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April 17, 2016

#父を探して ~読み解く力が必要なファンタジックなアニメ #映画

◆お題:父を探して
◆監督:アレ・アブレウ

今年のアカデミー賞のアニメ部門ノミネートの作品。
これがアカデミー賞獲ったらちょっとはアカデミー賞を見直したかも。
だってこの部門、ディズニーのためにあるような賞になってきたもの。

さてこの作品、少々難解。セリフがなく、カラフルで単純な絵がファンタジックに
ストーリーを語るので、本来はわかりやすいのではと思うのだが、その分
読解力が必要になったと感じる。
簡単にいってしまうと人の「生~死」の物語だと思う。
日本で付けたタイトルが邪魔して読み取れなかったが、これは単に少年が父親を
探す冒険譚ではない。原題は「少年と世界」。少年からみた世界の姿、人は
どのように生きているかの話、だと思う。
オープニングの少年が出てくるまでの絵は単純な絵の組み合わせて、万華鏡を
覗いているかのよう。これは人の誕生のイメージではないか。やがて少年が
画面に登場、楽しい家族との時間は子どものみる平和な時間を表し、やがて
父親が旅立つことになる。奇妙な列車に乗って父が家族の元を去り、少年はその
姿を追うことになる。父が乗った列車を見つけそこで父親の姿を見つける。
そこで悪夢が・・・。何人もの父親と同じ顔をした男があらわれ、誰が父か
分からなくなる。そして町の姿が映し出され、一部実写の映像も使って環境破壊、
文明を批判するかのような映像が流れる。老人と出会い静かな日々が戻ってくる。
老人は自身の老いた姿であり、以前自分が家族と過ごした土地だった。
やがてオープニングと同じような映像が映し出さる。これは死のイメージ
だったのではないか。

実写映像は不要と思われた。すべてこの手書き(?)のような絵で全編とおして
欲しかった。
正直1回見ただけでは少々戸惑いがあり、いくつかの資料を読みなるほどそう
読み解くのかと思った。
こういう映画で多いのは父性よりも母性で描くことが多いのだが、今回はそれが
感じられなかったので戸惑いがあったのかもしれない。
少年は多分客観的に自分の一生を見ていたのではないだろうか。
この単純なキャラに自分自身を重ねやすいのだが、逆にそれが難解になってしまった
ようだ。日本版タイトルに惑わされずにこの物語に素直に身をゆだねるべきなんだろう
とおもう。


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