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November 10, 2016

#後妻業の女 ~わが恩師が原作を書いています。 #映画


◆お題:後妻業の女
◆監督:鶴橋康夫
◆出演:大竹しのぶ、豊川悦司、尾野真千子
非常に個人的な思い出から。
高校の選択科目は美術を選択。習字よりは「映画」をみるヒントがあるのではと
思っていたかだが、元来不器用で、何をやっても下手くそなので苦労をしました。
担当の美術教師には
「おもろない」
の一言で評価が返ってきた。仕方がないとは思いつつもあまりいい
思い出はない授業でした。

この美術教師は私の担任ではなかったがいろいろと伝説があり、うわさは
卒業してからも聞こえてきた。
一番面白かったのが、授業中に警察がやってきて連れていかれたとのこと。
この話、今となっては真偽不明なのだが、この先生が書いた小説が
「グリコ・森永事件」の犯人の手口に酷似していたという。後にこの小説を読んだ。
舞台は我が校の周り新大阪近辺で展開され、なんとなく知っている風景が連想される。
テレビや新聞で報道される脅迫による現金受け渡し方法がこの小説を参考にした
かと思われるシーンもあった。この小説のタイトルは「二度のお別れ」。
サントリーミステリー大賞で佳作に入選。先生はその後も小説に挑戦し、
後に「キャッツアイころがった」で大賞をとることになる。
 この先生の名前は黒川博行。他の先生のことは忘れても黒川先生ことは
忘れられない存在となってしまいました。
映像化作品は気づけば見ていたのですが、「後妻業」の映画化の話を聞いて
映画化は珍しいなあと思っていました。東宝は「マルサの女」のようなイメージを
印象付けたかったので「女」をつけてこのタイトルにしたかと思います。
でも、後妻って女しかできないから日本語としてはちょっと変ですね。 
 役者がそろっている点ではOK、大竹しのぶと尾野真千子との対決に期待して
いたのですがブラックなコメディ路線を目指していたところが私の期待に反していて
あまり面白くなかったです。次々と後妻に入って相手を殺して遺産を奪うという
方法で得たお金は一体何に使っていたのでしょう?こんな生き方を選んだのは
一体なぜなのかももう一つよくわからなかった。ただ単位怖い大阪のおばちゃんを
描きたかったのであれば、それはおばちゃんと呼ばれる人たちに失礼。やはりここまでの
犯罪を犯すにはその背景や理由が知りたいと思った。
厄介者の高齢者を狙った犯罪としてもっと社会的な問題に切り込むような面も
ほしかったなあ。娘の一言だけではちょっと弱い。

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