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August 2015

August 31, 2015

#日本のいちばん長い日 ~ 旧作のストレートな戦争批判が良かったなあ。#映画

◆お題:日本のいちばん長い日
◆監督:原田眞人
◆出演:役所広司、本木雅弘、山崎努

新旧の役者比較をちょっとしてみました。

主要人物
阿南惟幾(陸軍大臣) - 役所広司- 三船敏郎
鈴木貫太郎(首相) - 山崎努 - 笠智衆
迫水久常(内閣書記官長) - 堤真一 - 加藤武
畑中健二(陸軍少佐) - 松坂桃李- 黒沢年男
昭和天皇 - 本木雅弘- 松本幸四郎(八代目)

あと昭和天皇といえば、
「太陽」ではイッセー尾形、「終戦のエンペラー」では片岡孝太郎
を比較対象、参考に。

 で、今回の「日本のいちばん長い日」面白くない。旧作のインパクトが強いためか?
「終戦のエンペラー」の前日譚(あたりまえだけど)みたいな印象で終始しており
面白くなかった。
昭和20年の4月鈴木内閣組閣からスタートして人間天皇と阿南陸軍大臣、その
家族のことを描いたことでで焦点がぼけたような印象になった。
あの日の若者たちがあの日をどう迎えたか、日本の政治家たちはどうやって
ポツダム宣言を受け入れ戦争を終わらせたか。そしてその戦争の結果は、
というのが映画テーマだったと思って見にいったけど違ったみたい。
ドキュメンタリータッチで玉音版をめぐる攻防戦で結構盛り上がるはずなんだけど
ただ畑中少佐らが無駄に走っているような印象で終わってしまった。
何をどうしたかったのか、その熱い思いは今となっては批判されるものかもしれない
けどそういう人たちが戦っていたことを描いてほしかったなあ。
やはり昭和は遠くなったということかな。
70年前の話ってもう時代劇の域にはいったということかなあ。

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August 30, 2015

#ジュラシック・ワールド ~もはや怪獣映画!がんばれ僕らのT-REX #映画 

◆お題:ジュラシック・ワールド
◆監督:コリン・トレボロウ
◆出演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード

今年の夏の超大作ラッシュはすべて年末の「スターウォーズ」せいだと思う。
こんな作品まで出てきてシネコンのスクリーンを押さえるは大変なのでは
ないかと思う。でも音も映像もいい映画館はそうなくて、ドルビーアトモス・3D
上映のTOHOシネマズ樟葉まで出かけた。
3Dにしては結構明るい映像で音もよかった。

さてお話は、少々不安があったのだが、それはまあ大丈夫というところで落ち着いた。
今までの作品、とくに1作目をリスペクトしてさらにできていなかったことを
実現、見せてくれたのがよかった。

不安要素はハイブリット種を作りだしたということ。
これよくある手なのです。B級のゲテモノ映画のシリーズでは常套手段。
最初はそれだけで面白かったのに、2作目3作目となるとそれをバージョンアップ
しないと客が飽きる、と制作側は思っているらしく、お話がおろそかになってしまう。
もっと刺激を与えないといけないおもうのだろうけどそこに固執しても
重要なのはやっぱりお話でしょということ。

今回、計画がとん挫した「ジュラシックパーク」が「ジュラシックワールド」として
オープンすることになり、そこでは恐竜は人間に飼いならされ安全なアトラクションと
なっていたがその裏ではハイブリット種の恐竜が作られていた。
まあ遺伝子操作のハイブリット種の恐竜、もうこれは怪獣ですね。
さすがゴジラを成功させたレジェンダリーピクチャーズ。
それだではない、武装した人間VS恐竜、恐竜VS恐竜、
人間と恐竜の共同戦線をはるなど今までやりたくてもできなかったことを
ぶち込んでやっちゃった。そのためお話は少々もたついちゃった感はあるけど
まあ許しちゃいましょう。
いつもは悪の親分のT-レックスが子分のラプトルを従えて、半端もんの
暴君インドミナ・レックスと戦うシーンは素晴らしい。

でもこの監督やっぱりそこまで技量があるとは思えないのだけれど。
「スター・ウォーズ」の新作9作目の監督に抜擢されちゃった。

ところであの鳥かごの翼竜たち、どっかへみんな飛んでいかなかったの
かしら。1匹(羽)ぐらいは逃げてるよね、きっと。

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August 22, 2015

#マッド・マックス 怒りのデスロード ~よくできたアクション映画 #映画 

◆お題:マッド・マックス 怒りのデスロード
◆監督:ジョージ・ミラー
◆出演:トム・ハーディ、シャリーズ・セロン

この映画の元ネタは「椿三十郎」とみた。

騒がしいだけのアクション映画ではないかと思って見にいったが
これがなかなかの出来。ちゃんと心理描写のもあり、緊張と緩和のリズムがうまく
動体視力で追える絵作りがお見事で大いに楽しめた。
まあよくある巻き込まれ型のストーリーで、はぐれもの、一匹狼の男がヒーローと
なるが静かに去っていくというもの。

荒廃した核戦争後の地球。生きた輸血要員として拉致されたマックスが、女たちの
脱走計画に巻き込まれる。仕方なく女たちを目的地へ連れていくことになるが、
男たちは必死になって追ってくるというもの。

単純なお話で基本はアクションを楽しむものだが、名前を言わない、寡黙に振舞う
マックスが西部劇や時代劇のヒーロー像と重なる。

女たちは権力者、いわゆる ボスの妻たちで子どもを産ませるための奴隷。
他にも母乳を絞るための奴隷とか、結構ひどい描写があり、狂った設定づくりを
しているが、それがあまり嫌味に見えないのがいい。
目的地のばばあ連中のカッコいいことや、絵作りの美しいこと、様々な機能をもった
ちょっとおかしな車の数々が本当に面白い。

人の体の、心の暖かさを感じることができ、未来へつながる希望のようなものが
描かれているのがうれしい。

目で追えない、状況がつかめないのような絵が次々に出てくるようなバカで
下手くそな映画はなかったのが本当によかった。
もっと音のいい映画館で見たかったなあ。

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August 20, 2015

#アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン ~宗教絵画のような絵が美しいが・・・ #映画

◆お題:アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン
◆監督:ジョス・ウェドン
◆出演:ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エバンス

 ヒーロー大集合で欲張りすぎ。それぞれのキャラを大事にしている
のはわかるがそれぞれに見せ場、エピソードを組み込んでいるから
少々わかりづらい、というか散漫になってしまったような気がする。
アイアンマンことトニー・スタークが宇宙人からの脅威におののいて
作ったシステムが暴走して自分たちの首を絞めることになってしまう。
宗教絵画のような絵が見事で見せ場も多いが少々疲れちゃう。
アイマンマンの話に絞って贅肉となる他のキャラの話はなくても
よかった気がする。
そして最後はキャプテンを中心とした新生アベンジャーズ誕生で
終わるけどあの宇宙人との戦いはまだ終わっていない。

今回もいろいろてんこ盛りでなかでもかっこいいのがハルクバスター。
アイアンマンが装着する対ハルク用のユニット。衛星軌道上にあって
飛んできて装着するという設定はいいけど見せ方が今一。
もっとかっこよく見せてほしかったなあ。

ハルクとブラック・ウィドーをくっつけようとするって一体どうなの?
とかホークアイの家族が出てきたり、TVシリーズの「シールド」の
メンバーが出ていたりして少々ついていけないところもあり。

なのであの大雑把なコピー「愛を知る-全人類に捧ぐ。」になったのか。
じゃあ次回作はどんなコピーになるの?

ところで「キャプテン・アメリカ」新作にスパイダーマンが出るらしい。
映画会社が違うのに・・・でも役者も変わっているのでもしかすると
アベンジャーズにスパイダーマンの合流か?

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August 19, 2015

#ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション ~ならずも共同体? #映画

◆お題:ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション
◆監督:クリストファー・マッカリー
◆出演:トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ

 トム・クルーズってもう53歳なのにジャッキー・チェンみたいなことして
映画を売ってるって少々違和感あり。

 あの飛行機のシーンがCMでクローズアップされるから最初のミッションかな
と想像はついた。そうなった場合クライマックスはそれを上回るものを見せないと
いけないのでそれなりに期待してしまったのだが・・・まああんなもんか。

IMF(Impossible Mission Force)が解体の危機に。国際的なテロ組織
シンジケートの陰謀か? イーサン・ハントは一人地下へもぐりその真相を
つきとめようとし、CIAにもMI6にもそしてシンジケートにも追われる
ことになる。

スパイものアクションの見ごたえある作品だとは思うがそれまでで中身に
乏しいと感じた。なんか見世物としてはいいけど心にグッとくるもんがないのよ。

公開は今年の年末だったけど半年早まった。「スター・ウォーズ」の新作の
影響といわれているが、「007スペクター」を避けたと見るほうが妥当ではないか。

ちなみに「 Rogue Nation(ローグネイション)」って「ならずもの共同体」って意味。
つまりシンジケートのことだと思うけどわかりづらいよね。

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#ターミネーター新起動(ジェニシス) ~イ・ビョンフォン出てたよね確かに・・・。 #映画

◆お題:ターミネーター新起動(ジェニシス)
◆監督:アラン・テイラー
◆出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、エミリア・クラーク

 ネタバレありで行きます。
あれはやっちゃいけないでしょ!やっぱり。
ジョン・コナーを悪者にするなんてシリーズとしては末期的症状で
もうダメです。新起動どころか再起不能ですね。
いくらリブート作品だからといって守るべき存在を悪に仕立てて意外性を
出すようなことをしているようではこの先もう望みがありません。
思えばこのシリーズ、映画2作以降はダメダメ作品でテレビシーズもとん挫
しています。もう作らなくていいのではないでしょうか。

未来の世界から1984年のサラ・コナーを救う為にやってきた
カイル・リース。まだ戦士でないサラを守ることが目的だったのに
もう立派な戦士に! そしてサポート役にT-800がもうやってきていて
サラはおじさんと呼んでいた!(こう書くとパロディ映画見たい)。

この映画を見る前に1作目、2作目を見てその出来にあたらてめて感心。
さて新作ではどうしてもオマージュ的なシーンは仕方がないと思っていたの
ですがしかしオマージュとしてはよくできていても、その心がストーリーが
これではダメ。ファンを裏切っているとしか思えない。

かつて「ミッション:インポッシブル」の映画化1作目でテレビシリーズの主役
ジム・フェルプスを悪人にした。シリーズのファンを裏切るようなストーリーは
許せないと私の記憶している。今回の「ターミネーター」はそれに等しい。

それにしてもイ・ビョンホンのT-1000は凄い!と思ったがそれほど印象に
残らず映画の最後には出ていたのを忘れてしまっていた。ちょっとかわいそう。

ジェームス・キャメロン絶賛というコピーは嘘でしょ。

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August 06, 2015

#映画進撃の巨人 ATTACK ON TITAN ~ 巨人に乳首あったような気がします。 #映画

◆お題:進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
◆監督:樋口真嗣
◆出演:三浦春馬、水原希子、

酷い映画を見た。特撮はできていてもドラマ部分がダメな映画の見本。
あのリメイク版「日本沈没」と同じ、いや、それ以下の出来。
特撮部分はCGを使っているとはいえ「巨神兵東京に現る」の特撮技術の影響がある
と思われる絵作りは見事だが・・・話がつまらん、登場人物、世界観がバカみたいで
ついていけん。何度画面に突っ込みを入れたことか。

 アニメ版を見て世界観が難しいとは思っていた。この話はどこの話なのか?
どうも地球の未来見たいなのだが説明がない中で物語は進んでいたが、映画版では
きっちり未来の地球であることを描いている。世界的な戦争と汚染から科学技術を
捨てたことが語られる。なのに移動用にトラックや自動車のようなものは使っている。
巨人襲撃の恐れはあるのに科学技術を捨てるなんてどんな世界よ。信じられない。
表向きはそうでも裏では用意していたというならわかるが。ヘリコプターまで見せて
飛ぶこともできない人類なんて信じられない。
 立体起動装置を見せるハンジが誤射するのは彼女の性格を表している演出とみても
あの寄せ集め部隊の意識の低さは何? 調査兵団との差はあっても訓練された兵士
とは思えない行動ばかばかしくて腹が立つ。敵地へ入っているのに別行動とか、
敵地でSEX始めるカップル、それの横で人妻に誘惑される主人公エレン、客をバカに
しているのか?そんな話じゃない。案の定そのあと巨人に襲われて食べられるので
B級映画のお決まり演出とも思えるがしかしひどいね。
 無理やりエレンとミカサの話へ持っていく強引さはまだ前篇だから許したとして
これが後編で納得のいく展開で終わるとは思えない。
 ひどいことばかり言ってきたが特撮はやはり凄い。これを一般映画として見せて
いいのかというぎりぎりの線を保って残酷さを表現している。それでいて絵が美しい。
夕陽のエレン巨人のシーンは出ました!と声を上げたくなった。またこれまでの
ゾンビ映画のオマージュと思えるシーンも多くあり、ちょっとした遊び心がうれしく
なる。ドラマ部分が5分続くと見れないが特撮シーンはよかったなあ、と思う。
 前後編約3時間で見せるなら、設定の変更も仕方がない。エレンに絞って、
壁の向こうにあこがれる血気盛んな青年の愛と友情の物語というべたな展開で
よかったのんじゃないか。

 せっかくD-BOXで見たのに。「新ゴジラ」が心配になってきた。

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August 04, 2015

彼女はパートタイムトラベラー ~ジュラシック・ワールドを見る前に #映画


◆お題:彼女はパートタイムトラベラー
◆監督:コリン・トレボロウ
◆出演:オーブリー・プラザ

 DVDで鑑賞。
スピルバーグがこの映画を見て、「ジュラシック・ワールド」の監督を決めたという
情報があり、どれほどのものかと思い早速レンタルする。
うーん、監督に抜擢する魅力がある作品と思えない。まあ面白いけど、でもなあ
普通だと思うよ。
「モンスターズ地球外生命体」のギャレス・エドワーズが「GODZILLA」に
抜擢されたのはちょっと違う。

 新聞記事にタイムトラベルの同行者の募集広告が掲載されて、それを取材することに
なった見習い女性記者。本人を探し出しインタビューをすると何者かの監視されている
という。取材を続けるためにも彼の同行者となり、その訓練を行うことになる。果たし
てタイムマシーンはあるのか?彼のタイムトラベルの目的は。

ちょっと面白そうな設定で他のキャラクターもユニークで86分楽しませてくれるが
従来のタイムマシーンものの面白さを期待するとちょっと肩すかしをくらってしまう
かな。でもちょっとゆるーいけど楽しめるコメディには仕上がっている。胸キュン度
がもう少し上がればよかったんだけどなあ。

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リピーテッド ~それなりに楽しめます。 #映画

◆お題:リピーテッド
◆監督:ローワン・ジョフィ
◆出演:ニコール・キッドマン、コリン・ファース


原題は「私が眠りにつく前に」。
映画の冒頭で主人公は旦那からお前は事故で記憶障害になって眠ると前日のことを
忘れてしまうと聞かされる。それを信じるしかないなのだが、なんか怪しい。
次々に出てくる人物が皆怪しく、最後には主人公自身も怪しい存在に。
「ゴーンガール」のようにどんどん話が広がっていくのではなく、絞られた登場
人物のみで犯人捜しをするのがいいです。でもちょっとスケール感には欠けるかな。
スリラーとしてもう少しドキドキがあってもいいかなとは思いましたが、
まあ90分で結構手軽に楽しめるミステリーでした。

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