその世界から抜け出せないもの。
振り返れば卒業してしまったら恥ずかしい思い出かも知れないけど、持論では
抜け出さなくていいと思っているので・・・でもオタクにはなりたくないです。

 ところで予告で「たまこマーケット」も映画化に。京都アニメーションは
何でも映画にしていくようです。こちらもちょっと楽しみです。


ところで「小鳥遊六花・改」は「たかなしりっか・かい」と読むのですが
チケット買うときにこのタイトルを言ってもチケット屋お姉ちゃんは読めないらしく
ちょっと苦労しました。

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October 16, 2013

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦

「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」
 妙に評価の高い前作に続いて今回はズッコケると半ば予想していったが、泣きました。うーん恐るべしクレヨンしんちゃん。もの凄い良い出来!ベスト10入り決定!。コナンのあと梯子したのだが充実した1日だった。どっちが上かって、今回はしんちゃんです。
 何がいいか時代劇というか戦(いくさ)の描き方が非常にリアル。この手の情報には乏しいが見ていてこの戦い方は非常に良くできている感心させられる。最初は黒澤映画からのパクリかと思って見ていたがそうではない。多分良く研究しているのだ。槍と槍の戦い。暗くなれば終了する。率いる者は皆子どもの頃からよく知っている者ばかりと言う台詞。ひとつひとつがギャグアニメを越えて戦国時代を描いているシーンが組み合わせられている。廉姫と又兵衛との恋。ギャグアニメでありがちの崩しはなく、廉姫を終始あこがれの姫として描いている。又兵衛への一途な思いは恥ずかしくなるほど素敵だ。
 さて戦国時代で死に直面する事がなく描かれるのは子どもの映画のためかと、終盤近くまで仕方がないなと思っていたら、突然やってくる。余りにも酷い死である。なるほどそれでここまで描かなかったのだ。何もたくさんの人が死ななくていい。敵の大将の首も落とすことないのに。悲劇の描き方が本当に見事、そこから来る人への思いと悲しみ、こんなにも素直な日本映画久しぶりに見た。
 タイムスリップものの見せ場であるタイムスリップシーンやその理由。戦国時代へ行った未来人の関わり方等はさらりとしていて全てが最後の合戦へ集約されてしまう。しがないサラリーマンのヒロシが車で合戦に参加し活路を切り開き、ミサエがしんちゃんを守る母性見せる。正義あふれる心からの思いで敵の大将に立ち向かうしんのすけのかっこいいこと。こんな所に本当にいい日本映画育っていたと気付かされてしまう。寅さんなきあと、日本の家族の姿を描いた映画はしんちゃんだけではなかろうか。
(でも大人が夢中になったぶん子ども達はちょっと退屈だったみたいで・・・)

2002年5月に書いたものです。

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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツおとな帝国の逆襲

「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツおとな帝国の逆襲」
 4月12日(金)にテレビで放送。昨年劇場公開された幻の名作。
見てなかったのでこの機会に見た。CMで細切れにされたためかあまり感動はなかった。
完成度の高さ、面白さは以前と同水準と見る。しかし、あの懐かしさは私と同年代は涙するのはわかる。
劇中ヒロシが万博で月の石を見たがっていたが、
同様に私は太陽の塔に入りたかった(何時間待ちかで父親にあきらめさせられた)。
そうあのとき私も幼稚園児だった。この空気に浸るのはやはり劇場だろうなと思う。
現実にひきもどすアイテムが足の臭いと下品なギャグも取り入れ、
現実から未来へ向かうしんのすけの姿にただのギャグマンガでないと確信する。
今回の悪者ケンとチャコの住むアパートは「光の雨」のアパートと同じ臭いをもつ。


2002年5月に書いたものです。

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名探偵コナン べイカー街の亡霊

「名探偵コナン べイカー街の亡霊」
 毎回楽しませてくれるこのシリーズですが、今回はとびっきり上質な仕上がりとなっています。今年のベストテンに入りますね。ネタが盛りだくさんだけと上手くまとまっていて感心させられる。最初はパクリかと思った展開が中盤から本当に面白くなってくる。学校教育問題や政治・経済等の世襲制が日本をダメにしているという批判もあり(子どもには難しいが易しく解説)野沢尚が子どものために楽しんで書いた脚本ですごくいい。
 子どもが最初に自殺する。子どもの映画で御法度と思う出だし、まあ辛抱して観ましょう。この当たりは「パトレイバー①」のパクリかなと思ってたらいつもの展開。コナンと仲間達が新作ゲームを体験する事になる。このデータが暴走する影に最初に死んだ少年のたくらみがあって・・・。バーチャルリアリティのゲームは「スタトレ」のホログラムみたい。鈴木光司の「ループ」でもこんなことしてた。で100年前のロンドンへ。ホームズと切り裂きジャックとコナンの対決が見れるのかと思ったらホームズは出張中(「パスカビル家の犬」事件の時にコナンたちがホーム宅を訪ねるのだ)。なんとモリアーティ教授が絡んでくる。モリアーティが切り裂きジャックを育て、アイリーン・アドラー(ホームズが唯一愛した女性)を襲わせるという展開はもうどうしましょうって感じでホームズファンを泣かせてしまう。最後にはまあ丸く収まるが、「フロム・ヘル」なんかよりは絶対こちらの方が面白い!
 コナンの父が今回映画初登場し、コナンと父親がお互いを認め合っている姿は何とも言えないいい感じなのだ。父と息子はこうありたい。「山の郵便配達」のような情けない父子関係は嘘っぽくてヤダ、信じられない。
 このシリーズ一度はホームズを登場させたいと誰もが思っていたと思うが、今回実現し、それが最高の形で完成されたのが本当に喜ばしい。


2002年5月に書いたものです

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イエロー・サブマリン

「イエロー・サブマリン」ってタイトルを知ったのはずいぶん以前で三波春男の「イエローサブマリン音頭」を聞いたときだった。子どもの頃の話で後に映画でそういうのがあると知った。でもビートルズを全然知らなかった。

 さてこの「イエロー・サブマリン」がデジタルリマスターのUK版で再映されると知り、よくあるDVD販売のための演出(PR)とは思った 。でもリバプールでの再映の大騒ぎをニュースで観てちょっとこの映画が観たくなってきた。なんであんなに騒ぐことになるのか? それが知りたかった。
 で、上映回数少ないなか9月10日のレイトショーへ、大阪はガーデンシネマ、狭くて小さい映画館で21時半~の上映で20時半にはもう立ち見ですとのこと。この映画館はいつもそう。嫌いだ。で、立ち見なのに高い金をとる。前売チケットより多く払っているのに優先的に入場させない。普通は多く金をもらった客のほうを大切にするぞ!どうして映画館だけは安い客をあんなに大切にするのか?荒利が多いのは当日券の客だろ!(前売りも当日も来たもの順に同じ列に並ばせるべきだ!)と怒りながら待つこと約40分、入場してスクリーン一番前の地べたに座り鑑賞したのだった。
 この作品は驚いた、きっとサイケデリック映像が展開するだろう予想はしていたもののこれほどまでに斬新とは・・・。今なら簡単にCGで作ってしまうだろう絵が次々と展開していく。
 当時の企画意図とかは分からないのだが、ビートルズをこういった形でアニメで映像化しシュールな表現で単純なお話が展開するなんてどうして誰が思いついて作ったのだろうか。音楽もいいがアニメの本来の表現の自由さが出ている作品である。
 以前フランス製アニメ「ファンタスティック・プラネット」を観たときもやはりこの映像の凄さに感動した(もっともストーリーも面白いのだが)。日本では未公開となったアメリカ製アニメ「千夜一夜物語」(東和配給の予定だった)でもエッシャー画を取り入れてアニメならではの斬新な絵づくりを行っていたのだが、すでに30年前の「イエロー・サブマリン」で取り入れていた。今の日本のアニメが忘れている本来のアニメの姿がここにはあり、それが今も新しく素敵に観れるのだ(別に今の日本のアニメを全て否定しているわけではないよ、それにそういった作品もきっとどこかにあると思う、でも一般の人の目に触れるところには出てこない)。
 ビートルズの映画は「ビートルズがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!」「HELP!4人はアイドル」を衛星放送で観たぐらい。でもこの2本を観ると今まで観ていたアイドル映画は全てここからきたんだと分かってしまい、いかに日本のアイドル達が陳腐なことをやっていたのか、「イエロー・サブマリン」を今回初めて観てさらにビートルズの偉大さが分かったような気がした。
 「イエロー・サブマリン」は絵を見る限りでは敬遠する人がいるのではと思うのですが、一見の価値ありのオススメの映画です。

1999年9月に書いたものです

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「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」体験記2001年4月7日記

「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」体験記。
4月7日、オープン8日目とあってどうなることかと心配したのですが、入場制限の日で混乱はなく1日本当に楽しめたのでした。
 子どもの頃グラビア誌でアメリカに映画の遊園地があると紹介されていたのが、このユニバーサルスタジオ。ジョーズの模型が吊してあって、園内に走るトロッコ?が水の中を割ってはいる「十戒」をイメージしたものと紹介されていた。また別の機会で「エアポート’77」の脱出シーンを再現しているアトラクションもあると紹介されていて古い映画が何時までも受けるのかと思って観ていた記憶がある。
 現に今回のアトラクションもほとんどが過去の10~20年ぐらい前の映画がモチーフになっておりいくらビデオが、普及しているからといって受け入れられるのだろうかと思うのだが・・・。

 最初に行ったのが「ターミネーター2:3D」。立体映画でT2のその後が描かれている。入場者はサイバーダイン社の見学ツアーで新作のT7000の発表時にサラ・コナーとジョン・コナーのテロに巻き込まれるというもの。そこへT1000がやって来てシュワちゃんのターミネーターもやってくる。これがライブアクションと3D映画とで構成されていて楽しめる。特に3DのT1000は気持ち悪い。未来世界へ行って諸悪の根元のコンピューターをやっつける事になるのだが・・・・。とパート3的なお話が楽しい。オリジナル兵器も出てくる。T2の名場面、名台詞の再現とファンを喜ばせるのだがこの作品ならではのものが欲しかった。そして最大の傷は日本的演出のサイバーダインのガイドがヘタで虫酸が走る。あれは減点。外人の吹き替えで真面目にやって欲しい。変な吉本ギャグはいらない。

 「ジョーズ」は濡れます。断定して案内しているのでカッパを用意していった。こちらもアミティビレッジの船に乗って湾内ツアーという設定でジョーズに襲われるもの。結構何回も出てくるサメに水をかけられ、火が熱い。危なくはないが熱い。で水は船の中に充分入ってくる。靴は濡れます。「ジョーズ2」ラストの電線丸焦げジョーズで終わりなのだが本当に故障したらしくその場で止まってしまった。アトラクションの一部かと思ったのだが本当になにかあったらしい。

 「ウォーターワールド」 はライブアクション。端っこに座ったのが間違いでよく見えなかった。飛行機がくるシーンはきっと最前列で観ると迫力あるんだろうな。でもあんなに受けなかった映画がこうしたアトラクションとなって残っているとは理解に苦しむところです。

「バックドラフト」 公開当時は結構話題の映画だったと思うのですがやっぱりこんなアトラクションとして残っているのがどうもよく分からない。映画の撮影現場の再現として工場火災のシーンを見学できるのだが、この半端でない火事のシーンの再現は見物。水にしても火にしても上手く使って見せてくれます。熱いけどすぐ終わってしまうので少々物足りない。人は絡まないのハラハラドキドキがない。

「ユニバーサル・スタジオ・モーション・ピクチャー・マジック」スピルバーグがホストとなってユニバーサル映画を紹介。数々の名作の名場面をつなぎ合わせて見せてくれる。最後に「ハムナプトラ」映画のセットが展示してあり見学、他に「グラディエーター」の投石機、「グリンチ」の車が展示されている。この展示は変わるのかな?

「ステージ22 」 ユニバーサルスタジオの映画のセットが展示してあるだけで、今は「フリントストーン2」の映画小道具・大道具が展示されています。まあいいけどでももうちょっと有名な映画の展示をして欲しい。観るべき価値のある映画の。

「モンスター・メーキャップ」
通りがかりで入って失敗した。つまらない。観客参加型の寸劇。メーキャップを取り込んだショーだが面白くない。

「バック・トゥー・ザ・フュー・チャー・ザ・ライド」
さてこれもおすすめ。ドクの研究所見学で8人乗りのタイムマシンの試乗にやって来たと言う設定。しかしビフがまたもやタイムマシンで悪さをするために時間旅行に出かける。それを追いかける事になる。色んな時代にいけるのがタイムマシンならではの面白さで、映画とは違った世界を見せてくれる。乗り物はそのものは実は大きなスクリーンの前でガタガタ動くやつで、となりのタイムマシンも見えてしまう。これはちょっとね。でもまあ価値ある乗り物です。並んでいる間に観るビデオではマイケル・J・フォックスは肖像権の問題からか全く姿が映らないのが少々寂しい。デロリアンのミニカー?はちゃちで、愛犬アインシュタインのぬいぐるみまで売っていた。次はあのタイムマシンの汽車に乗ってみたいな。

「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」
期待のアトラクションで混むことが予想され、最初に整理券をもらっていた。4時30分から5時の間に行けばほとんど待たずに乗れるのだ。
で、あっという間に乗船。映画のジュラシックパークをボート行く感じで、恐竜たちを観ながら異常事態が発生へ巻き込まれる。最後にTレックスが登場、ストンと落ちビショ濡れになる。あっという間に終わってしまうのがつまらんとの声も聞こえ、ジュラシックパークのロゴがなければ他の急流すべりと一緒と思ったのは私だけではないはず。

「アニメ・セレブレーション」
アニメのウッドペッカー現実の世界に出てくるショー。マジックミラーの中でのライブとアニメがマッチしていて面白い。実写とアニメの合成をライブでやってくれる。失敗があったらどうなるのだろうか? 立ち位置がずれたり、タイミングずれたりしたら・・・。と結構価値ある見物でした。しかしお話が面白くない。同じ技術で「ゴースト・バスターズ」「ウィリー」なんかをやった方がよほど面白いのではないか。


2001年4月に書いたものです。

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国際アニメーションフィルムフェスティバル広島大会'98

「国際アニメーションフィルムフェスティバル広島大会」
に行って来ました。
今回の目玉はなんと言ってもSFXの神様レイ・ハリーハウゼンの講演です。
惜しみない拍手でアステールプラザに迎えられたハリーハウゼンは一言
「私はマーズ・アタックより遙か前にワシントンモニュメントを破壊していたし、
ゴジラより前にニューヨークを壊していた」と自慢げに話すおじいさんでした。
今回はコンペの審査委員長も務めています。
オタクが喜びそうな「タイタンの戦い」のメデューサ(本物の型から起こしたレプリカ)や
「アルゴ探検隊の冒険」の骸骨戦士をもっ来て披露してくれました。
あの骸骨は人の動きを撮影してそれを見ながら同じ動きになるように骸骨人形を動かし撮影したとのこと。
骸骨は関節部分などの細工が目立たないようにするのに苦労したとのこと。
約30分にまとめた名場面フィルムも面白かったのですが、
最初に自分の家のガレージで作ったというマザーグースのお話が後期の作品からは考えられない、
かわいいキャラのおとぎ話で、こちらの方が珍しい貴重なフィルムとして興味深いモノでした。

さて、その他には「ファンタスティック・プラネット」を再見。
こんな話だったのかと改めて見直し74年の作品としてはぶっ飛んでると感じたのでした。
この監督ルネ・ラルーが今回の審査員として参加その記念上映でもありました。
私はこれよりも「時の訪問者」のほうが好きで機会があれば劇場で見たいのですが・・・。

旧ソビエトの「雪の女王」はやはり当時のディズニーに対抗して作ったというイメージが強い作品です。
雪の女王に捕らえられた幼なじみの少年の助けに行く女の子の冒険談で、子どもに語りかけるような
優しい作りがやはりアニメはこうでなくちゃと思わせてくれます。
ロシアでは「アニメーションAtoZ」と言う作品をシリーズで作っており、
旧ソビエトから今日のロシアまでのアニメーション歴史を追いかける作品を作っており
それも同時に上映されました。

全部で約40本の作品を見ました。
印象に残っているのは「トイ・ストーリー」のピクサーの新作の短編映画「ジュリーズ・ゲーム」。
フルCGで一人の老人が公園でチェスをするお話。決して彼には誰も勝てないのです。
どうしてかそれは見てのお楽しみ。といっても見れる機会あるかな?
「フラット・ワールド」は平面世界に生きる主人公がテレビ(立体世界)の世界の犯罪者と戦うお話で
この世界が良くできている。アニメの技術を全て使っている作品で娯楽的要素がたっぷりの35分でした。

たくさんの短編を見て意欲的な作品、いつもの劇場映画とは違った世界感で作られている
映像作品に触れると良い刺激になります。


1998年8月当時に書いたものです。

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October 15, 2013

ワールド・ウォーZ ~ブラピVSゾンビ軍団 ちょっと都合よすぎでないかい

◆お題:ワールド・ウォーZ
◆監督:マーク・フォースター
◆出演:ブラッド・ピット

 ゾンビ映画と宣伝すると興行にマイナスになると直前まで秘密にされて
いましたが、早くから話題になっていたので私はゾンビ映画と知っていました。
予告も去年の年末にはネットに出ていて今までとは違って元気のいいゾンビだと
思いました。

ブラピは子どもがゾンビ映画が好きなので参加したらしいのですが、子どもに
ゾンビ映画を見せるなんてその教育方針間違っていると指摘したい。
アンジーも同意しているのかな?

でもまあ確かにそれほどゾンビ映画らしい肉体破壊シーンや
ショックシーンもないので私も普通に見ることが出来ました。

でも映画としては見せ場いろいろあるけど都合が良すぎて
それでいいのか?と思ってしまいました。

時間の関係上3D日本語版で見たのですが、最初のゾンビ化する時間を
はかるタイムの読み上げの後に「出発進行!」って言っていた。コレ何?
多分日本語版の遊びだと思うのですが・・・・意味不明でした。

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October 14, 2013

千と千尋の神隠し ~公開当時に書いた感想です

「千と千尋の神隠し」についての映画雑談
さてこの映画、どうでしたか?
私は特に感動があったわけではないです。というのも10歳の少女にはもうなれないからです。
以前は近い気持ちになれた気がします。トトロのサツキ、魔女宅のキキの気持ちが分かったような気がするのです。しかし今回は・・・。
で誤解されてはいけないので断言しておきますが傑作です。これは紛れもない事実です。
「もののけ姫」は駄作です。あれは奇跡で話を収束させているところが、途中で投げ出しているのが分かります。「風の谷のナウシカ」の焼き直しというの気に入らない。
ナウシカで涙したものには「もののけ」は泣けない。
「千」はというと泣くところがないし、エヴァンゲリオンの使徒のようなカオナシが汚い、怖い、気持ち悪いこれがこの映画の欠点。宮崎キャラらしからぬ動きと表現である。ここはもしかしたら庵野が作ったのかもしれない。ジブリに出入りをしている話を聞いた(ナウシカの巨神兵は庵野担当だから本当にそうかもしれない)。
いいところはどこかというと、無理にクライマックスを作っていない。どうしたらいいかわかないがとにかくやってみるしかない。その結果が見えない、でもやってみる。帰りの切符のない電車旅はいい。銀河鉄道のように。
最後、彼女のなかに何か残ったのか? 彼女は何か変わったのか?一つ大人になったか?
これぐらいではなかなか成長しません。そんなに甘くない。そこがいい。トンネルのなかでやはりお母さんにくっつている千尋は映画の最初の千尋となんら変わらない(実はこのカット同じ絵を使っている)。でも髪の毛には飾りが・・・。あんなにいっぱい大きな経験をしても、残るのはこれぐらい、でもそれが人生というもの。もっと、もっといろんな経験をすることになるのだという事だと思う。
 この映画のあら探しをしてしまうのだが、疑問が非常に多い。多分そんなことはどうでもいいことなのかもしれないが、りんをはじめとするあのお湯屋で働いている少女たちは一体何なのか? 千と同じ境遇の子ども達なのか? でもりんはいつかここを出てやると思っている。あの世界そのものも妖怪(?)神様のたぐいがたくさん出てくるが一体どういう所なのか?湯婆婆は夜毎に鳥の姿になってどこに行ってたのか?ユニークなキャラが多いだけにその描き混みが薄いような気がした。いつもならもっと、一発でキャラの性格・設定を表しストーリーに上手く絡んでくるが、今回は中途半端な気がした。
 
 「千」は今回日本映画としては初めてデジタルシネマとして製作されDLP(デジタル・ライト・プロセシング)方式で上映される。「SWエピソード1」「ダイナソー」とかで東京ではスタートしていたが、大阪では今回初めてスカラ座で採用。何が違うか?一見よく分からない。今までのはフィルムを投影し上映していたのを、デジタル信号を可視光線にして蟻の手より小さな130万枚の稼動式鏡に反射させて上映するというもの(キネコやビデオ上映とは根本的に違う、尚この解釈・解説はチラシを読んで私なりに表現していますので間違っている可能性もあります)。コンピューターで制作した絵がよりくっきり見えるらしい。見比べたら確かにそう見えるシーンはあるが慣れてしまうと気にならない。知らない人間は気付かない。しかし、光ファイバーで各映画館に供給されれば本当にフィルムはなくなりコストダウンははかれるし、保存状態も上映状態も何年たっても美しい! フィルムの傷やゴミ、画面のずれが懐かしくなる時代がそこまで来ている。しかし、フィルムというフィルターを通して観る(映る)映画の世界が私は好きなのだが・・・。そんなこと言ったらお前は古いと言われるかな。


公開当時 2001年7月 に書いた感想です

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ハウルの動く城 ~公開当時に書いた感想です。

 「ハウルの動く城」について色々と語りたいことがあり、テーマをあげてそれについて書いていこうと思います。
 で、これを読む皆さま、映画を、「ハウルの動く城」を観ましたよね。観てからここから以降を読むようにしてください。何故が、単にネタバレがあるからではありません。

1)「宣伝」について・・・。
 お気づきの方もいると思うのですが、この「ハウルの動く城」の情報、前宣伝が非常に少なかった。公開予定の映画館では特報から予告と5パターンぐらいが流れていたと思うのですが、それ以外の露出はなかったといって良いほど。ローソン店頭、ハウス食品のCMぐらいではないでしょうか。それだけ自信がある作品といってしまえばそうかもしれません。しかし東京国際映画祭でも上映だけでゲストなしとか(ネットの書き込みで読みました)、キネマ旬報で特集がなかった(12月下旬号で特集)など全く事前情報がなかった。
 映画公開前には監督や出演者、スタッフがいろんな番組でかかわった映画の事を語り、少しでも露出させることに必死になるものです。特に宮崎監督の最新作となると、どの媒体でも絵になる、話題になるのに・・・。おかしいなあ、変だと思っていたら、鈴木敏夫プロデューサーの「宣伝をしない宣伝」というコメントを目にした。
 これはプレスシートに書かれたコメントで「(前省略)内容の詳細な紹介やテーマの解説等をすべて止めた。映画を余計な予備知識無く、素直に見て欲しい。宮崎駿が、切に、そう希望したからだ。」とかかれていた。これは「千と千尋の神隠し」の時の反省からだそうだ。
 私はこの策にまんまと乗せられ、ほとんど予備知識無くこの映画を観ることになった。だから、制作者達の意志を尊重して、映画を観ずしてこれを読んで欲しくない。

2)堪能しました。
 なんかね、絵画を鑑賞しているかのような、どっぷりとつかって観ていられるのが非常に心地よかった。
 最初の動く城の動き、技術的な事は分からないがセル画に固執したかのような複雑な動きがこの城を命があるかのように見せる演出が素敵だ。最初の特報でも、いいね、って感じた、それが見事に本編に溶け込んでいる。
 そしてその世界観、魔法と魔法使い、科学が人にとって便利に使えるようになってきた、そんなファンタジックでノスタルジックな世界を一瞬でオープンニングで描ききってしまっている。この世界はある意味理想かな。魔法が使えない人間は科学で対抗しようとしている。人が自然と共存出来るギリギリの線の世界のお話。
 気に入ってるのは最初のデートシーン。ソフィがハウルと出会って追っ手に追われ空へ駆け上がる。なんとロマンチックなシーン。今回も 飛ぶ シーンはふんだんに出てくるが、このシーンに勝るものはない。実は屋根をまたいだり、飛び越えたりするシーンは「カリオストロの城」で有名なルパンの三段跳びシーンがあるのだが、それの再現に見えた。しかし今回はあんなに激しいシーンではなく、一瞬で恋に落ちる名シーンとなったといえる。
3)声優さんたち。
 声の出演は賛否があるのでは無かろうか?私は基本はOK、まあGOOD。
キムタクの声は特に問題があると指摘する人がいるのではと思うのだが、私はよかったと思っている。あのキャラ、あの顔で、今日本で出来るのはキムタクだけだろう。
 倍賞さんもよかった。老人と少女の使い分けがいい。
 しかし、この二人がひとつの画面にはいると違和感が出てしまった。これは芸歴、演技の差。キャラに合っているが、なんというか重み、厚みのような差が出てしまっているように感じてしまった。その他もベストの配役とは思うが、1点、謎の犬のヒンの声をあてた原田大二郎はどこかで台詞言った?

4)そして謎
 一番の謎はソフィーの呪いは解けたのか?
これがわからない。年をとってしまったソフィーが元に戻る事がお話の本筋かと思えば
そうではない。途中で何度も若く戻った姿で出てくる。シーンそれぞれに意味があって描き分けられていると思って観ていたが、もしかしてこの呪いは結構早い段階で解けたのか? 最初は本当によぼよぼだったのに、途中なんどもしわが無くなり、腰まで立ってる。
このあたり解説がほしい。 その他に、
 マルクルとハウルの関係は?
 マルクルがわざわざ変身するのはなぜ?
 そもそもこの戦争はどういったことで起きたのか? どことどこの戦争。
 後半ソフィーは妹と再会して、お母さんと読んでいたのはなぜ?
結構疑問点がおおい。何か示されているのかもしれないが読みとる事が出来なかった。

4)食事
最初に出てくるのは パンとチーズ。ソフィーが逃げる時に持って出たもの。
フライパンでベーコンエッグを焼くシーンもいい。あのベーコンエッグ美味しそう。
たかがベーコンエッグ、されどベーコンエッグであそこまで美味そうに描けるのはそういるものではない。

5)そしてテーマはなんだったのか
 それは「愛」です。と言ってしまえばそれまでか・・・。一緒に暮らしていれば家族のようにいなり、やがてお互いを守りたくなる存在になる。そういう人の普遍的なものを描きたかったのではないかな。

6)「おわり」で終わる宮崎映画
 全ての宮崎映画が「おわり」とひらがなで終わると思っていたのですが、今回調べて最近の作品だけと分かりました。ここに注目したのは、最後に出るこの言葉が子どもの聞かせるお話のような終わり方のように思えたからです。トトロでは「おしまい」と出ます。明らかに子どもたちに向けての語りかけでしょう。だから「おわり」とひらがなででるのは、どの作品も宮崎さんにとっては子どもたちへのメッセージなのだと思うのです。
これだけ世間を騒がせていても、未来を担う子どもたちへ一貫して自然との共存を訴えているのだと思うのです。
「宣伝をしない宣伝」から宮崎さんの言葉が聞けないのがある意味残念なのだが、三輪明宏が代弁してこう言っている。
「(省略)血縁が無くとも想い出を共有してきた結果が家族であることや、善だと思っていたことが悪だったりすることなど、様々な事が描かれている(中略)観る方の許容量にあずけている作品。(中略)ただ観て感じてください」(キネマ旬報・完成披露試写会の記事より)
宮崎監督の余裕とも言える言葉だが、映画館から子どもたちが持ち帰った何かを大切にして欲しいという願いを感じる言葉である。


公開当時 2004年12月 に書いたものです。

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終戦のエンペラー ~日本文化への誤解は少なかったと思いますが・・・

◆お題:終戦のエンペラー
◆監督:ピーター・ウェーバー
◆出演:マシュー・フォックス、トミー・リー・ジョーンズ、初音映莉子

 終戦直後の日本を舞台にした映画としてまともに作っているなと思ったが
それ以上の感想はあまり無かった。
 一方的にアメリカ側から描いてあのような感じだったのかとは思いましたが。
マッカーサーは仕事をしているとは言えず、部下の報告を待っているだけで
大統領選挙ばかりが気になっていたようでそこへ降って湧いたような昭和天皇
との会談。その戦争責任に対する発言などまあなんか教科書なぞっているようで
それほど面白くない。
「日本のいちばん長い日」を語って終わっちゃうのもいかがなものかと思った。
描き方の不満で言えば、戦後の東京の活気の無いこと。それは違うと思った。
みんな戦争が終わって喜んでいたはず。焼け野原でもなんとか生きようとして
いたはずだが、なんかうなだれたシーンしか出てこなかったのが残念。
そういう日本人の描き方をすればもう少し面白くなったのかも。
主人公のある日本女性との恋物語などどうでもいいのだ。あの要素は不要。

ところでトミー・リー・ジョーンズちゃんと役者やってましたね。
ボスの宇宙人で終わっちゃうのかと思ってましたが・・・。
初音映莉子はココでヒロインですが、「ガッチャマン」ではベルク・カッツェ
を演じており全く異質な役で分かりませんでした。


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October 13, 2013

ホワイトハウス ダウン ~旗振りに涙してしまいました

◆お題:ホワイトハウス ダウン
◆監督:ローランド・エメリッヒ
◆出演:チャニング・テイタム、ジェイミー・フォックス、ジェームズ・ウッズ

 今年はホワイトハウス受難の年と「エンド・オブ・ホワイトハウス」のときに
書いたけどそのトリの作品。
 面白かったです。
 泣きました。
 感動しました。
 やっぱアメリカ映画は面白いもん作るわ。

 テロのように思えて実はテロじゃない。この話の伏線張り方、最後までまだ
謎が残っているというネタの消化し方が結構だまされて気持ちがいい。
 主人公も超人じゃないところがいい。
で、やっぱりあのホワイトハウスオタクの主人公の娘がいいよ。
最後の旗振りいいね。ネタを学校の行事でふっといて最後に見せる。
その父親、大統領、ホワイトハウスを救うための旗振りに涙しました。

最後のご褒美の大統領ヘリでの遊覧といいなんとも娯楽要素一杯で楽しめる
素敵な映画でした。妙なひねりもないく僕が昔アメリカ映画って面白いって
感じていたころの味わいがあったように思います。
 「リンカーン」「エンド・オブ・ホワイトハウス」「GIジョー2」と
ホワイトハウスが舞台となりましたが「ホワイトハウス ダウン」が
一番ホワイトハウスに行きたくなる映画でした。

ホワイトハウスに行かなくっちゃ。


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October 09, 2013

SHORT PEACE(ショート・ピース) ~ニッポンアニメの底力、ジブリ宮崎だけじゃない!


◆お題:SHORT PEACE(ショート・ピース)

 スタッフの名前を見るとそれぞれベテランのアニメーターが作品を
作っておりその質の高さに舌をまく。クールジャパン、ジャパニメーション
バンザイ、その底力を見よって感じでよかった。

「オープニング」デザインワーク・作画・監督:森本晃司
 私のお気に入りのタレント(声優)のはるかぜちゃんこと春名風花が声を
担当したオープニング。不思議の国のアリスデジタル版ともいえる。
かくれんぼの声に誘われてこの世界に誘われる感じがなんともここち良い。

「九十九」脚本・監督:大友克洋
 18世の日本、山の中で道に迷った男が山小屋の中で体験する不思議なお話。
和紙とか蒔絵とかそういった日本古来の美術の要素をアニメに取り入れた映像が
美しい作品となっています。どこかジブリが先行してやっちゃった「千と千尋の
神隠し」的な要素もあり、その点で評価が下がってしまいそうですが、コレはコレで
面白いです。


「火要鎮」脚本・監督:森田修平
こちらも18世の江戸。八百屋お七をモチーフにしたお話で一枚の絵(というか巻物?)
の中で物語が展開する。その立体感、画面構成が素晴らしく飽きさせない。こんな表現も
あるのだと感心してしまう。

「GAMBO」監督:安藤裕章、原案・脚本・クリエイティブディレクター:石井克人
16世紀の東北地方にやってきた凶悪な鬼(エイリアン)と白熊との死闘を描いた
作品でかなり展開スピードが速く、かなりひどい暴力描写、スプラッタな絵が展開する。
白熊がなぜか人間の言葉や気持ちを理解しているかのような描写もあり、また鬼は
村を襲って女確保し子孫を増やそうとしており、かなり裏設定があるようなのだが
描かれず終わるのが残念。ちょっと消化不良って感じ。

「武器よさらば」脚本・監督:カトキハジメ、原作:大友克洋
近未来の東京での無人兵器との戦いを描いている。終始戦闘シーンでどこまでも
戦い続けその無人兵器が強い。で最後に身ぐるみはがされて残った兵士は・・・。
それなりに戦闘シーンは面白いが他の作品に比べて特徴がなく、この作品が一番普通の
アニメに見えてしまった。せっかくトリにもってきたのにね。

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魔法少女まどか☆マギカ 複製原画展へ行ってきました

魔法少女まどか☆マギカ 複製原画展へ行ってきました
そこで撮影が許されたのがこの巨大フィギュア。

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個人的にはあまり可愛くないので好きじゃないです。
でも26日新作公開までの気分を盛り上げるのには
よかったです。
各国の映画版ポスターが面白かった。
基本パターンは前面にキャラクターが並んで、背景が
それぞれの国で違いちょっとおかしかった。

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October 03, 2013

スター・トレック・イントゥダークネス ~新版カーンの逆襲!

◆お題:スター・トレック・イントゥダークネス
◆監督:J・J・エイブラムス
◆出演:クリス・パイン、ベネディクト・カンバーバッチ、ザッカリー・クイント

 映画版の「スタートレック」の宣伝って昔から呪われたようなところがあって
今回もテーマが「愛」とかって打ち出して、何をやってるのだろうと思っていたら
やはり大ボケな宣伝、切り口でした。
 なぜか日本ではスタートレックは一般受けしないので興行がイマイチ。
SFハードドラマというイメージが付きすぎてSFオタクしか見ない、分からないと
思われ、一般人には敬遠されちゃう。なので今回は敵役の
ベネディクト・カンバーバッチを前面に出してその人気にあやかろうという魂胆。
こちとらプロなんでその点はお見通しで、作品を見るとやぱっりなあって感じでした。
(この映画「愛」で売るには無理があるだろってことです)

で作品の正当な評価からいくと正しい続編です。
タイトルは「カーンの逆襲」で公開して欲しかったなあ。
そう映画のシリーズの2作目もカーンが登場する。
オリジナルシリーズでかなり人気のある敵キャラで私は詳しくないのだが、
ファンとってはかなり盛り上がる展開なのだ。

J・J監督もその点よくわかっていらっしゃると見える。

オリジナルシリーズとの接点はスポックだけ残し、カーンについて語るシーンに
重みがあるのがそういうこと。この味わいがいい。

全体的には見せ場が多く、キャラの使い分けも良くできていて
今までのスタトレより軽いイメージはあるけど見終わった後、また見たいなあと
感じる部分があり当分続くことを期待します。

でもね、スタートレックの世界は
「ジェネレーションズ」、「DS9」「ヴォイジャー」「エンター・プライズ」もあって
そこへ繋がる、もしくはその延長線上の世界もファンとしては見たいのだけれど・・・。

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