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April 22, 2015

ソロモンの偽証 前篇 事件 ~とても緊張感のある映画でした。 #映画

◆お題:ソロモンの偽証 前篇 事件
◆監督:成島出
◆出演:藤野涼子

(注意:少々ネタバレありで、後編を見る前に書きました)

 私は根が天邪鬼(あまのじゃく)なのであえてこんなことを書きます。
この作品面白かったです。この映画を見ている間の緊張感、終わったあとにくる
続きを早く!という気持ちは嘘ではありません。
しかし、わざわざ前篇、後編を1か月もあけたのは失敗だったのでは?
なぜ間をあける必要があったのか?
いらぬ考えが頭を巡り、この映画について様々な疑問がわいてきました。
つまり冷静に考えるとこの前篇はおかしいのではないかと思い始めました。

そもそも何のための裁判なのでしょう?
柏木君は自殺となっている。自殺が実は他殺という怪文書はあのいじめっ子を
陥れるためにいじめられた少女2人が画策したこととわかっていて、主人公の
藤野はそのいじめの現場を見ている。ここまで明らかになっている中で誰が
何を裁く、何を明らかにするのか?
中学生が裁判を行うための準備に入ることにより物語は面白く見えていくけど、
柏木君の自殺がなおざりになっていくことに非常に疑問を覚え、物語の展開の
ずれを私は感じていました。彼はなぜ死んだのか、彼は自殺することにより何か
仕掛けたのか?
柏木君の死因についての報告書の提出を警察へ求めるシーンがあったので後編で何か
分かると思うのですが、警察が資料を出すはずがないのでどうなるのでしょうか?
映画の作りとしてはかなり丁寧な説明的シーンが多く、わかりやすいので、観客には
受けると思う。いい例がいじめのシーン。最初は女の子二人がいじめられている
シーンで、次に繰り返しこのシーンがでてきたら実は藤野が見ていた。
さらにそこから逃げ出すのを柏木に見られたとカメラを引いていくことにより当事者の
関係が見えてくる。これが観客にはわかりいい。
でも柏木については言及していない。
ここがこの映画のずるいとこ。
私はここに後出しジャンケンの臭いを感じました。後編まで引き延ばしているのだろうな、ずるいなあって。
これが裁判の意味もあいまいのしている原因ではないか?
できればこんないらぬ考えが頭を巡るような前後編別々上映ではなく、
4時間程度の長編で一挙に見せる作りにしたほうが良かったのではないかと思うのだが、
いかがですか?

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