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October 16, 2013

イエロー・サブマリン

「イエロー・サブマリン」ってタイトルを知ったのはずいぶん以前で三波春男の「イエローサブマリン音頭」を聞いたときだった。子どもの頃の話で後に映画でそういうのがあると知った。でもビートルズを全然知らなかった。

 さてこの「イエロー・サブマリン」がデジタルリマスターのUK版で再映されると知り、よくあるDVD販売のための演出(PR)とは思った 。でもリバプールでの再映の大騒ぎをニュースで観てちょっとこの映画が観たくなってきた。なんであんなに騒ぐことになるのか? それが知りたかった。
 で、上映回数少ないなか9月10日のレイトショーへ、大阪はガーデンシネマ、狭くて小さい映画館で21時半~の上映で20時半にはもう立ち見ですとのこと。この映画館はいつもそう。嫌いだ。で、立ち見なのに高い金をとる。前売チケットより多く払っているのに優先的に入場させない。普通は多く金をもらった客のほうを大切にするぞ!どうして映画館だけは安い客をあんなに大切にするのか?荒利が多いのは当日券の客だろ!(前売りも当日も来たもの順に同じ列に並ばせるべきだ!)と怒りながら待つこと約40分、入場してスクリーン一番前の地べたに座り鑑賞したのだった。
 この作品は驚いた、きっとサイケデリック映像が展開するだろう予想はしていたもののこれほどまでに斬新とは・・・。今なら簡単にCGで作ってしまうだろう絵が次々と展開していく。
 当時の企画意図とかは分からないのだが、ビートルズをこういった形でアニメで映像化しシュールな表現で単純なお話が展開するなんてどうして誰が思いついて作ったのだろうか。音楽もいいがアニメの本来の表現の自由さが出ている作品である。
 以前フランス製アニメ「ファンタスティック・プラネット」を観たときもやはりこの映像の凄さに感動した(もっともストーリーも面白いのだが)。日本では未公開となったアメリカ製アニメ「千夜一夜物語」(東和配給の予定だった)でもエッシャー画を取り入れてアニメならではの斬新な絵づくりを行っていたのだが、すでに30年前の「イエロー・サブマリン」で取り入れていた。今の日本のアニメが忘れている本来のアニメの姿がここにはあり、それが今も新しく素敵に観れるのだ(別に今の日本のアニメを全て否定しているわけではないよ、それにそういった作品もきっとどこかにあると思う、でも一般の人の目に触れるところには出てこない)。
 ビートルズの映画は「ビートルズがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!」「HELP!4人はアイドル」を衛星放送で観たぐらい。でもこの2本を観ると今まで観ていたアイドル映画は全てここからきたんだと分かってしまい、いかに日本のアイドル達が陳腐なことをやっていたのか、「イエロー・サブマリン」を今回初めて観てさらにビートルズの偉大さが分かったような気がした。
 「イエロー・サブマリン」は絵を見る限りでは敬遠する人がいるのではと思うのですが、一見の価値ありのオススメの映画です。

1999年9月に書いたものです

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